1月25日 日曜日    天気は晴れ

 ワタノーでの補講。受講生の半分は学校行事に狩り出されて、欠席である。受講生たちは17才前後の女子高生たちなのだが、一人だけ受講生の父親(Cさん)も参加している。基本的には誰でもやる気があれば歓迎している。この父親も、高校生に負けずに良く予習復習をしてきてくれる。娘(Pさん)の方の受講生も熱心で、きっと家庭では机を並べて自習をしているのかも知れない。今日の補講の中で、助詞の「で」の用法の復習をする。やり方は会話を中心にした質疑応答である。

Cさん、Pさんのおかあさんはいまどこにいますか?
いま、チェンマイいちばにいます。
いちばでなにをしていますか?
やさいをうっています。
なんじからなんじまでうっていますか?
ごぜん3じからしょうごまでです。
まいあさ、なにでいちばへいきますか?
わたしのじどうしゃでいきます。
Cさんといっしょにいきますか?
はいそうです。
Cさんのしごとはなんですか?
サイアムコンニャクで、コンニャクをつくります。
なんじからなんじまでたらきますか?
ごぜん8じからごご5じまでです。
なんじからなんじまでねますか?
8じはんから1じまでです。
まばん、5じかんはんねますか?
はい、そうです。

 彼もずいぶんと働き者のようである。私がタイ人男性一般に持っているイメージとはまるで一致しない。こうした努力家だから、家庭円満で、良い車にも乗っていられるのだろう。もっとも、日本の会社を相手にした仕事だから、こうした人物でないと勤まらないのかもしれない。

 補講の授業中にK.K.トラベルのスタッフから携帯に電話が入る。「日本人のお客から問い合わせだよ」と言う。私は補講中で抜けられないので、用件を聞いて、然るべく対処をしておいてもらうようにスタッフに依頼した。
 補講が終わって、1時半過ぎにK.K.トラベルに到着すると、ドアに"Close"の札がかかっている。年中無休のK.K.トラベルがいったいどうしたのだろう。店に入ってメイドにスタッフはどうしたのか聞いてみると、昼前に皆で昼食を食べに行くと言って出ていったという。まったく、交代で食事をすると言う習慣がわかっていないようだ。しかも、いったい何時間食事をとっているのだ。結局彼ら3人が帰ってきたのは、4時前である。経営者も遊びに行って留守だから、羽を伸ばしていたのだろう。さっそく「日本のお客様はどう処理したのか」と聞いてみると、「タローを夕方5時に滞在先のホテルへ行かせると答えといたよ」と言う。「で、お客様の依頼事項は何だったのか」と確認すると、「明日10人でトレッキングに行きたいんだって」とヌケヌケと言う。冗談じゃないよ、このピーク・シーズンに、夕方5時から打ち合わせをしてどうなると思っているのだ、、。私は急いでホテルへ電話を入れて、先方とのアポイント時間を変更し、急いでホテルへ伺う。なんとか、とりつくろって、明日のトレッキングをチャーター手配する。だいたい、お客様はスタッフが報告した日本人ではなく韓国人であった。スタッフたちには日本人の韓国人の違いも判らないのであろうか?

 夕方5時から、サイクリングコースに出て、運動をする。まったく忙しい1日であった。いやはや、、、。でも、なんとか、これで安心して明日が迎えられそうである。そして、また新しい1週間が始まる。

朝食

ご飯とアスパラの卵とじ。

昼食

卵焼きのせご飯。

夕食

コカにてタイスキ。

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