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2019年最後の一時帰国
今年最後の一時帰国。
12月15日から19日までの5日間。
いつもと同じ中華航空で、いつもと同じ便。
最近は格安航空会社が増えてきて、以前は日本行きで最安値に近かった中華航空も、格安航空に引きずられる形で、ジリジリとまた安くなってきた。
安くなるのはうれしいのだけれど、サービス面でも低価格路線なのか、いろいろと世知辛くなってきている。
機内食もグレードが落ちてきているし、ラウンジの飲食物もレベルダウン。
私がセコセコと貯めているマイレージサービスも半年くらい前から、安い運賃でカウントされる搭乗回数が75%計算になったし、マイルの対象にならないクラスも出てきた。
それでも、まだまだ座席は自由に選べるし、ラウンジも使えて、かなり満足度が髙かった。
安い切符なので、当然エコノミークラス。
しかし、格安航空との違いは、好きな席を優先的に選べて、またぎゅうぎゅうに押し込められないことだと思っている。
格安航空に乗るのは、搭乗手続きから始まって、目的地へ到着するまで、ずっと辛抱の時間で、ちっとも楽しくない。
それと比べると、中華航空は快適で、乗るのが楽しい。
然るに、今回も勝手に自分の指定席と決め込んでいる8Dという最前方席やプレエコのシートを選ぼうとすると「有料」となり、追加料金が表示されるようになった。
これには愕然とした。
これでもし満席のエコノミークラスの中に埋没しなくてはならないようだと、乗るのに苦痛が伴うようになってしまう。
そんな憂鬱な気持ちを抱いたまま、空港へ向かう。

この一年はバンコクよりピサヌロークにいることが多くなり、バンコクにはほとんどいなくなっている。
そろそろバンコクが借りているアパートも解約すべきではないかと、バンコクではホテルに泊まった方が安上がりだし、それに掃除などの面倒もなさそうだと考えるようになってきた。
バンコクのアパートを引き上げるのに、懸案は狭いピサヌロークのアパートにバンコクにある家財道具は入り切らないということ。
実際、バンコクに置いてあるもののうち、絶対なくては困るようなものなどほとんどない。
つまりイザとなれば処分してしまえば良いのだけれど、当座使わないけど処分しなくないものの筆頭は本である。
本棚いっぱいに並んだ本だけではなく、段ボール箱にも本が詰まっている。
この中で、しばらくは手元になくても良いと思われる本を日本へ持ち帰ることにする。
キャリーバック二つに本を詰めたが、まだ本全体の三分の一にもならない。
それでも、重量は30キロをオーバーしてしまった。

重たいカバンを引きずって、チェックインカウンターに預ける。
その際に、シートの希望を伝えるが、やはりチェックインカウンターでも私の希望する座席は追加料金を徴収するとのこと。
追加料金は払いたくないので、そのまま10Gという席の搭乗券をもらう。

ラウンジ内は日本人男性のグループが入っていた。
中小企業の経営者風で、大きなだみ声で、我が物顔でしゃべっている。
あんまり品の良くない会話も混ざったりするので、恥ずかしく思う。
10月くらいだったか、スコタイの遺跡で、中国語を話す団体客と遭遇したことがある。
「あー、中国人たちが来たぁ」とどうやら口が滑ってしまったようなのだが、それが先方に聞こえたらしく、「自分たちは台湾人だぞ、日本語が解るのもいるんだから、言葉に気をつけろ」と抗議を受けてしまった。
当然であろう、彼らとしてはとても不愉快に感じただろう。
台湾人としてのプライドもあるだろうし、中国人=常識知らずで喧しいという私の先入観も良くなかった。
30年以上前、農協団体旅行が盛んだったころは、世界中で日本人=ゾロゾロ、マナー無視として顰蹙をずいぶんと買っていたので、本当は中国人団体客のことをどうこう言える筋合いではない。
それが世の中の風潮に流されて、先入観での失言をしてしまった。
しかし、30年以上たった現在でも、当時とあまり変わらない旅行スタイルを維持している人たちもいるらしいことを発見した。

蝦餃
[バンコクのラウンジはサービスレベルが高いので大好き]

飛行機に乗り込んだら、私が希望してたシート周辺には「保留坐」と貼りだされていた。
たぶん、後ろの席からあとで勝手に移動してくる人を防止するためなのだろう。
以前は、この朝の便、ガラガラだったけれど、タイ人の台湾旅行が活況と見えて、ほぼ満席に近い混雑ぶりとなっている。

機内の映画で「チア男子」と言うのを見た。
チアリーディングのサークルを始めたさえない男子学生の話で、ストーリー的にはどうでも良いような軽い映画であったけれど、チアリーディングが人を元気にされるというスポーツであることをなんとなく理解した気がする。
いままでは、ただ華やかに見せるためのものと思っていたけど、そんなもんではないことを理解できた。
全体的にはむかし見た「スイムボーイズ」というシンクロ水泳をやる男子高校生の映画と同じ線を狙っている気がした。

チア男子
[旧式なのでモニターが小さい]

台北から成田へのフライトは、ゲートでシート変更となり、プレミアムエコノミーにアップグレードとなった。
後ろのエコノミーの席が満席になっているようだったから、押し出しでアップグレードされたのだろう。

日本での滞在中、年金事務所へなんどか通った。
妻の年金手続きのためで、年金事務所から送られた手続き書類を紛失したため、手続きができていないことがわかり、そのために年金事務所へ通うことになった。
年金事務所は三鷹(武蔵野市かな?)にあり、そこまでラビットスクーターで往復する。
前回の一時帰国までに、燃料タンクなどの手入れを済ませており、最初は快調に走っていたのだけれど、そのうちにまたエンジンが止まりそうなになる。
またガソリンが流れなくくなっているらしい。
カバーを外してのぞき込んでみると、ガソリンを送るチューブが裂け始めており、そこからガソリンが漏れている。

年金事務所では、予約をしていなかったこともあり、随分と長いこと待たされることになった。
しかし、対応してくださった係の人は大変に親切であり、書類の書き方を丁寧に教えてくれた。
またそればかりではなく、私の年金の算定までしてくれた。
私はもう長いこと日本を離れており、国民年金も納めてきていないのだけれど、以前日本で仕事をしていた時の厚生年金などがあるそうで、65歳になれば受給権があるらしい。
もっとも支給額が小さいのは仕方がない。

息子を新宿出会う。
家族三人で夕食となり、私の希望でシェーキーズのピザを食べることになる。
シェーキーズのピザなど大学卒業以来食べたことがないが、学生当時はピザのバイキングなど珍しく、何十ピースも食べたものである。
今回もアラカルトではなく、バイキング。
夕食ということもあり、値段もちょっと高かったけれど、随分とたくさん食べた。
しかし、むかし食べたピザの方が美味しかったような気がする。
トッピングも私はシンプルなのが好きだ。
ハンバーガー味のピザと言うものもあり、食べると本当にハンバーガーの味がするのには驚いた。
別にピザの上にハンバーガーか乗っているわけではないのだけれど、きっとハンバーガー用のソースを使っているのだろう。
息子から機内持ち込み用の小さなスーツケースをプレゼントされる。

滞在中は雨が降った日もあるが、暖かな日もあった。
雨が振れば外出が面倒になるし、ラビットスクーターをいじることもできない。
今回、自賠責保険が切れていたので、5年間の更新を行った。
古いスクーターだから故障も多いけれど、構造がシンプルだからほとんどが自分で直せるところが嬉しい。
燃料供給の不安定さはしばらく続いたが、燃料フィルターを交換することで、だいぶ症状は改善された。
あと、車体全体、フレームなどの錆び落としと、再塗装を施したいのだけれど、これもまた時間がかかる作業だから、本帰国後の作業ということになるのだろうか。

タイへ戻る飛行機も、やはりほぼ満席の状態であった。
今回はアップグレードされることはなかったけれど、隣の席は空席で空いていたのは助かった。
エコノミーでも隣に誰かいるか、いないかで圧迫感がまるで違う。
もうひとつ上のマイレージ会員資格になれば、座席も自由に指定できるらしいけれど、バンコクと東京の間を格安のチケットで往復しているだけでは、会員資格を上げることは無理なようだ。

帰りの機内では、「柴公園」という柴犬を飼っている人たちの映画を見た。
柴犬自体が話の本題ではなく、柴犬の散歩で公園に集う人の話で、犬よりも「引きこもり」がテーマになっているようで、奥手の中年男性と、引きこもりの女性のストーリー。
それなりには面白かったけれど、つつきどころ満載と言う感じもした。

バンコクには少し遅れて、午前3時前に到着。

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近況報告 2019年11月下旬~12月上旬
11月の後半に妻がタイへ1週間ほど来ていた。
ほとんどピサヌロークにいたのだけれど、こちらも休みを取って遊びに行けるような状態ではなく、ほぼ連日オフィスへ連れてきて、スタッフたちへ日本語指導にあたってもらっていた。

初めのうちは、私のスタッフたちへの指導が厳しすぎるだの、もっと褒めてやれだのと妻は私に苦言を呈していたけれど、数日たったころには、何度同じことを教えても、すぐに忘れてしまうという現実にさすがの妻も日頃の私の苦労が少しはわかってくれたようだ。

しかし、妻がスタッフの相手をしてくれていたので、私は日中自分の仕事に専念できて、仕事がはかどった。
夜も比較的早く仕事を切り上げることができた。
そして、夕食はアパートで自炊せず毎晩外食ということになった。。
外で食べれば、当然ビールも飲みたくなるので、平日もこの期間限定と理由を付けて、毎日一本ずつ飲んだ。

空飛ぶ空芯菜食堂[ここの料理は濃いめの味付けながら白粥によく合う]

アパートの環境にも妻は少しカルチャーショックを受けたようだ。
夜中まで犬の鳴き声、オスネコがうちの黒猫に言い寄って廊下で鳴く声が響き、午前3時には隣の鶏たちがコケコッコー。午前5時前からはお寺の拡声スピーカーから音楽が鳴り響いてくるという、とにかく日頃静かなところに住んでいる人間には安眠妨害としか感じられない環境とはどんなものか知ってもらった。

このような安眠妨害もあり、夜明け前に起き出し、いつものジョギングをする代わりにナーン川まで散歩をして、朝日を見てたりもした。
本当は、朝日が昇る前の、空が紫色に染まるあたりがきれいなんだけれど、ナーン川の対岸から昇ってくるオレンジ色の朝日も悪くなかった。

朝日
[ナーン川から昇ってくる朝日]

ラーチャブラナ寺のマッサージにも何度か連れて行った。
ここのマッサージおばさんが、妻の膝の痛みなど、1か月もマッサージを続けたら必ず治るという。
こちらはあちこちの病院を回ってきても、さっぱり治療効果が上がらずにいるので、こういうことを言われると藁にもすがる思いなので、これで治るのかとぬか喜びしてしまう。
「タイの人たちも、膝が痛くて人工関節入れたりするけれど、マッサージで私は何人も治してやったんだよ」とも言う。

しかし、何度か通ったけれど、妻の評価によれば、このマッサージおばさん、手抜きマッサージばかりで、街中のマッサージの方が良かったという。
希望は急速にしぼみ始めた。

ハーブの軟膏
[ラーチャブラナ寺のマッサージで使われていた軟膏]

ナーン川に浮かぶ筏のクオッティオ屋は気に入ったようだ。
川に浮かんで気持ちもいいし、味も悪くない。
とにかくのんびりした風情が良かったようだ。
他にも空飛ぶ空芯菜の食堂にも何度か食べに行った。
ここの空芯菜は美味しいし、白粥が特に気に入ったようだ。

しゃぶしゃぶシローというローカルな食堂は、しゃぶしゃぶとタイスキがミックスしたような店であった。
タレも完全にタイ風で、タイスキと違うのは、お肉類がしゃぶしゃぶ風にごく薄いスライスになっていることくらい。
野菜も白菜、空芯菜、パクチョイで、ネギの代わりにパクチーヤイ。
ブッフェなので満腹にはなったけれど、また行きたいという店ではなかった。

アパート近くにあるラバーツリーカフェという店では2回昼ご飯を食べた。
カフェだけどコーヒーなどは注文せず、カニ炒飯。
これがパラリと軽いチャーハンで、カニのエキスも絡まって、なかなか美味しい。
屋外だけれど、涼しげな木陰で、気持ちも良い。
私は以前にも来たことがあるけれど、その時は子猫が2匹遊んでいて、ネコカフェかと思っていたが、今回はネコの姿は見かけなかった。

カニ炒飯
[ここのカニ炒飯は美味しい]

食べに行ったりした中で、一番の正解は、ワットワイから北に行ったところにある飲茶屋。
偶然に飛び込んだ店だったけれど、庶民的でマレーシアあたりの南洋華僑食堂と言った感じの店であった。
店の前には蒸籠が積み上げられている。
潮州系の飲茶だからなのだろうか、ハッカオと呼ばれるエビ蒸餃子はあるけれど、あとはほとんど練り物の団子の上にキノコやカニカマもどきなどを載せたたものばかり。
香港あたりのようにシュウマイや大根餠などはなかったけれど、カノムチープというタイ風の小粒シュウマイは蒸籠とは別に10粒30バーツで皿に盛られていた。
私の好きな雲吞麺もあった。
雲吞麺自体は、オフィスの向かいにあるイムアロイの方がおいしいけれど、ここのもワンタンにエビが入っていて、結構おいしい。

雲吞麺
[ローカルな飲茶食堂の雰囲気がノスタルジック]

ピサヌロークからバンコクへ戻るとき、少し遠回りだけどペッチャブーンを回ってドライブした。
ペッチャブーンにはガイヤーンという焼き鳥で有名なウィチアンブリという町がある。
そこに立ち寄って、名物のガイヤーンを食べたのだけれど、地鶏なのかもしれないけれど、まだひな鳥みたいに小さく、肉付きも良くなかった。
半身を注文したけれど、ほとんど食べるところがなかった。
ガイヤーンの店は街道沿いなずらりと並んでいたけれど、入る店を間違えたのか、それともどこもこんなものなのかわからないけど、ちょっと失敗。

そのウィチアンブリの街はずれにあるバーンクルー温泉にも立ち寄る。
以前来た時は50バーツの質素な一人用風呂であったけれど、今回は奮発して400バーツのお風呂にした。
さすがに浴槽も大きくなり、浴室も明るくて値段の差は歴然としていた。
バスソルトやミネラルウォーターも用意されている。
ネコもついでに一緒に入浴させてもらった。
ネコもちゃんとシャワーして、すすぎもしっかりしたはずなんだけど、ネコを浴槽に入れたらば、水面いっぱいにネコの毛が浮いてしまった。
排水溝もネコの毛で詰まり気味になってしまった。

バーンクルー温泉
[一時間と言う時間制限があるらしい]

隣の浴室にも日本人が入っているよと女主人が教えてくれた。
確かに日本人男性らしい声が聞こえる。日本人の特徴ある英語で何かしゃべっている。
それに対するのはタイ人独特の英語発音で、若い女性の声である。

今回、妻がタイに来た最大の目的は銀行口座の手続きのため。
何年か前からATMカードが使えなくなってしまって、復活させる手続きをしなくてはならなかった。
オフィス近くの銀行で手続きをしようとしたが、ここでは係員が対応できないので、バンコク病院向かい側にある支店へ行ってほしいと言われる。
指示された支店へ行き、番号札をもらって1時間近く待たされる。
妻のATMカードは新しく再発行ということになった。
カード発行手数料200バーツ也。
ついでなので私の口座も確認しようとしてたら、私の口座もカードが使えなくなっていた。
係員によると、この夏にシステムが変わったので、以前のカードは使えなくなったという。
これも再発行手数料200バーツ也。
こんなの銀行側の都合なのに、費用を利用者に負担させるという発想が理解に苦しむ。
しかも、私の口座に登録されている情報に不備があるので、口座そのものもブロックされている。
解除手続きにまた明日来るように言われる。

翌日指定された時間に行ったが、番号札取ってまた1時間待ち。
しかも、待った挙句にまだ本店での手続きができてないという。
手続きができるようになったら電話で知らせるからという。
オイオイ、、、。

オイオイついでをもう一つ。
ちょっと風邪気味だったのと、ちょうど半年前に犬に噛まれて、その後の狂犬病注射をまた打たなくてはならなかったので、夜病院へ行く。
夜の時間ということもあるが、ずいぶんと待たされた。
そして、ロビーで待っているとき、小学校低学年くらいの男の子が、診察受付カウンターの中で遊んでいるのを目撃してしまった。
紙に落書きをしたり、お菓子を食べたり、引き出しを開けたり閉めたり、、、。
どうやら婦長クラスの看護婦さんの子供らしい。
タイでは子供を職場へ連れてくることは珍しくないけれど、医療現場で患者のカルテや処方箋などが置かれたカウンターで子供を遊ばせるのは、医療事故に直結してしまうだろう。
この病院、オフィスに近いし、設備もしっかりしている大きな私立病院なので、しばしば利用していたし、病院側からもメディカルツーリズムとして外国人患者を誘致したいと相談を受けたりしたけれど、そんなことより、もっと先に取り組んでもらわなくてはならない問題があるようだ。

妻が帰った後は、今度は車が災難続き。
オイル交換をしてもらったら、ベアリングがダメになっているよと言われる。
ベアリングなんてビー玉よりずっと小さい鋼球。
交換したって、大したことないだろう。
タイは工賃だって安いし、ベアリングの交換も依頼する。

簡単ですぐ終わるからと言われたが、工員はタイヤを外した後、どこかへ消えてなかなか帰ってこない。
いい加減、ベアリング交換は次回にするよと言いかけたとき、工員は帰ってきてちょこちょこッといじくって、すぐにタイヤを取り付けてくれた。
実作業時間は5分に満たない。
ベアリングを買いに行っていたそうだ。
しかし、誤算は大きかった。
たかだか500バーツ以内だろうと思っていたら、ベアリング代だけで3000バーツと言う。
鋼球交換なんかでなく、軸受けそのものの交換のようになっていた。
結局、オイル交換と併せて5000バーツ。

さらにエンジンの下にオイル漏れが見られるし、ミッションオイルが減っているという。
これはここではできないのでディーラーでやってくれとのこと。

オイル漏れ
[ミッションオイルが漏れているそうだ]

後日トヨタのディーラーへ持ち込んだ。
到着一番に「タイヤが劣化してきているからすぐ交換しましょう」という。
ミシュランタイヤがいまなら1万2千バーツという。
「オイオイ、タイヤはまだ溝もたっぷりあるし、交換は来年だよ、それよりオイル漏れをチェックしてよ」

車が持ち上げられて点検開始。
私はラウンジのようなところへ通されて、待つことになる。
ラウンジにはコーヒーや冷たい飲み物、お菓子やバジル炒めライスなんかがある。
こういうのに弱いんです。

トヨタのラウンジ
[コーヒーだけでなく、食べ物があるのが凄い]

女性係員が来て、ただいま助手席のエアバックを新しいものに無料交換できますが、交換しますかと聞いてくる。
無料なら交換してよと言ったが、よく考えたらこれってただのリコールなんかだったんじゃないだろうかとバジル炒めライスを食べながら思ってしまった。

しばらくして修理の見積が出来上がる。
部品代や工賃など細かくタイ語で書かれている。
パッと見ではわからないので説明してもらうと、ミッションオイルのパッキンがダメになっていて要交換。
当然ミッションオイルも交換、、、
で、エンジンオイルも交換となっている。
オイオイ、エンジンオイルは2日前に交換して、まだ10キロも走ってないんだぜ、、、。

しかし、パッキンの取り寄せに時間がかかるので、土曜日にまた来るように言われる。

そして、金曜日の午後3時。
電話が鳴って、「注文した部品が届いたからすぐ来るように」と言う。
こっちは仕事中なんだぜ、それにアポイントは明日の土曜日、、、
土曜日は修理する車が多いから、すごく待ちされる、今来た方がイイと粘られる。
それでも、とにかく土曜の午後に行くからと電話を切る。

で、土曜日に無事にパッキンの交換を済ませて、また数千バーツの請求を受ける。
しかし、これで終わったかと思ったら、なんだか発進がぎこちない。
まだオイルが馴染んでないのかなとも思った。

交換されたパッキン
[こんなゴムの交換程度で、修理代がかさむなぁ]

木曜日に一時帰国のために、新しく国際免許をピサヌロークの免許センターへ取りに行く。
すぐできるから座って待つように言われて、待つこと1時間。
これからお昼休みだから、午後また来るように言われる。
タイの田舎の人は時間が余って仕方ないのか、とにかく平気で待たさせるのが困る。
ご飯でも食べててと言われるが、昼ご飯など10分もあれば食べ終わってしまう。
結局、2時間以上も時間かかかってしまった。
待たされることが多いので、最近は出かけるときはノートパソコン持参で、待ち時間にも仕事ができるようにしている。

国際免許の発行も済み、金曜はバンコクで仕事なので、終業後いったんアパートにもどり、簡単に夕食を食べて、夜8時にバンコクへ向かう。
夜遅くなら5時間くらいでバンコクに到着できるだろう。
車を走らせたところハイウェイに入ってすぐ、エンジンの警告ランプがオレンジ色に点灯した。
ゲゲ、なんだなんだ、いままでこんな警告灯は点いたことがない。
これじゃ、今晩バンコクに向かうのは無理。
明日またディーラーへ持ち込むとして、どのくらい修理に時間とお金がかかるだろうかと心配になってくる。
ディーラーは朝8時かららしいので、修理が早く終われば、午後にはバンコクに入れるだろう。
ダメならお昼の飛行機かな、飛行機代高いんだろな、
いやいや、修理代はどのくらいするんだろうか、
そんなことを考えていたら、夜眠れなくなってしまった。

翌朝、ディーラーへ向かうべく、車のエンジンをかけたら、今朝は警告ランプが点灯しない。
うーむ、自動車も自然治癒力があって、時間の経過で治癒していくもんなのだろうか?
しかし、当然そんなことはなく、発信がぎこちない。それに燃料メーターの下がり方も速すぎる。
やっばり、エンジンに問題あるらしい。

ディーラーで待たされること1時間。
バジル炒めライスは朝の時間用意されていなかった。
前回とは別の女性スタッフが見積書を持ってきた。
費用は2500バーツほど、あぁ、まぁこの程度で済んでよかった。
見積もり明細を聞いてみると、エアコンの冷媒交換とか、フィルターの交換とか、あんまりエンジンと関係なさそうな項目が並んでいる。
あれれ、こんなんでエンジン不調治るのか?
女性スタッフに質問してみると、これはエンジンとは関係なくて、エンジンは現在整備士がチェックしているところだとか、、、。
さらに待つこと1時間。結果が出て原因は酸素センサーの故障だそうで、これも部品の取り寄せに数日かかるとのこと。
これからバンコクまで運転していっても大丈夫だろうかとの質問に大丈夫との答え。
なお、センサーは部品代だけで6000バーツを超える。
今日は13日の金曜日、無事にバンコクまで行けるだろうか、、。

結局は、発進時の不安定さはあるものの、高速で走っていればふだんとほとんど変わりなく、燃費がやたらと悪いのが気になったが、道は順調で3時にはバンコクへ到着できた。


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近況報告 2019年10月末~11月上旬
この一か月ほど、書くべきネタはいっぱいあったのだけれど、書いている時間が生み出せなかった。
書くのがめんどくさいと感じて、後回しにしているうちに、次のネタ候補が出てきて、そしてまた放置してしまうことの繰り返し。

ちょうどいまバンコクへ向かうための飛行機をピサヌローク空港で待っているところなので、この時間を使って、近況報告手的に書き始めることにする。

10月末には台北で会社のミーティングがあって、現地に泊三日で行ってきた。現地に二泊であっても、ピサヌロークから向かうので、前後泊含めて4泊になってしまった。
ミーティングのことはさておきとして、プライベートてで夕食に会社の仲間とホテル近くの食堂へ出かけた。
鍋が食べたいという意見があり、石鍋の店に入る。
普通の寄せ鍋風の石鍋ではなく、エビをメインにした店で、大きなエビが大皿でドカンとテーブルに置かれる。
お値段もお一人様700元を超えるといういいお値段。
また、贅沢なことに、エビや肉や野菜は、花彫紹興酒で煮込むというもの。
海鮮類もホタテなどもあり、店構えは庶民的だけれど、食材はいい。
生ビールサーバーがあったが故障中でビールはないという。
他にお酒も置いていないとのこと。
しかし、鍋を煮込む花彫紹興酒のビンはふんだんにあり、この紹興酒を飲んでもイイかと聞いたら「OK」とのこと。
これは、ひょっとしてすごくお得かもしれない。
私は喜んで紹興酒をグビグビと飲んだ。
連れの二人は、この紹興酒を料理酒と思っているようで、私が飲むのを見て不思議そうな顔をしていた。

スーパーに並ぶ花彫紹興酒
[台北のsuperでも、花彫は普通の紹興酒などよりずっと高い値段で売られてます]

台北でのミーテイング最終日は昼前に解散となり、夜の飛行機までまだ時間がある。
台北の街で時間つぶしするより、少し景色の良いところへ、それもバスの窓から眺めるくらいで楽をしたい。
陽明山を越えて北部海岸の金山までバスに乗ることにした。
コンビニで買った肉まんを一つかじりながら、国賓大飯店前より金山行きのバスに乗る。
景色を楽しもうと思ったが、快適なシートに座りこんだら眠くなって、居眠りをしてしまった。
気が付いたら陽明山当たり、本当は一番景色が良くなってくるあたりなんだけれど、外はあいにくの雨模様。
しかもガスで真っ白。
そんなわけでまた眠りに落ちて、昼寝目的でバスに乗って過ごした感じになった。

金山についたが、こちらもやはり雨模様。
傘はホテルに預けてきた荷物の中。
午後もだいぶ遅くなったけれど、まだ昼ご飯を食べていない。
どこかで簡単に食べたいと思ったけれど、金山の老街などを雨に濡れながら歩き回ったけれど、適当な食堂がない。
雨に濡れただけの金山になってしまった。

金山から淡水までバスにまた乗る。
このバスも北部海岸沿いに走るので景色がいいはず。
しかも、雨が降るということは、低気圧の中にいるわけだろう。
すると、波が粗くなって、海岸に打ち寄せる波から、波の華が見られるのではないかと期待したのだけれど、バスに乗り込んだらバンコクから急ぎのメール。
このメールに返事を書いているうちにバスは海岸線を離れてしまった。

まだ時間が余っているので、北投温泉の瀧之湯へ行く。
雨はようやく止んだようだ。
瀧之湯は繁盛していた。
以前同様に地元のご隠居さんたちがのんびりと入浴したり、床に寝そべったりしている。
日本人や韓国人も入れ替わりやってくる。
湯が熱いので、ご隠居さんたち以外は、ちょっと入っては、さっさと出て行ってしまう。
日本人男性二人組は、温泉談義をしていた。
西洋人も入浴している。
果敢にも熱い方の湯に挑戦している。
熱い方の湯は46℃である。

瀧乃湯
[リニューアルオープンしても、レトロな瀧乃湯]

路線バスを乗り継ぎながら桃園空港へ9時過ぎに到着。
バンコクに午前2時に到着して、ドンムアン空港へ向かい、そのまま早朝の飛行機でピサヌロークへ帰る。
疲れた。

11月2日からスコタイのロイクラトン祭り。
団体ツアーのお仕事で、大忙し。
イベントの主催者と言うか、歴史公園の担当者と言うか、直前まで情報を錯綜させてくれるので、たまったもんじゃない。
タイ人スタッフにそのことをぼやいたら、タイ人ならマイペンライですよと言う。

で、そのイベントだけれども、イベントのチケットは一番安い席で600バーツ。
今回仕込んだ席は1200バーツと結構なお値段です。
ショーはタイ人の大好きなライトアンドサウンドショーという光と音のショーで、私たちスタッフは会場に入れなかったけれど、外からでも光や音は十分に堪能できた。
ステージ上のショーは見られなかったけれど、ステージではスコタイ王朝の歴史を劇にして上演しているようだ。
解説がタイ語だけなので、中に入っているお客様たちは、ストーリーが理解できないのではないかと気になった。
それでもコムロイもたくさん上がるし、ゾウは出てくるし、最後には花火もたくさん打ち上げられたので、派手なショーだったことは確かなようだ。

スコタイ、ライトアンドサウンド
[会場の外で、漏れてくる音や光を楽しみました]

そして、その翌週、同じショーのチケットが余っていたので、スタッフを連れて観客として見に行ってみる。
やっぱり、会場の中で見る方が迫力がある。
満足度も上がるが、光と音の演出は大掛かりだったのに対して、演者たちの演技の方は、どうも今一つ。
セリフが一切ないというのも、そう感じさせた原因かもしれないが、ショーの後の説明では、キャストはみな地元の学生さんたちだそうだ。
どおりで素人臭いわけだ。
ショーの後はステージへ回って観客たちにもコムロイを上げさせてくれる。
これは、なかなか良い趣向に思われた。

コムロイ
[ショーの終わりは観客もステージでコムロイ上げに興じます]

チェンマイに住んでいた時に乗っていたビートルそっくりの車を見かけた。
ピサヌロークを流れるナーン川に浮かぶう筏のクオッティオ屋の前である。
ちょうどその店でお昼を食べようと思っていたところだった。
色はライトグリーン、屋根には荷台、前のライトにはフードが付いている。
そっくり。
私がチェンマイで乗っていたのはボディーはライトグリーンだけれど、ドアは薄いブラウンのツートンカラー。
それでもシートは白の皮張りだし、よく似ている。
あのビートルはしょっちゅう故障してくれてたけど、楽しい車だった。
また機会があれば巡り合いたいと思っている。

緑のビートル
[なつかしいビートル]

ランチと言えば、ピサヌロークの街はずれに、バミー・ヂャップガンというタイ・ラーメンの店がある。
ここのボリュームがすごい。
汁なしラーメンだけなのだが、牛丼で言ったら特盛に相当する。
そして、良く煮込んであるチャーシューもどっさりと乗っかっている。
私はこのヂャップガンに追加でルークチンまで入れてもらった。
さすがにボリュームがすごすぎて、その日は晩御飯を食べることができなかった。
タイのヌードル共通なのだが、ここでもバミーは少し茹で過ぎ。
タイの人は、腰の強いヌードルはお好みではないのだろうか?

バミーヂャップガン
[ボリュームがすごいバミーヂャップガン、バンコク中華街の有名店と同系かは未確認]

11月11日はロイクラトンの本番。
ピサヌロークの街でもロイクラトンの祭りが行われる。
オフィスの前の通りでは、田舎祭りの定番となる山車のパレードが続いた。
山車にはお定まりの化粧で決めた美人さんが乗り込んでいるが、山車の前で踊っている女性たちはおばさんから、おばあさんたち。
一応は民族衣装っぽく揃えているが、今一つ花がない。

ピサヌローク、ロクイラトンパレード
[田舎祭り恒例の山車が繰り出すパレード]

7月からほぼ毎朝近所をジョギングしている。
スタートはだいたい午前6時なので、今自分はまだ朝日が昇ってくる前。
そして、このところ明け方は気温が20度近くまで下がって、涼しく気持ちよい。
また、このところジョギングルートでカブトムシを良く見かける。
舗装された道路にひっくり返って、起き上がれずにもがいている。
そのままにしておくと、やがて車に踏みつぶされてしまうだろうから、見つけるたびに拾い上げて道端の草むらへ放してやる。
だいたい6キロくらいのルートを走るのだけれど、その間に何匹ものカブトムシに出会う。
しかし、半分以上は既に車に轢かれて潰れている。
生きているものは、オスよりメスが多い。
オスは角があって、角をテコにして起き上がれるのか、それとも単にオスよりメスの方が行動力があって、こうして間違って道に出てきてしまうのかわからない。
タイのカブトムシは、日本のカブトムシと比べると二回りくらい小さい。
オスの角も短くて、貧弱。
それでも、つまみあげるとシューシューと音を立てて威嚇してくる。
子供のころは、カブトムシが大好きで、商店街でカブトムシを買ってきては、飼育を試みたものだ。
2週間くらいしか生きてなかったような気がするが、カブトムシは、多摩地区であってももうその辺にいる虫ではなかった。
一方、クワガタはまだまだ雑木林で捕まえることができた。
タイでは、カブトムシはたくさんいるようだけれども、まだクワガタを見たことがない。

カブトムシ

[朝の道端ではカブトムシをよく見かけます]

ロイクラトンも終わり、本格的な乾季になってきたようだ。
青空が広がって清々しく感じられるようになった。
もっとも、日中は真夏並みの暑さだけれど、地元の人と話をしていても、気温の話が多くなってきた。
涼しいということが、みんなとても嬉しいようだ。

ワットチャンタワントク
[乾季らしい青空が広がっています]

最近、わが黒猫のところに、通ってくる雄ネコがいます。
下宿先の飼い猫で、ウォッカというキジトラ。
最初のころは、うちのネコはウォッカを警戒して、フーフーと威嚇していたのだけれど、どれほど威嚇されてもウォッカは懲りることなく、地道に甘い声を出しながら、近くをウロウロとしています。
そのうちに、うちのネコもウォッカへの警戒を少し緩めて、部屋の中にいても、ほとんど無視するようになりました。
それでも、ある程度まで近づくと、また威嚇します。

キジトラ・ウォッカ
[卑屈なくらいなウォッカ]

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| 日常 | 02:03 PM | comments (0) | trackback (0) |
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