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2019年最後の一時帰国
今年最後の一時帰国。
12月15日から19日までの5日間。
いつもと同じ中華航空で、いつもと同じ便。
最近は格安航空会社が増えてきて、以前は日本行きで最安値に近かった中華航空も、格安航空に引きずられる形で、ジリジリとまた安くなってきた。
安くなるのはうれしいのだけれど、サービス面でも低価格路線なのか、いろいろと世知辛くなってきている。
機内食もグレードが落ちてきているし、ラウンジの飲食物もレベルダウン。
私がセコセコと貯めているマイレージサービスも半年くらい前から、安い運賃でカウントされる搭乗回数が75%計算になったし、マイルの対象にならないクラスも出てきた。
それでも、まだまだ座席は自由に選べるし、ラウンジも使えて、かなり満足度が髙かった。
安い切符なので、当然エコノミークラス。
しかし、格安航空との違いは、好きな席を優先的に選べて、またぎゅうぎゅうに押し込められないことだと思っている。
格安航空に乗るのは、搭乗手続きから始まって、目的地へ到着するまで、ずっと辛抱の時間で、ちっとも楽しくない。
それと比べると、中華航空は快適で、乗るのが楽しい。
然るに、今回も勝手に自分の指定席と決め込んでいる8Dという最前方席やプレエコのシートを選ぼうとすると「有料」となり、追加料金が表示されるようになった。
これには愕然とした。
これでもし満席のエコノミークラスの中に埋没しなくてはならないようだと、乗るのに苦痛が伴うようになってしまう。
そんな憂鬱な気持ちを抱いたまま、空港へ向かう。

この一年はバンコクよりピサヌロークにいることが多くなり、バンコクにはほとんどいなくなっている。
そろそろバンコクが借りているアパートも解約すべきではないかと、バンコクではホテルに泊まった方が安上がりだし、それに掃除などの面倒もなさそうだと考えるようになってきた。
バンコクのアパートを引き上げるのに、懸案は狭いピサヌロークのアパートにバンコクにある家財道具は入り切らないということ。
実際、バンコクに置いてあるもののうち、絶対なくては困るようなものなどほとんどない。
つまりイザとなれば処分してしまえば良いのだけれど、当座使わないけど処分しなくないものの筆頭は本である。
本棚いっぱいに並んだ本だけではなく、段ボール箱にも本が詰まっている。
この中で、しばらくは手元になくても良いと思われる本を日本へ持ち帰ることにする。
キャリーバック二つに本を詰めたが、まだ本全体の三分の一にもならない。
それでも、重量は30キロをオーバーしてしまった。

重たいカバンを引きずって、チェックインカウンターに預ける。
その際に、シートの希望を伝えるが、やはりチェックインカウンターでも私の希望する座席は追加料金を徴収するとのこと。
追加料金は払いたくないので、そのまま10Gという席の搭乗券をもらう。

ラウンジ内は日本人男性のグループが入っていた。
中小企業の経営者風で、大きなだみ声で、我が物顔でしゃべっている。
あんまり品の良くない会話も混ざったりするので、恥ずかしく思う。
10月くらいだったか、スコタイの遺跡で、中国語を話す団体客と遭遇したことがある。
「あー、中国人たちが来たぁ」とどうやら口が滑ってしまったようなのだが、それが先方に聞こえたらしく、「自分たちは台湾人だぞ、日本語が解るのもいるんだから、言葉に気をつけろ」と抗議を受けてしまった。
当然であろう、彼らとしてはとても不愉快に感じただろう。
台湾人としてのプライドもあるだろうし、中国人=常識知らずで喧しいという私の先入観も良くなかった。
30年以上前、農協団体旅行が盛んだったころは、世界中で日本人=ゾロゾロ、マナー無視として顰蹙をずいぶんと買っていたので、本当は中国人団体客のことをどうこう言える筋合いではない。
それが世の中の風潮に流されて、先入観での失言をしてしまった。
しかし、30年以上たった現在でも、当時とあまり変わらない旅行スタイルを維持している人たちもいるらしいことを発見した。

蝦餃
[バンコクのラウンジはサービスレベルが高いので大好き]

飛行機に乗り込んだら、私が希望してたシート周辺には「保留坐」と貼りだされていた。
たぶん、後ろの席からあとで勝手に移動してくる人を防止するためなのだろう。
以前は、この朝の便、ガラガラだったけれど、タイ人の台湾旅行が活況と見えて、ほぼ満席に近い混雑ぶりとなっている。

機内の映画で「チア男子」と言うのを見た。
チアリーディングのサークルを始めたさえない男子学生の話で、ストーリー的にはどうでも良いような軽い映画であったけれど、チアリーディングが人を元気にされるというスポーツであることをなんとなく理解した気がする。
いままでは、ただ華やかに見せるためのものと思っていたけど、そんなもんではないことを理解できた。
全体的にはむかし見た「スイムボーイズ」というシンクロ水泳をやる男子高校生の映画と同じ線を狙っている気がした。

チア男子
[旧式なのでモニターが小さい]

台北から成田へのフライトは、ゲートでシート変更となり、プレミアムエコノミーにアップグレードとなった。
後ろのエコノミーの席が満席になっているようだったから、押し出しでアップグレードされたのだろう。

日本での滞在中、年金事務所へなんどか通った。
妻の年金手続きのためで、年金事務所から送られた手続き書類を紛失したため、手続きができていないことがわかり、そのために年金事務所へ通うことになった。
年金事務所は三鷹(武蔵野市かな?)にあり、そこまでラビットスクーターで往復する。
前回の一時帰国までに、燃料タンクなどの手入れを済ませており、最初は快調に走っていたのだけれど、そのうちにまたエンジンが止まりそうなになる。
またガソリンが流れなくくなっているらしい。
カバーを外してのぞき込んでみると、ガソリンを送るチューブが裂け始めており、そこからガソリンが漏れている。

年金事務所では、予約をしていなかったこともあり、随分と長いこと待たされることになった。
しかし、対応してくださった係の人は大変に親切であり、書類の書き方を丁寧に教えてくれた。
またそればかりではなく、私の年金の算定までしてくれた。
私はもう長いこと日本を離れており、国民年金も納めてきていないのだけれど、以前日本で仕事をしていた時の厚生年金などがあるそうで、65歳になれば受給権があるらしい。
もっとも支給額が小さいのは仕方がない。

息子を新宿出会う。
家族三人で夕食となり、私の希望でシェーキーズのピザを食べることになる。
シェーキーズのピザなど大学卒業以来食べたことがないが、学生当時はピザのバイキングなど珍しく、何十ピースも食べたものである。
今回もアラカルトではなく、バイキング。
夕食ということもあり、値段もちょっと高かったけれど、随分とたくさん食べた。
しかし、むかし食べたピザの方が美味しかったような気がする。
トッピングも私はシンプルなのが好きだ。
ハンバーガー味のピザと言うものもあり、食べると本当にハンバーガーの味がするのには驚いた。
別にピザの上にハンバーガーか乗っているわけではないのだけれど、きっとハンバーガー用のソースを使っているのだろう。
息子から機内持ち込み用の小さなスーツケースをプレゼントされる。

滞在中は雨が降った日もあるが、暖かな日もあった。
雨が振れば外出が面倒になるし、ラビットスクーターをいじることもできない。
今回、自賠責保険が切れていたので、5年間の更新を行った。
古いスクーターだから故障も多いけれど、構造がシンプルだからほとんどが自分で直せるところが嬉しい。
燃料供給の不安定さはしばらく続いたが、燃料フィルターを交換することで、だいぶ症状は改善された。
あと、車体全体、フレームなどの錆び落としと、再塗装を施したいのだけれど、これもまた時間がかかる作業だから、本帰国後の作業ということになるのだろうか。

タイへ戻る飛行機も、やはりほぼ満席の状態であった。
今回はアップグレードされることはなかったけれど、隣の席は空席で空いていたのは助かった。
エコノミーでも隣に誰かいるか、いないかで圧迫感がまるで違う。
もうひとつ上のマイレージ会員資格になれば、座席も自由に指定できるらしいけれど、バンコクと東京の間を格安のチケットで往復しているだけでは、会員資格を上げることは無理なようだ。

帰りの機内では、「柴公園」という柴犬を飼っている人たちの映画を見た。
柴犬自体が話の本題ではなく、柴犬の散歩で公園に集う人の話で、犬よりも「引きこもり」がテーマになっているようで、奥手の中年男性と、引きこもりの女性のストーリー。
それなりには面白かったけれど、つつきどころ満載と言う感じもした。

バンコクには少し遅れて、午前3時前に到着。

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| 日常 | 04:27 PM | comments (0) | trackback (0) |

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