■かれんだー■
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
<<前月 2024年11月 次月>>
■直近記事 20 ■
■コメント■
■カテゴリー■
■アーカイブ■
■2001-2004年の記録■
■ぶろぐ主宰者■
■ぷろぐらむ拝借■
BLOGNPLUS(ぶろぐん+)
■その他■
 
■あどみん■
ADMIN ID:
ADMIN PW:
 

手打ちうどん
もう一年以上も日本へ帰れていない。
日本に帰れていないことによって、生活上での不便も発生し始めています。
大した問題じゃないんだけど、今まで一時帰国するたびに、「業務スーパー」や「ドン・キホーテ」で安売りの食材を仕入れてきていた。
中でも、乾麺は1キロ入りで200円前後の特売品ばかり狙っていた。
安物であっても、タイで日本の蕎麦やウドンが食べられるだけで、美味しく感じられるのだから、安いに越したことがない。

しかし、その乾麺もとうとうもう一年以上も日本へ帰れていない。
日本に帰れていないことによって、生活上での不便も発生し始めています。
大した問題じゃないんだけど、今まで一時帰国するたびに、「業務スーパー」や「ドン・キホーテ」で安売りの食材を仕入れてきていた。
中でも、乾麺は1キロ入りで200円前後の特売品ばかり狙っていた。
安物であっても、タイで日本の蕎麦やウドンが食べられるだけで、美味しく感じられるのだから、安いに越したことがない。

しかし、その乾麺もとうとう底をついてしまった。
タイでも日本の乾麺は手に入るんです。
タイで作っているものもある。
しかし、「1キロ入りで200円(60バーツ)」なんてものは、お目にかかれない。
お金を払えば、手に入るけど、お金を払いたくない。

でも、やっぱり食べたくなるので、作ってしまうことにした。
蕎麦だと、そば粉が必要だし、そんなもの地元のスーパーで売っていそうにない。
しかし、ウドンであれば、基本は小麦粉だけなので、問題なさそう。
昔、日本でも一度作ったことがある。
あの時は、麺棒で薄く延ばすことが上手くいかず、太さがマチマチになってしまった。

小麦粉団子

スーパーでAll Purposeの小麦粉を一袋買って来て、食塩水少々を混ぜて、よく捏ねて団子にする。
小麦粉に食塩水を混ぜながらまとめていく作業は、電気鍋を使った。
もちろん、電気を入れず、中華鍋のような形を利用すると、混ぜやすく、まとめやすかった。
この電気鍋、ピサヌロークに来てから、色々なことで大活躍している。
ご飯に寿司酢を混ぜるのにも、都合が良い。

特大の中華饅のようにまとまって、ビニール袋に入れて熟成させる。
夏場は30分、冬場は1時間以上は寝かせると良いとネットに書いてあったけれど、ここピサヌロークでは年間を通じて、ほとんど日本の真夏並みなので、30分ほど寝かせてみた。
寝かせ終わって、ビニール袋から取り出そうとすると、表面がビニール袋に張り付いて、ちょっと取り出しにくかった。

麺棒の代用

熟成したはずの小麦粉団子を、踏んづけたり、引っ張ったりして、粘土のように、こねくり回すけれど、なんか柔らかすぎる。
でも、既定量で作っているのだから、大丈夫だろうと、そのままタイル張りの床に打ち粉をして、麺棒で伸ばす作業に入る。

麺棒と言っても、代用品である。
塩ビ製の管。
直径も3センチくらいしかなくて、ちょっと細すぎるけど、使えないこともなさそう。

小麦粉団子が軟らかいからか、伸ばす作業は簡単であった。
ネットでは厚さ3ミリくらいまで伸ばせとあったけれど、あっという間に3ミリ以下になってしまった。
こんなに薄かったら、稲庭うどんみたいになってしまうのではないかと思えてくる。

切る作業

ちょっと、薄くなりすぎたような気もするけど、いまさら厚みをです方法も分からないので、切る作業へ移行する。
切り口がペタペタとくっ付くので、タピオカの粉を振って、貼りつきを抑える。
一本一本の切る幅は3ミリから5ミリくらいと幅が出てしまう。
厚さは1ミリくらいしかないので、これでも「きし麺」みたいになるのではないかと想像する。

ウドン玉の完成

切断作業も完了。
小麦粉100グラムからでも、結構な分量のウドンができるようだ。
なんか、軟らかすぎて、弾力が足りなさそうな気もするけど、さっそく茹でてみることにする。
茹でるのには、さっき小麦粉に食塩水を混ぜるのに使った電気鍋。
こんどは鍋に水を張って、電気のコンセントも差し込み、電気鍋本来の使い方となる。

茹で方始め

鍋にたっぷりお湯を沸かして、そこへ打ったばかりのウドン玉を放り込む。
ボコボコと沸騰していた、鍋が静かになり、沸騰が止まってしまった。
急にウドン玉を放り込んだから、温度が下がってしまったようだ。
電気鍋に蓋をして、しばらく放置。
ネットでは10分以上は茹でるように書いてあったけれど、3分ほどで再沸騰し、5分もすると吹きこぼれそうになる。

ほぼ完成

8分もすると、「伸びてきてるのではないか」と心配になり、ちょっとつまんでみる。
軟らかい。

もう十分とザルにあげて、お湯を切る。
本来なら冷水で流したいところだけれど、当地の水道は、蛇口をひねっても、ぬるま湯しか出てこない。
ま、いっかぁと、これで手打ちウドンの完成とする。

事前に用意していた、具材入りの汁と合わせていただいたけれど、やっぱりコシがない。
なんとなく、ウドンタニで食べたカオピヤックを思い出させるくらいフニャフニャのウドン。
うーむ、小麦粉の種類が違ったのだろうか?
熟成や温度管理に問題があったのだろうか?

反省点は、いくつもあるのだけれど、実はこの2週間ほどで3回くらい手打ちうどん造りに挑戦している。
しかし、まだブットくって、腰の強いウドンになっていない。
やっぱり、「1キロ入りで200円」の安売り乾麺は偉大だと思ってしまう。


| https://chiangmaikk.com/blog/index.php?e=186 |
| | 02:36 PM | comments (0) | trackback (0) |
PAGE TOP ↑