月曜日、どうして1週間が過ぎるのがこんなに早いのだろうか、、。考えるに、先に何か待ち遠しいものが待っているわけではないからのような気がする。「♪もういくつ寝るとお正月・・」のように、指折り数えるようなイベントが存在していないのが、最大の問題だろう。特に、土日も休まず「労働」をしていると、週末が待ち遠しいということもない。
朝、優泰を学校に送ったその足でK.K.トラベルに入ったため、7時半には出社する。ミャンマーからの出稼ぎのメイドが床磨きをしている。K.K.トラベルの床はタイル貼りで大変きれいである。驚いたことに西洋人の来店客の中には、入り口で靴を脱いで入ってくる人がいた。タイでも、家の中には靴を脱いで入る習慣があり、どこかで靴を脱ぐと言う体験をして、こんな店でも靴を脱ぐものだと誤解されていたのかもしれない。もっとも、トレッキング帰りの泥だらけの靴で来店されるお客様もいる。
本日のお客様はニュージーランド人と韓国系米国人のカップルで、昨日も来店されて、世界各方面への航空運賃を確認されていた。1年間の旅行だそうで、イスタンブールやバリ島などへの旅行を考えられているようだ。そして、今日その予約のために来店されたのだが、行き先は急遽ベトナムに変更。インドシナを回った後、陸路伝いにシンガポールまで南下し、インドネシアへ移ることにされたそうである。チェンマイからインドシナ方面への旅行にはタイ航空が便利なのもさることながら、料金的にもお徳である。バンコクからベトナムまでの航空運賃はベトナム航空がタイ航空よりも数百バーツ安い。しかし、タイ航空を利用すると、チェンマイ・バンコク間の国内線運賃が半額となるので、結果的にタイ航空が安上がりになるのである。そこで私もタイ航空をお勧めしたのであるが、「タイ国内もなるべく陸路であちこち見ながら旅行したいから、ベトナム航空を利用する」とのことであった。1年間と言う時間をかけて旅行ができれば、飛行機のような乗り物ほどつまらないものはないのだろう。その辺の感覚、私にもある。
昼から労働局へ出頭して、労働許可証の更新を受ける。手数料は1年分で4500バーツなり。これで、年末までは大手を振って「労働」に励める。労働局のある合同庁舎内はメーリムに向かった新しい刑務所の向かい側にある。この刑務所前から、新しいバイパス道路が完成しており、たしかメージョー方面への道とぶつかるはずである。優泰を学校に迎えに行く時刻となっていたので、この新しいバイパスを使って行ってみる事にした。これなら渋滞も信号待ちもなく楽楽だろうと考えたのであるが、この広いバイパス、行けども行けどもメージョーの道にぶつからない。時速が40キロ程度しか出ないミニバイクでトコトコ走るにはちょっと辛どいくらいの距離があった。嫌になるくらい走ったところで、遥か先のほうに、まるで蜃気楼のように交差点が見えたときには、もう頭がクラクラしてきた。
この交差点ではバイクの一斉取締りをしていた。主にノーヘルのチェックで、捕まると200バーツもの罰金だそうだ。私はヘルメットを着用しているが、タイではミニバイクそのものが「道路交通法(?)」で認められた乗り物ではない。つまり、ミニバイクを乗り回しているだけでも「違法」にあたるのだろう。家の近所でゲタ替わりに走っている分には大目に見てもらえるしいが、これほど遠くまで来てしまったら、許してもらえないだろうなぁ、、。と、ちょっと心配したが、一旦警棒で停止を命じられかかったが、こちらがダブルのスーツ姿だったため、敬礼で見送られてしまった。タイではキチンとした服装をしているのといないのとでは待遇がまるで違う。特に公務員の対応の差が大きい。
K.K.トラベルの新しいホームページも漸く50%ほどまで完了した。料金表など「旬」の素材が多いので、完成したものからアップしていくことにした。また、私専用の電話も開通したので、その電話番号もアップする。この日記のスペースを使って、ちょっとだけ宣伝を、、。
航空券のお求めは是非「チェンマイK.K.トラベル」にて、ホームページはhttp://www.chiangmaikk.com/japanese/index.htm直通電話は
0 5341 8841です。特に日本行きの航空券は比較表を付けてみたので、便利ですよ、、。