5月になってもピサヌロークはやたらと暑い。
気温が40度を超える日もしばしば。
この季節に暑いのは例年と一緒なのだけれど、今年はどうにも耐えられなく感じるほど。
年齢的に体力が落ちてきて、暑さに対する抵抗力が落ちているのかとも思う。
ピサヌロークの下宿先近所で時々野菜を買う店の女主人に「歳のせいか暑さに耐えられなくなってきてる」とぼやいたら、私とほぼ同年代と思われる女主人は「今年は特に暑いからだ」と言った。
それにピサヌロークの下宿の部屋は西日に焼かれるので、午後から夕方にかけての暑さたるや尋常じゃない。
それに窓が1か所しかないので風通しも悪い。
エアコンを付ければ問題解決するはずだろうけど、3年前にこの部屋の暑さの中で死んでいったネコのことを思うと、意地でもエアコンのスイッチは入れたくない。
[下宿のネコ、ウォッカは暑くないのだろうか?]
そんな訳で週末など仕事がなくてピサヌロークの部屋にじっとしているのはとても苦痛。
その苦痛から逃げ出すために、4月29日から5月1日の2泊3日でバンコクのアパートへ避暑にでかけた。
バンコクは内陸部ピサヌロークほどの過酷な熱さではないし、それにバンコクのアパートは東向きで2面に窓があって風通しが良い。
ただ、ちょっと問題は先日から扇風機が故障して回らなくなっていること。
バンコクまで鈍行列車で向かう。
これもエアコンなしで硬いシートの3等車。
しかし、運賃が安いのと、旅情がたっぷりあることで、気に入っている。
朝6時にピサヌロークを出て約8時間半でバンコクへ。
バンコクも1日で最も暑い時間である午後3時。
駅前のラマ4世通りでバスに乗り換える。
バンコクの市内バスは最近電気で走る新型が走りだしたりしているけれど、バスの運行便数は随分と減ってしまっているように感じる。
バス停でバスを待つ時間がやたらと長く、いつ来るともわからないバスを待つのは長時間の長旅のあとでは一層疲れる。
随分待ってやってきたバスに乗り込んで、気づいたのは、バスの車掌のキップの切り方。
バンコクでは新型の電気バスが走り出したとはいえ、バスはいまだにワンマンカーではなく車掌がいちいちキップを切って回るスタイル。
その車掌は細長い金属製の筒でできた集金箱をジャラジャラさせながら集金し、ロール状に巻かれた切手風の切符を切って回っているのがバンコクのバスの特徴だった。
それが今回乗ったバスは筒形料金箱の代わりにスマートカード読み取り式切符発行機を首から下げている。
大きさはちょっとした弁当箱くらいのサイズで、集金金額を入力してスマートカードをかざせば切符がプリントされて出てくる仕組みになっている。
しかし、バンコクの交通系スマートカードは電車、地下鉄、バスなど統一されておらず、あんまり便利でない。
ましてバスなどではほとんど普及しているとも思われず、ほとんどの乗客が従来通り現金払い。
可愛そうなのはバスの車掌で料金リーダーは切符の発行はできても、現金を入れる機能はなく、コインは車掌の着ている上着のポケットに無造作にジャラジャラと放り込まれ重そうであるし、出し入れも面倒そう。
クレジットカードでの支払いにも対応できるみたいなことを聞いたことがあるけど、バスの利用者はクレジットカード加入審査を通らない低所得者が多いので、あんまり意味がなさそう。
[揺れる車内で端末操作とお釣りの出し入れ、車掌さんは大変な仕事だ]
バンコクには避暑以外にも目的がちょっとだけあって、ひとつは故障した扇風機を修理に出すこと。
この故障した扇風機はバンコクに15年ほど前に中古でもらったもの。
以前にもスイッチが故障したりしてたけど、今回はどこかで断線している感じ。
いつもバンコクで朝のジョギングをするルート上にある修理屋へ持ち込む。
目的はもう一つあって、バイクの車検更新。
去年は陸運局へバイクを持ち込んで更新したけれど、今回は民間車検場で代行してもらう。
陸運局は週末休みでも、民間車検場は週末も朝早くから受け付けてくれる。
前輪のブレーキは油圧ポンプが故障しているらしく、ちょっとトラブルを抱えていたけれど、検査は合格。
避暑にやって来たバンコクではあるけれど、扇風機がないとやっぱり暑い。
ひたすらベッドにひっくり返って、じっとしながら時間を過ごす。
二晩バンコクで過ごしてピサヌロークへ戻るには高速バスを利用することにした。
バンコクからも安い鈍行列車はあるけれど、ピサヌローク到着が夕方6時と遅く、特に午後の暑い時間帯に窓から吹き込む埃を含んだ熱風にさらされ続けるのは耐え難いのでエアコンのあるバスとした。
通常ピサヌロークへ向かうバスはヤンヨンツアーと言うピサヌローク地盤のバス会社かウィンツアーと言うスコータイ地盤のバス会社を利用するが、今回はチャートチャイツアーというバス会社の便を予約した。
この会社のピサヌローク行きは1日一往復だそうで、バンコク発が昼の12時半で、ピサヌヌローク着が6時半。
予約するとき、座席はガラガラだったので、一番前方のシートを予約した。
タイでは事故の時、一番危険なシートとも言われるけど、私は前のシートがリクライニングで倒れてくることがないので、気に入っている。
しかし、バスに乗り込んで指定した最前方の席に座ろうとしたら何やら荷物が置いてある。
隣りの人の荷物だろうと思って脇に寄せていたら運転手がやって来て「ここはオレが寝る場所、どこか空いてる席に座れよ」と言う。
長距離なので交代の運転手がいるのはわかるけど、この対応に気分を少し害する。
車内では水と薄っぺらい揚げ物を挟んだハンバーガーのようなモノが配られる。
あんまりサービスも良いとは言えないようだ。
もっとも、他社のバスも最近はサービスが良くない。
[外見と比べて車内は相当くたびれている]
3時間半ほど走ってナコンサワンの手前のドライブインに入る。
ここではよく食事休憩ということで立ち寄り、バスのチケットを見せるとブッカケ飯などを食べさせてくれたりしてたけれど、このバスにはそのようなサービスはないらしく、20分の休憩時間はトイレを済ませたら、ただ暑い中出発を待つだけ。
そのドライブインを出発して間もなく、ガシャーンと言う大きな音がした。
どうやら並行して走っていたトラックと接触したらしい。
ぶつかったトラックはそのまま前方へ走り去っていく。
バスは乗客の安否確認をするでもなく猛然とトラックを追いかけはじめカーチェイス。
赤信号で止まったところで、運転手同士の話し合いとなるが、乗客には何の説明もないし、詫びの一言もない。
そのうち保険屋がきたりとかで、1時間以上も暑い中待たされる。
腹に据えかねたのは私だけではないらしく、女性客が運転手に何か言いに行ったが、どうもマイペンライで終わってしまったようだ。
ピサヌロークには結局夜9時に到着。
なんのことはない鈍行列車と所要時間はほとんど一緒だ。
5月2日はピサヌロークで勤務をしたが、ちょっと気になることがあった。
バンコクのアパートにある冷蔵庫の扉が開いたままになっているのでははないか? アパートの部屋のドアをロックしていないのではないか、、、。
このところ物忘れが激しい。
それに冷蔵庫ももう15年以上使用しており、扉をしっかり押さえつけるように閉めないと再び開いてしまうことがよくある。
次にバンコクへ行く予定までまだ3週間ほど日があり、その間に冷蔵庫の食料がダメになってしまう。
そんなことを考えていたら、いろいろと気になりだしてきた。
そこで昼過ぎに仕事を早めに切り上げて、バンコクへ向かうことにした。
午後3時前の特急に乗れば4時間でバンコクへ到着できるタイムテーブルになっている。
ところが、この特急、チェンマイからやってくるのだけれど、ネットで確認すると大幅に遅れているらしい。
途中駅での遅れが2時間を超えており、結局ピサヌロークへやって来たのは、私の勤務時間が終わった夕方6時近くになってから。
しかも、特急の遅れの原因は車両故障らしく、ディーゼルカー3両編成の前に機関車がくっ付いて引っ張ってきた。
タイの鉄道も近代化事業を進めて高速鉄道を作るとか、華やかな話が飛び交っているけど、バンコクとピサヌロークの間の利便性はちょっとも良くなっていない。
コロナで減便した列車の本数がまるで元に戻らない。
理由は運休中に放置していた車両が整備不良で動けなくなったかららしい。
なんとか動く車両をフル回転で稼働させているので、こちらも整備する時間がなくて、故障が頻発。
バスにしても鉄道にしても、公共交通機関として目指すべきところがずれている気がする。
結局バンコクには6時間遅れの午前1時に到着。
バンコクの駅は今年になって移転した郊外の駅で、この時間帯に本来発着する電車はない。
結果として特急から降ろされた乗客は行き場を失う。
電車の発着する時間帯でないからタクシーもやって来ない。
誘導する係員もいない。
路頭に迷うとはまさにこのこと。
私は大きくてやたらと広い敷地の駅を後にして、夜道を1キロほど歩いたカンペーンペット通りまででて流しのタクシーを拾うことができた。
[列車から降りた人は無言で出口へ向かって歩く]
そうしてたどり着いたバンコクのアパートだけれど、部屋のドアはカギを差し込まなければ開かなかった。
つまりロックのし忘れはしていなかった。
また冷蔵庫の扉もちゃんと閉まっていた。
つまりわざわざバンコクまで来る必要がなかったということ。
翌、3日にはピサヌロークへ戻るバスに乗る。
とんぼ返りとはこのことで、その晩はピサヌロークからウドンタニへ向かう夜行バスに乗らなくてはならない。
まったく、移動ばかりの毎日。
4、5、6と3日間ウドンタニからノンカーイ、ビエンチャン、ブンカーンとツアーで駆け回る。
こちらはツアーと言う仕事なので、手配に抜かりはない。
それでも、またも心配事。
ピサヌロークのバスターミナル脇に車を留め置きしてきたのだけれど、車の窓を開けっぱなしにしているのではないか、ふだん窓を開けて走っており、今回車から降りるとき窓を閉めた記憶がない。
こういうのはストレスになりがち。
[ツアー自体は問題なく進行、今シーズンのピンクの睡蓮もこれが見納め]
さらにストレスを増す事態も発生。
5月6日にウドンタニの空港でツアーが終わる予定が午後3時。
そしたら大急ぎでウドンタニ市内のバスターミナルへ行ってピサヌローク行きのバスの飛び乗ろうと考えていた。
しかし、事前に空席のチェックをしてみたところ、ウドンタニからピサヌローク方面へのバスはいずれも満席となっている。
7日は休日なので、最悪は翌日のバスと言う手もあるけど、なるべく早く帰りたい。
もっと早く切符を手配していなかったのは、ウドンタニ発午後4時のバスがあり、このバスはナコンパトムという町からチェンライまでを結ぶ路線で、その途中の区間だけでは事前予約ができず当日に空席があれば乗せると言ったもの。
しかし、こうして他の便が満席だとも、4時のバスに乗れる可能性はほとんどない。
[メコン川を渡ってビエンチャンへも行ってきた]
結局、どうなったかと言うと、4時のバスはやはり満席で、それ以外の便も2日後まで全部満席と言われた。
粘った結果、ウドンタニから車で2時間ほどのところにあるコンケーンからならピサヌロークまで一席空きがあることが判明して、その切符を買い求めることができた。
ピサヌロークのバスターミナルへは午前2時過ぎに無事到着。
気になっていた車の窓もちゃんと閉まっており、なにか盗られたりするようなこともなかった。
物忘れが多くなってから、いろいろなとこに疑心暗鬼となっているけれど、最終的にはなんとかなってしまっていることが多い。
これは運が良いというのではなく、きっと私のネコがいつも天国から私のことを見守ってくれているからだろうと思っている。
なので、ご飯を食べるときや、様々なシーンで手を合わせて「ネコ様や、ネコ様、いつも守ってくれてありがとうございます」と念じている。
5月13日、朝早くからオンラインツアーを担当する。
今回は遠出をせずピサヌローク市内からの中継なので気軽。
アランイクにある古い寺と住宅街を散策しながらのトーク。
天気は曇り空のため、絵としてはあんまりきれいな色に映っていなかったと思うけど、カオマンガイ屋も紹介できた。
パンキーという屋号の店で、ピサヌロークでは一番うまいとされている店。
午前中の4時間ほどで売り切れてしまうという人気の店だけれど、店構えは何十年前のまんまで古臭い。
ふだんカオマンガイなんてめったに食べないのだけれど、この朝はこのパンキーでオンラインツアー後にカオマンガイを食べてみた。
ふだん食べつけていないので、特別に旨いのかどうか判断がつかなかったけれど、なんとなく鶏や飯の味云々ではなく、タレの味で評価されているのではないかと感じた。
この店では味噌風味のタレと唐辛子とニンニクソース風のタレの2種類があった。
タイではタイスキなどの鍋の店でも、具の味よりタレの味が店の評判を左右しているような気がする。
[人気店だけどキュウリの切り方が雑だな]
5月19日より23日までの5日間、日本へ一時帰国する。
今回は何年かぶりで家族3人が顔を合わせることになる。
前々回だったか一時帰国したときに私がタイから食材を持ち込んでタイ料理を作って息子に食べさせたところ好評だったので、今回もタイから食材や調味料などを持ち込むことにした。
空芯菜、玉ねぎ、ナス、バジルなどの安い類に玉子も買って、保冷材と一緒にカバンに詰め込んだつもりだったが、空港へ向かう途中で「玉子はカバンにまだ入れずにベッドの上に置きっぱなしになっているんじゃないか」と思われ始めた。
ちょっとカバンの中を探ってみたが、玉子らしいものは見当たらない。
あぁ、しまった。また忘れた。と、思って駅へ向かう途中の雑貨屋で玉子を3個買う。
3個で20バーツ也。
ちょっと高い気がする。
でも、まぁいいか。
空港で預け荷物の整理をする際に、さっき買った玉子をカバンに詰めようとしたら、カバンの中からもともと買ってあった玉子が出てきた。
まったく、ドジだ。
今回は嫁さんに渡すまとまった金額の生活費も持参するので空港の出発ビーにある税関で外貨持ち出し申請をする。
タイからまとまった現金を持ち出しする人はあんまりいないのか、窓口に係員はいなかった。
そのまま税関の扉を開けて中を覗いたら女性の係官がちょうど朝食の弁当を食べているところだった。
それでも、「食べ終わるまで待ってて」とは言われず、すぐに対応してもらえた。
やっぱり国際空港だから係員もしっかりしているみたいな印象を受ける。
いつもの台北経由の中華航空。
いままでは台北での同日乗り継ぎができず、台北の空港で夜明かしをしてきたが、今日は夜8時過ぎには成田に到着できる。
ちょっと到着時間が遅いのが気になるけど、同日乗り継ぎできるようになって良かった。
[機内食で出たヤムソムオーの前菜とタイ菓子のデザート]
さて、玉子の件だけれど、東京の自宅に真夜中近くにたどり着いて、カバンを開けたところ、カバンの中が何か濡れている。
どうもカバンの中で玉子が割れたらしい。
もともと準備していた玉子は割れないように包んできたけれど、朝買い足したものは、ほとんど何の対応もしておらず割れてしまった。
嫁さんからは「玉子なんて日本にだってあるのに、何でわざわざ買ってくるの」と私の滞在中に事あるたびに言われ続けることになってしまった。
それでも、タイ料理の方はまずまず本格的で本場の味を再現してグリーンカレー、バジル炒め、空芯菜炒めを作ることができた。
味の方も好評で、食べ残しの大半を息子が持ち帰っていった。
日本のスーパーで調達したのは鶏肉類とタケノコの水煮程度。
[タイから持参した食材]
今回の一時帰国も、帰国しなくてはならない用事はほとんどないのだけれど、ラビットスクーターのグリスアップをしておきたいと思っていた。
ラビットスクーターは古いスクーターなので、車体のあちこちにグリースを注入してやる必要がある。
もう長いことグリースを注入してきておらず、前回ようやくエンジンも快調に回り始めて、やっと乗り回せる状態に近づいてきたので、グリースアップを是非しておこあと思っていた。
公道も走れるように国際免許もピサヌロークでとってきた。
グリースもタイで買っていこうと、ピサヌロークで随分と探したのだけれど、どうしても見つけることができず、日本のホームセンターなどにも売っているだろうと期待して戻ってきた。
グリースは確かに近所の島忠ホームセンターに売っていた。
価格もそんなに高くなかった。
さっそく注入器にグリースのチューブを装填して、注入しようとしたところ、なんと注入器にはまだ未使用と思われるグリースのチューブが入っていた。
なんだ、わざわざ探したり買ったりする必要はなかったんだ。
グリースも注入し、エンジンも始動できたので、早速近所を走り回ってみる。
ちょっとアイドリングが不安定な気もするけど、ラビットで走れるのは嬉しい。
そうして、ラビットで走り回っていたのだけれど、3日目にトラブル発生。
嫁さん関連の年金や保険料の手続きがあって市役所まで二人乗りして向かったのだけれど、手続きが終わって帰ろうとしたところエンジンがかからない。
セルモーターが全然回ってくれない。
キック式のスターターをなんども踏み下ろしたけれど、まったく動かない。
このラビットスクーターは、バッテリーの電圧が下がるとセルが回らないだけでなく、キックでも始動できなくなることが良く以前からあった。
市役所に留め置いているうちに、バッテリーが放電してしまったのかもしれない。
しかたなく、嫁さんはバスで帰ってもらい、私はラビットを押して帰ることにした。
5月とはいえ、天気が良かったこともあり日差しが強く、大汗をかいてしまった。
[自宅前の八重桜の老木にまだ少し花が散り残っていた]
帰宅してバッテリーを充電してみた。
セルモーターは回るけれどエンジンは始動しない。
点火プラグの火花も散っているし、また燃料系のトラブルらしい。
キャブレターを取り外してガソリンで洗う。
目に見えないどこかの穴が詰まっているのだろう。
綺麗に洗浄したつもりでキャブレターを取り付けてみるが、やっぱりエンジンは始動しない。
それどころかキャブレターの中でオーバーフローしているようで燃料がしたたり落ちてきている。
もう一度分解して洗い直しをしようかと思ったところで雨になってしまった。
万事休す。
やっと前回までに走行可能な状態に近づけたつもりで、これから各部の整備や外装に取り掛かろうと思っていたのに、またもとの木阿弥となってしまった。
これからしばらく一時帰国する予定はないし、まったく手のかかるスクーターだ。
23日も朝からずっと雨が降り続いている。
ラビットもシートカバーをかぶったまま雨に濡れている。
こうして、放置しているうちにもどんどん朽ちてしまうわけで、来年の本帰国が待ち遠しくなってくる。
昼過ぎに嫁さんと一緒に家を出て、成田空港へ向かう。
私は6時過ぎの飛行機で、嫁さんはその一時間後。
ターミナルも違う。
日暮里から乗った京成電車は佐倉止まり。
佐倉で後発の電車2本を待ってやっと成田空港行き。
その電車を待っている間がとても寒かった。
雨も降り続いており、気温は13度しかないらしい。
前日は夏の様だったのに、気温の差が大きくて風邪をひきそうだ。
成田空港のラウンジに「稲荷寿司」が復活していた。
ここの稲荷寿司が特別美味しいわけじゃないけど、私は稲荷寿司が大好きなので、ここで食べられるのが嬉しく、ずっと復活を待ちかねていた。
以前は稲荷寿司以外にも太巻きや干ぴょう巻もあったけれど、これらの巻きずしはまだ復活していない。
[ビールはなんとキリンのハートランド]
バンコクの空港に到着したのは午前2時近く。
機内では3人掛けの席を独占して横になって来られたので、少しは眠れたけど、こうして寝ていけるときは、飛行時間がもっと長い方が良かったとも感じてしまう。