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2泊4日北海道旅行 / 定山渓温泉
6月18日 日曜日

札幌の民宿は素泊まりなので、朝食が付いていない。
朝食に何を食べるかだけれども、現在の札幌の名物「スープカレー」と言うのは気になっている。
職場の札幌出身者からは丁寧にもピカンティと言う店のスープカレーが美味しいとおすすめももらってきている。
もともと朝からカレーと言うのは嫌いではない。
また、ネットのブログや書き込みを読んでいるうちに"朝からスープカレー"と言うタイトルでピカンティを紹介しているものがあった。
うん、もう朝ごはんはピカンティのスープカレーで決定と、勝手に決めつけてしまう。

8時過ぎに宿を出て、札幌の街を東に向かって歩く。
既に昨日も歩いているので、地図を見なくても歩ける。
まず、向かった先はセントラルスポーツセンターと言う場所。
別に朝からフィットネスをしようと言うのではなく、そこから午後2時に定山渓行きのバスが出ることになっているので、その下見をしおく。
今朝も朝から大変にいい天気。

セントラルスポーツセンターまで20分ほど歩く。
ここまで荷物を引きずってくるのは大変そうなので、荷物は明日まで宿に預かってもらうことに使用などと虫のいいことを考える。

このスポーツセンターの近くに二条市場があった。
札幌の台所などと紹介されているようだけれど、台所的な市場ではなく、観光客向けの水産物店と言った感じになって、毛ガニやタラバなどを中心に売っている。
また夕張メロンなんかも並んでいる。
カニは一万円前後、メロンも数千円前後と発展途上国で勤労している私には手の出ないような金額。
貧乏臭さは、私の場合、着ているものも顔つきにも出ているためか、店先のお兄さんたちからほとんど声がかからない。
しかし、私の前後を連れ立って歩いている人たちは、熱心に呼び止められて、口上を聞かされている。
この二条市場では朝食を食べさせる食堂もあるようで、見た感じ大衆食堂のようだが、表看板に出ている海産物の丼は、数千円となっている。
朝ごはんの丼に数千円を使える人たちが世の中には沢山いるらしい。
私はウニも魚卵類も、カニもエビも大金をはたいてまで食べても、味の違いか判らないので、コレステロールが高そうだから、健康のために食べない方か良さそうだなどと勝手に自分自身に言い聞かせてしまう。

二条市場のすぐ先の創成川は、大道理公園ほどではないが道の真ん中が公園になっていて、そこにたくさんの人が集まって、ヨガダンスのようなことをしていた。
その数数百人以上。
観光客風も多く、またこの集団を取り囲んで写真を撮っている人も多い。
この街中の集団ヨガダンスも札幌の観光名物の一つなのだろうか。

集団でヨガ
[二条市場前の創成側川にある公園では集団でヨガをやっていた]

銀行口座へ現金を入金しなくてはならない。
明日、定山渓からもどって処理しても間に合いそうだけれども、そうするとかなりバタバタしそうなので、できれば今日のうちに処理したいと思っていた。
持っている口座は「みずほ」と「住友」で、どちらも札幌に支店があるが、今日は日曜日だから支店業務はやっていないはず。
CDでどこまで処理できるかわからないので、確認のために二つの銀行へ回ってみる。
そして判明したことは、どちらの銀行も現金の入金手続きがCDでできること、しかも住友銀行なら日曜日でも通帳を使えば手数料無料とのこと。
これは住友銀行に今日中に入金しておくに越したことはない。
残念ながら、みずほは手続きできても手数料がかかるらしい。
銀行によってルールがひとなるようだ。

ふたたび旧道庁まで行き、レンガ造りの外観を眺める。
朝早くから観光客がたくさん集まっている。
札幌は観光都市だ。
旧道庁の内部は博物館になっているらしい。
季節なのか白い綿毛がふわふわと空気中にたくさん漂っている。
ポプラの綿毛だろうか。

旧道庁
[今日も快晴 6月だけど五月晴れみたいだ]

白いのは綿毛だけではなく、青空に大きな白い鳥が飛んでいる。
大きさはカラスほど、目をよく凝らしてみるとカモメのようだ。
札幌は港町でもないのに、どうしてカモメがこうして街の空を飛んでいるのだろうか?

札幌にカモメ?
[青空に白く見えるのが、どうやらカモメらしい]

さて、朝食にスープカレーを食べようと思っていたピカンティだけれど、9時を過ぎているのにまだ営業していない。
日曜日は定休日なのだろうかとも思ったが、店の前に張り紙がしてあり「11:00からの営業」とある。
11:00では朝食ではなく、昼食ではないか、、、情報を読み間違えていたのだろうか?

スープカレーのピカンティ
[スープカレーのピカンティの営業は11時からとなっていた]

宿は10時チェックアウトなので、いったん宿へ戻り荷物を整理して、カバンは宿の奥さんに明日の11時半ころまで預かっていただくようお願いする。
味噌、醤油、ソバなど重いものばかりを詰め込んだのでカバンがずっしり重くなってしまった。

さっき確認した住友銀行まで戻って現金を入金する。
そのままピカンティの前を通ったら、まだ営業開始まで30分はあるというのに、もう店の前に並んでいる人がいる。
私は朝食を食べていないし、このまま私も並んでスープカレーを食べようかと言う気になりかけたが、昨晩の雪辱を晴らすため、回転寿司のトリトンまでテクテクと歩く。
本日も快晴なり。

札幌大通り公園
[朝からこんなに天気がいいと、本当にうれしくなる]

11時を少し回ったところだというのに、トリトンはもう行列ができていた。
受付で確認すると、だいたい30分待ちとのこと。
わざわざここまで来たし、これから他を探しても時間の無駄になりそうなので、行列に並んでみる。
並ぶといっても、立って並ぶのではなく、ベンチに腰かけて、番号を呼ばれるのをひたすら待つだけである。

トリトンで順番待ち
[開店早々というのに、もう数十人が並んでる大盛況]

番号が呼ばれ、カウンター席に案内されるが、勝手がよくわからない。
とりあえずオシボリは渡されたが、お茶などはセルフサービスらしい。
よく見まわしたらカウンターの上に給湯コックが用意されていた。
コックは2つ付いていて、湯のみを押し付けると湯が出る仕組みらしい。
しかし、確かに湯は出るのだが、お茶ではない。
ただの透明なお湯である。
隣の人を見てみると、ちゃんと緑色のお茶が湯のみに入っている。
うーん、これは一体?
ティーバッグも見当たらず、しばし考える。
そうだ、コックが2つ付いているから、きっともう一つのコックからは緑茶の濃い原液が出て、お湯とミックスして好みの濃さにする仕掛けだろうと見当をつけた。
見当は外れた。
もう片方のコックからも透明なお湯しか出なかった。

後でわかったのだが、醤油やガリなどをセットした所に抹茶の粉があり、これを湯のみに入れてからお湯を注ぐシステムになっていた。

目の前のカウンターの前をベルトコンベアに乗った寿司が回っている。
まるほど、テレビとかで見てきた回転寿司とおんなじだ。
皿の色によって値段が違うはずだが、何色がいくらなのかよくわからない。
銀シャリに乗ったネタが大振りで、なるほどこれが人気の原因なんだろうと解釈する。
しかし、どの皿から食べようかと思案しているうちに皿はどんどん流れて行ってしまう。
あんまり考えずに、勝手に手を伸ばすのがコツらしい。

イカ、アジ、タコ、サバ、甘エビ、軍艦巻きなどを適当にとって食べてみる。
イカやタコは厚切り過ぎて、可否切るのに苦労する。
もう少しワサビを利かせて食べたいが、抹茶粉やガリなどのある場所にはワサビは置いてなかった。
周りの人を見てみると、回ってくる皿に手を伸ばすだけではなく、カウンター奥の板前さんに単品ずつ注文していたりする。
しかし、その注文の仕方が難しい。
あんまり聞きなれない、創作料理のような名前で注文している。

そんなわけで、回ってくるものばかり食べていたわけだが、それでも7皿か8皿は食べたことになり、ランチタイムでシャリも大きめだったこともあるのか、すっかり満腹になってしまった。
しかし、周りを改めて見回してみると、女の人でも10皿くらい食べている人がいる。
10皿と言ったら、20貫相当ではないか。
札幌の人は随分と食べるものだと感心してしまった。

お腹いっぱいになり、ふたたび中心部に向かって歩く。
汗ばむくらいの陽気だ。
昼と夜の温度差が大きい。

気温は27℃
[気温は27℃を示している 気温は高いけどさわやか]

時計塔を横切り、大通り公園を突っ切って、三度旧道庁まで来て、今度は内部の博物館を見学させてもらう。
入場料は無料であった。
北海道開拓の資料や樺太、北方領土に関する展示に力を入れているらしい。
樺太については、終戦時の悲劇の展示があり、すでに何度も聞いている話だけれど、白黒写真とともに解説にひとつひとつ目を落としてしまう。

時計台前の観光馬車
[アスファルトで馬車を引くのは馬も辛かろう]

午後2時の定山渓ビューホテル行きのバスに乗り込む。
熟年女性の小グループと、なんとか戦車隊御一行と言う老人団体と乗り合わせた。
あぁ、今でも戦友会と言うのは続いているのかぁ、と感慨に耽りかけたが、戦友会の構成員にしては、老人と言ってもまだ70歳代くらいにしか見えない。
どうやら自衛隊のOBのようだ。
沿道をあちこちを指さしながら、昔話に花を咲かしている。

1時間ほど走り、トンネルを2つほど抜けて、定山渓温泉で最初に見えてきたホテルがビューホテル。
バスから降りて、フロントでチェックインをするため列に並ぶ。
バスで降りた人たちが一斉にチェックインするわけだから、込み合うはずだし、しかも大型バス2台での到着である。

部屋は本館15階の洋室であった。
眺めは良い。
眼下に渓谷と大きな橋、そして温泉旅館などが見える。
しかし、部屋の中は洋室で、しかもあんまり趣味のよくないシャンデリアなんかがあったりして、温泉情緒には少し欠けている。
女中さんがお茶を入れに来てくれるわけではないが、
それでも、温泉饅頭はひとつ置かれていた。

定山渓ビューホテル 本館洋室
[一人には広すぎるくらいの部屋]

浴衣はサイズの合うものがなかったので、フロントに降りて特大サイズを借りてくる。
その際に「この周辺でハイキングコースのようなものがないだろうか」と尋ねてみたが、「このあたりにはハイキングコースのようなものはない」と初老のフロントマンは答えた。
彼は日本人であったが、そのほかの若いホテルスタッフのほとんどが、オさんであったり、シュウさんであったりとかで、ほとんどが中国や韓国出身者の様であった。
もっとも、宿泊客にも韓国人グループがだいぶいるようだった。

定山渓温泉街
[定山渓ビューホテル本館15階の部屋からの景色]

ハイキングコースがないのは寂しいが、ともかく定山渓温泉周辺を歩き回ってみる。
国道との交差点に「太郎の湯」と言う公共の足湯施設があった。
足湯に浸かっている人もいる。
足湯の隣に河童の像が立っている。
河童には名前がついていて、「かっぱ太郎」と言うらしい。
なんだかキュウリの漬物みたいだが、女の子みたいに見える河童の像であった。

かっぱ太郎
[空き地にはルピナスの花がたくさん咲いていた]

信用金庫の小さな支店があり、そこが観光案内所を兼ねていた。
定山渓に関するパンフットや案内などはあまり充実していなかったが、周辺を歩くのに手頃な地図を頂戴した。
ホテルではハイキングコースなどはないと言われたが、地図を見てみると、ちょっとしたハイキングに良さそうなところが地図に記載されていた。
すぐ近くの神社の奥には「夕日岳」と言う標高594メートルの山があり、登山道があるようだし、温泉街の反対側にも同じくらいの高さで「朝日岳」と言うのがあり、観音堂から登れるらしい。
さらに定山渓と言うくらいだから、渓谷になっており、渓谷に沿って「二見定山の道」と言うのもある。
6月の北海道は日が長く、夕日まではまだ何時間かありそうなので、二見定山の道と言う渓谷沿いの道を歩いてみることにした。

二見定山のハイキングコース
[二見定山のハイキングコース]

ハイキングコースなどないとはとんでもないことで、ちゃんとしたハイキングコースが2本も渓谷沿いに整備されており、渓流コースとふるさとコースがあった。
私は2.5キロの渓流コースを歩くことにした。
新緑に覆われた山道で、渓流の音を聞きながら、気分の良い散策ができた。
途中、道か崩れているのか、立ち入り禁止になり迂回しなくてはならない箇所もあったりした。

通行止め
[崩れた箇所でもあるのか通行止めになっている箇所もあった]

定山渓温泉には河童のオブジェがたくさんあり、河童伝説が有名らしいが、その伝説の発祥の地となるのが「かっぱ淵」ということになっているが、上流にダムができてしまっているためか、淵をはじめ渓流の水量は河童が暮らせるほどには多くないようだ。

かっぱ淵
[河童に惚れられた若者が淵に引きずりこまれ、河童と暮らすようになったという伝説の場所]

「二見吊橋」と言う赤く塗られたきれいな吊り橋がかかっており、ここら辺から観光客の姿を見かけるようになった。
台湾かららしい夫婦連れも記念写真など撮っていた。
また、観光客の姿だけではなく、河童のオブジェも多くなった。
それぞれの河童は河童と言うだけで、統一されたイメージはなく、バラバラの個性を持った河童たちである。

二見吊橋
[この橋から先は公園など整備が進んでいる]

このハイキングコースではFree WiFiスポットがあったりして、ネットに接続できるようになっている。
こうした屋外でFree WiFiを開放しているというのは、観光客誘致に効果的だと思われる。
下手にホームページで宣伝しなくても、観光客が勝手に撮った写真をネット上にアップしてくれるのだから。

カッパかっぱ大王かっぱの水飲みヨシヤルゾ

ホテルの横には大きな定山渓大橋と言うのが架かっているが、その橋の陰に隠れるように、高山橋と言う古びた吊り橋があり、営業していないのではないかと思われるような旅館につながる急な坂道を渓谷に下ったところに架かっていた。
この高山橋を渡ってホテルに戻る。

高山橋
[廃橋のようにも見える高山橋]

ホテルの入り口にいたスタッフに「今日の入り込み具合はどうですか?」と尋ねたのだが、どうも質問の内容がわからなかったらしく、中国訛りで「フロントで聞いてください」と言われる。

夕食は6時からと言うことになっているので、まだ1時間ほどある。
温泉に来たからには、温泉三昧としなくては、、、
浴衣に着替えて、最上階の展望浴場へ。
そして、さらにその上の、屋上にある露天風呂へ。
露天風呂そのものは、屋上にあって、周囲の眺めはよいのだが、屋上そのものは、殺風景で、ただコンクリートの屋上に温泉があるといった感じ。
葦簀がかかっているわけでもなく、湯から上がって腰かける場所もない。
もう一工夫ほしいところだ。

お湯そのものは、無色でほとんど無臭。
北投温泉の強烈なお湯とは反対におとなしいお湯。
温度も適温で、42度くらいのようだ。
浴槽内の水位が高いというか、ちょっと深めの湯の張り方で、浴槽の中でしゃがんでも、腰を少し浮かせていないと潜ってしまうほど。
そのためか、露天風呂の浴槽の片隅に、アルミ製の台が沈めてあり、腰かけられるようになっていた。

この定山渓ビューホテルは、最上階以外に地上階にも大きな入浴施設があり、大急ぎでそっちのお風呂にも行ってみる。
こちらの露天風呂は眺望こそ望めないが、岩風呂になっている。
そして、やはりちょっと深い。
露天以外にもミストサウナやジャグジー、打たせ湯などがある。
私は、泡の出お風呂とかより、静かにお湯に浸かっている方が好きなので、ジャグジーなどには入らなかった。
私はまだスーパー銭湯と言うところへ行ったことがないが、スーパー銭湯もいろんな入浴施設がそろっているそうだけど、私には普通の銭湯の方が好ましく感じることだろう。

夕食は巨大なバイキング会場で食べることになる。
自由席と言うわけではなく、ちゃんと席が指定されているようで、会場の入り口で受付をしたら、若い男性スタッフにテーブルまで案内された。
スタッフは日本人であった。
そして、「まずはお飲み物の注文から承ります」と当たり前ながら、ちゃんとした日本語で聞かれる。
今晩は飲まなてもいいかなと思っていたが、こんな聞き方をされると、やっぱり何か注文して起きたなる。
風呂上りでもあることなので、ビールを注文。
「お客様、ビールでしたら、飲み放題プランがお得ですよ、2杯も飲めば元が取れます」なんて私の心理を突いた言い方をしてくる。
いつもなら、ウエルカムなところだが、今日のところは自重しておく。
夕食のバイキングのバラエティーがすごく多いので、ビールを飲みだしたら、せっかくのバイキングが食べられなくなってしまう。

まずは、ビールのツマミになりそうな枝豆や竜田揚げ、たこ焼きなどをもらってきて、グビリとやってみる。
いやぁ、こりゃ美味い。
ビール790円也は節約旅行中の身には安くはないが、でもやっぱりビールを頼んでよかったと思う。
続けてズワイガニとニギリ寿司をもらってくる。
ズワイガニは冷凍ものだろうし、あんまり期待していなかったが、細い脚ながらちゃんと身が入っていて、手掴みで、身をほじくり、ほじくり食べる。
寿司はトリトンとはだいぶ違って、貧弱ではあるが、バンコクのブッフェに並ぶ寿司よりはずっと上等だった。
しかし、カニを食べていたら、ビールが急激にまずくなった。
ビールにカニの生臭さが移ってしまったのか、なんだか鼻につく。
うん、やっばり飲み放題にしなくて正解だったようだ。

それからも、ステーキ、サラダ、煮物、うどん、ラーメン、ピザ、カレーライス、アイスクリーム、みつ豆、ケーキと食べまくる。
パスタも食べたかったが、断念する。

ガパオライス
[定山渓ビューホテルのガパオライスだそうです]

夕食後、腹ごなしに定山渓の温泉街を歩いてみる。
温泉街と言っても、閑散としたもので、そぞろ歩きをしている人をあんまり見かけない。
スナックなどもあるにはあるがカラオケなんかも聞こえず閉まりかえっている。
今日が日曜日の晩だからなのだろうか。
月見橋という橋のあたりが温泉街の中心地のようだったが、大きな温泉旅館は何軒も集まっているが、温泉街特有の猥雑さなどは微塵もなかった。
それとも芸者さんがお座敷へ行き来しているような温泉街は21世紀の日本にはなくなってしまったのだろうか?
浴衣でそぞろ歩きをしている観光客は見かけなかったけれど、河童のモニュメントはあちこちで見かけた。

足湯の河童たちミスジョウザンケイ定山渓温泉

昼間は暑いくらいだったけれど、夜になると気温が下がり、寒くなってきた。
浴衣がけで歩き回ったら、すっかり体が冷えてしまい、ホテルへもどってまた屋上の温泉に浸かる。
満天の星空を期待したのだが、星はあんまり見えなかった。

[最終日へつづく]

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