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2017年の社員旅行
6月23日(金)~25日(日)

年一回の社員旅行に参加してきました。
毎年のことながら「食べ物が美味しくない」とか「ビールがない」などと不満を口にしながらも、内心では楽しみにしている旅行でした。
しかし、今回は体調が悪くて、とても辛い旅行になってしまいました。

たぶん北海道で露天風呂を満喫しすぎたためでしょうか、帰ってきてからずっと喉が痛く、さらにバンコクも雨期本番に入ったらしく、帰宅時に雨に濡れることが続いたため、風邪を引いてしまったようです。
いつもなら、一晩ゆっくり休めば元気になるはずなのですが、よほど強力なウイルスにでもやられたのか、なかなか体調が回復しません。
そのな状況の中での社員旅行となりました。

旅行の行き先は「プラチンブリ」。
風光明媚な場所でも、なにか特別な場所でもなく、大きな工業団地の中にあるリゾート風の宿泊施設に2泊です。
行き先が、行き先のためか、社員にはあんまり人気がなかったようで、私の部署では半分くらいのスタッフが不参加となりました。
なぜこんな不人気な目的地を選んだのか理解に苦しみますが、経費節減目的で、参加者絞込みの奇策だったのでしょうか。

プラチンブリへ行く途中、チャチュンサオを経由する。
チャチュンサオでは、ソートン寺院の参拝が組まれている。
タイのスタッフたちが考えた企画だから、有名寺院の参拝は必須行程なのだろうけれども、体調のよくない私としては苦痛に感じるだけ。
たぶん他の日本人スタッフにしたところで、有名寺院だからといっても、どうせ信心など微塵もないのだろうから、参拝したいとは思っていないだろう。
むしろチャチュンサオで最近の流行は「ピンクのガネーシャ」ではないかと思うが、そこへは見学先に含まれていない。
私は寺院見学をせず、バーンパコーン川を眺めて時間つぶしをした。

バーンパコーン川
[バーンパコーン川 茶色い流れ]

午後早い時間に宿に着いたが、すぐには部屋へ入れてもらえない。
チームビルディングのプログラムが組まれていて、それに参加しなくてはならないらしい。
いまさらチームビルドでもないけれど、若い人の多い職場だから、こうしたプログラムも必要なのだろう。
しかし、私は参加するには辛いので、会場の後ろで見学させてもらう。
なんだか小学校のときに、風邪引いて体育の授業を見学しているような感じがした。

チームビルドの指導員が、チームワークとか、役割分担とかについて講釈しているのを聞いていたら、こんなことを言っていた。
「オフィスの家政婦(メーバーン)も大切なチームの一員だ」
「なぜなら、家政婦がいなかったら、オフィスはゴミだらけになってしまう」
その通りかもしれないが、私としては賛成しかねる。
オフィスで家政婦を雇っているから、スタッフは自分から掃除をしようという意識がない。
食べたら食べっぱなし、使った食器もそのまま、
週末など家政婦が来ない日には、ゴミがクズカゴからあふれても、だれも処理しようとしない。

オフィスだけではなく、学校でも掃除をするのは生徒たちではなく、雇われた家政婦たち。
タイの人たちは、日本の街や道が清潔できれいだと感心しているが、タイと日本の違いは身の回りを自分からきれいにしようとするかどうかにかかっているのではないかと思えてくる。
チームビルドより先に、学んでほしいことは他にあるようだ。

ホテルのプール
[リゾートホテル風のプールもあったが、結局一度も泳がずじまいだった]

夕食のバイキングは、寂しいメニューであり、私の食べられるものは不味いパッタイしかなかった。
豚の血ゼリーのスープ、苦手というより、食欲が減退してしまう。
豚足も駄目なのだが、なぜか豚足を使った料理が二種類もあった。
喉も痛いし、熱っぽいので、早々に退散する。

翌朝の朝食も、なんだかいまひとつ。
日系企業の多数進出している工業団地の中の宿泊施設なので、日本人の利用者も多いし、「日本亭」というバンコクでも有名な日本料理屋も入っているにもかかわらず、和風の朝食はとても寂しい限りだった。

肉じゃが(ニグジャガ)だそうです
[日本食コーナーにあった「肉じゃが」と書かれた料理 ニグジャガだそうです]

この二日目は丸々フリータイムとなっている。
工業団地に宿泊して、フリータイムに何か楽しめる場所もなさそうだし、退屈するだろうと思い、事前にオプショナルツアーを申し込んでおいた。
ツアーはラフティング。
朝から夕方までの終日プランなのだが、具合が悪いのでキャンセルしようかと思ったが、キャンセルは不可とのこと。
なんとなれば、社員旅行参加者数十人、大型バス2台でやってきていながら、ツアー申込者は私を入れてたった3人しかいないとのこと。
私がキャンセルしたらツアーが成立しなくなってしまうらしい。

ラフティング参加者
[ラフティングツアー全参加者 3名]

終日プランのはずであったが、実際にラフティングをしている時間は正味一時間もなかった。
ただひたすら、屋外で待たされるばかり。
午前中は昼食時間まで待機。
昼食後はラフティングベースへの移動まで待機。
ラフティグベースでも、待機。
ラフティングを開始する場所まで移動して待機。

のどかな景色の中でひたすら待つ
[のどかな景色の中で、延々と待たされる]

さんざん待たされてゴムボートに乗ったのは3時過ぎ。
これなら午前中は宿でのんびりさせてほしかった。

昼食会場
[昼食会場に掲げられた"Happy New Year" しかし、15年前からずっとそのままらしい]

ラフティングそのものは、チェンマイあたりの渓流と異なり、激流を下るといった感じにはならなかった。
ところどころに岩場や瀬があるのだけれど、如何せい水量が足りず、ゴムボートは座礁して身動きがつかなくなる。
船頭さんがボートから飛び降りて、一生懸命ボートを引っ張ったり、押したりして、進むのだから30分かけて歩いてきた道のりに、ラフティングで一時間近くかかってしまう。

これでも急流ということになるようです
[こんな瀬ばかりでは、ゴムボートでも座礁して動けなくなってしまう]

もっとも、私はオールで漕ぐわけでもなく、ただボートに乗っているだけだったので、楽チンではあった。
飛沫を浴びることもなく、シャツも濡れずにすんだので、風邪を悪化させることにはならずに済んだ。
これは喜ぶべきことなの、悲しむべきことなのか。

余裕のラフティング
[スリル万点とは程遠い 余裕の川くだり]

二晩目の夕食も、残念な内容のバイキング。
メニューはタイ料理のみ。
夕食の指定された時刻に会場へ行ったが、だれも来ていない。
食べられそうなものがほとんどないので、さっさとソムタムを食べて部屋に引き上げる。

最終日、まっすぐバンコクへ向かってほしいところだけれど、途中にショッピングと称して土産物店とお菓子屋の2軒に立ち寄る。
私は身体が辛いので、バスから降りずに休ませてもらった。
なお、バスの移動中もそうなのだが、バスの車内でタイのポップソングを大きな音量で流し続けている。
タイ人スタッフには大音量とは感じないようなのだが、私には頭が痛くなって仕方がなかった。
静かな車内、そして寒くない車内というのは社員旅行では望めないらしい。

小さな赤い花
[ホテルの庭に咲いていた小さな赤い花 名前はなんだろう]

バンコクには5時ころに到着、ちょうどスコールが振り出してきそうだったので、バスから降りて大急ぎで帰宅する。
帰宅して体温を測ったら、38.5度になっていた。

タイの赤とんぼ
[ラフティングをした渓流で見かけた赤とんぼ バンコクのタクシーのような色をしていた]

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