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血圧レッドゾーン脱出作戦
6月18日 木曜日

今月もピサヌロークのスタッフたちは週に三日、月・火・木しかオフィスに顔を出しません。
私の方は、土日関係なしで、バンコクに行っていない限りほとんど毎日のように朝から晩までオフィスに詰めています。
ピサヌロークの下宿先の部屋があまりにも暑くて、とてもじゃないけど日中を部屋で過ごすのは耐えられないという事情もあるし、今のうちにやっておきたい、準備したい業務も溜まっています。

ナーン川の夕焼け空
[夕焼け空]

スタッフたちが来る日のスケジュールは、月曜日には座学で、オフィス内でガイドの練習。
もう、おんなじテキストを何か月も続けているのに、まるで落ちこぼれの小学3年生の子供が、国語の教科書を音読しているように、テキストを読むだけでつっかえつっかえです。
日本語として理解して案内をさせるには、そもそも日本語のレベルが低すぎるのだから、九官鳥に言葉を教えるように、案内文の丸暗記をさせるしかないわけです。
自分自身、もう40年も前に、観光バス会社でアルバイトをしていた時に、バスガイドの研修に参加させてもらったことがあり、その時に指導してくれたガイドの先生が、「歴史のこととか、難しいことはたくさんありすぎるから、深いことは考えなくていいから、広く浅く丸暗記しちゃいなさい」と教えてくれた。
今自分が、それと同じことをスタッフにやらせているけど、なかなか丸暗記してもらえない。
ずっと牛歩の歩みと言うか、三歩進んで二歩下がる。練習を三日休めば四歩も下がるといった状況。

火曜日と木曜日は、実際に歴史公園まで出かけて、現地での実地研修。
こちらは指導教官だけでなく、往復送迎の運転手までやらなくてはならないので、ヘトヘトになる。
特に、先週まではとても熱くて、熱射病になってフラフラになりそうだった。

現地研修
[スコータイ歴史公園での現地研修]

タイはもう以前から雨期に入っていたのだけれど、どういうわけかピサヌローク周辺はほとんど雨が降ってくれなかった。
雨雲が空を覆うこともあるけれど、結局からすかしだったり、降っても少しだけだったのだけれど、一昨日の夜半からやっと雨期らしくなった。
昨日も一日中降ったりやんだりで、スコータイでのガイド研修も傘を差しながらという場面が多かった。
雨が降ってくれたおかげで、だいぶ涼しくなった。

以前から血圧の数値に問題が大ありだった。
特に先月あたりは、血圧の上の数値が170近くで、下の数値は100を超える状態にまで悪化していた。
完全にレッドゾーン。
病院へ行けば、ほぼ確実に「血圧を下げる薬を飲むように」と言われるのが目に見えている。
しかし、血圧の薬は、一度飲み始めたら死ぬまで飲み続けなくてはならないらしい。
元来、薬なんて好きではないし、「必ず最後まで飲み続けるように」と言われた抗生物質もだいたい飲み忘れなどで、飲み切ったためしがない。

高血圧レッドゾーン
[血圧が高過ぎ、危ない]

高血圧に関する対処法をネットで検索。
私は自慢じゃないが、肥満体ではない。
しかし、以前から血中脂肪が多いと指摘されてきているし、悪玉コレステロールの数値も悪い。
私の高血圧の原因は、このへんから来ているのだろうと想定して、まずは食生活の改善に努めることにする。

もともと、肉類をほとんど食べないけれど、野菜も実際のところあんまり食べていない。
血中脂肪、悪玉コレステロール、高血圧のいずれも「緑黄色野菜」が効果的らしいが、いままでほとんど取れていなかった。
また、味付けの濃いものも大好きで、ご飯に醤油をかけたりもしていた。
塩分を控えなくては。
日頃ランチは外食で、簡単なタイ飯ばかりだし、ランチは仕方ないとして、朝と晩は徹底した「高血圧対策食」に徹することにする。
大好きな炭水化物は、やめられないけど、ほぼ毎日食べてた即席ラーメンを食べる回数を減らすことにしよう。

ということで、ベーシックな朝食メニューは、主食は「もりそば」、おかずはニンジンとキャベツと玉ねぎにマナオ汁をかけたもの。それと果物。
夕食は、ご飯にキュウリ、ニンジン、玉ねぎ、イワシかサバの缶詰。
野菜にはドレッシングをかけたりしない。
一口サイズに切って、そのまま生のまま食べる。

これを続けているうちに、ニンジンにはニンジンの香りや甘さがあることに気づいたし、タマネギも美味しくたべられる。とくにマナオの汁をかけたらビールのツマミにもなる。

イワシ缶詰めのヤム
[ほとんど毎食こんな感じのメニュー]

本来はアルコールも控えるべきだろうけど、「これなくして何が人生の楽しみか」と言う勝手な理屈で、飲む量、回数とも減らしたりしない。

効果はてきめんであった。
食事療法(?)を始めて一週間で、血圧の下の数値が100を越えることがなくなった。
二週間目で、やはり下の数値が90を割るケースが見られるようになった。
そして、三週目には、ほぼ恒常的に血圧の数値がレッドゾーンから脱出できた。

血圧平常値
[血圧の値もだいぶ良くなってきた]

現在は、血圧は下が80台前半から、上が最大でも140まで。
ほぼ、完全な健康体と言えるのではないだろうか。
今年も例年通り会社の健康診断がサミティベート病院で行われるのか分からないけど、この数値なら毎年「血圧の薬を飲みなさい」と言われるお医者さんを黙らせることができそうだ。

今週、月曜日(6月15日)から食堂でビールが飲めるようになった。
さっそくビール提供再開当日に「空飛ぶ空芯菜」の店へ行き、ビールを注文。
料理は「揚げ豆腐入りレモングラスのヤム」と「空芯菜炒め」。
料理が出来上がるのを待ちきれずビールをゴクリといただく。
先月からビールの販売は再開されていたので、ビールに飢えていたというわけではないけれど、やっぱり狭い部屋で飲むのと、オープンエアの食堂、それもリバーサイドでいただくのでは、味が違う。
ビールグラスにはたくさんの氷が入っているから、実際のところ味が違うわけだけれど、開放感で満たされる感じだ。

ビール再開しました
[空飛ぶ空芯菜の店でビールに再会しました]

ビールが飲めるようになったら、もう一つ行きたい食堂がある。
ナーン川に浮かぶイカダ食堂、「ペ・ピローク」。
3月の下旬、アルコール禁止直前にこの店でネコの遺影とともにビールを飲んだ。
その後、店はずっと閉まったまま。
ビールの提供禁止規制が解けた今現在も再開されていない。

以前にも何度か書いているけれど、ピサヌロークの下宿先にはウォッカと言うキジネコがいる。
まだ私のネコが元気だった去年の10月頃から、私の部屋へやってくるようになった。
雄ネコで、うちのネコに言い寄りに来ていたようなのだけれど、ネコが2月に死んでからも、ネコの仏前に供えたキャットフードを下げたものを食べに毎朝のようにやってくる。
だいたいはキャットフードを食べ終えたらば、もう私の部屋には用はないといった顔で出て行ってしまうのだけれど、ウォッカは私の姿を見かければ、すぐに寄ってくるようになった。
階段の上り下りの時など、私のネコがしていたように、嬉しそうにやってくる。
私の部屋にやって来る目的がキャットフードで、私を見て寄ってくるのも条件反射みたいなものなのだろうけれど、それでも悪い気はしない。
それより、ふだんちゃんとエサをもらっているのだろうかと気になるくらいだ。

ウォッカ
[私の姿を認めると、階段をかけ上ってくる]

昨日、スコータイのラムカムヘン博物館でボロボロのネコを見かけた。
痩せこけて、背中をなでると背骨のゴツゴツがはっきりわかる。
皮膚病で痒くて掻きすぎたのか、耳からは血が出ている。
そして、左目を失明してしまっているようだ。
それでもゴロゴロと喉をならす。
博物館の人に尋ねたら「歳とっているから」とまるで無関心に答える。
このままここに放置して立ち去っても良いのかと、悩みながらも、そのまま博物館を出てしまった。
そのあとも、やはり動物病院へ連れて行って手当してあげるべきだったのではないかと、何度も思い返してしまう。
飼ってあげられないまでも、健康体にしてあげて、また博物館へ放してやればいいだけではなかったのだろうか。

夕方、スタッフたちが質問に対して嘘をついたので、大変に不愉快になる。
彼らの嘘など、すぐに見抜けてしまうのだが、それをまた胡麻化そうとする。
どうも、嘘をつくことをそれほど悪いことだとは思っていないようだ。
しかも、嘘がバレれば、もう嘘をついていたことにはならないとでも認識している節がある。
そのため、夜寝る前になっても、ずっと不愉快でイライラしていた。

そうしたら、やっと下がった血圧が再び危険ゾーンに突入してしまった。
「これだけ苦労して血圧下げたのに」と思ったら、さらに頭にきて、もっと血圧が上がってしまっている気配がする。

血圧上がる
[まったくもう]

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| 日常 | 04:09 PM | comments (0) | trackback (0) |

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