12月16日 火曜日    天気は晴れ

 昨夜から、優泰がらみでゴタゴタがある。原因は優泰の横着さと、誠意のなさに尽きるのだが、それをどうしたら改善できるかと、お母さんと話し合いになった。その矢先、また今朝もトイレに逃げ込んだまま横着を決め込んでいるので、私は朝っぱらから気分が悪い。

 午前中をK.K.トラベルで油を売る。昨日、パソコンの技術者さんが、奮起したのか、持ち帰ってOSの再インストールしてくると言って、パソコンをK.K.トラベルから持ち出した。今朝は9時には業務を開始するから、それまでに設置するように依頼しておいたが、やはり、9時になっても持ってこなかった。持ってきたのは10時過ぎらしい。ちょうど、私が郵便局へ出かけて留守にしている時であった。スタッフには修理が終わったと言って技術者は帰っていったようなのだが、スタッフたちは、「相変わらず、動きが遅いよ」と言う。調べてみると、再インストールどころか、何も手をつけられていないことが判明した。まったく、いい加減な技術者である。私は再度、経営者にクレームを付ける。

 昨年オープンしたリッジスホテルへ行って写真を撮り、パンフレットをもらう。このホテルも比較的対応が良かった。新しいので綺麗だし、従業員の応対も悪くない。豪華さは感じられなかったが、ナイトバザールほどの騒がしさのないターペー門北側で、堀に面して立っているので立地も悪くない。しかし、写真を撮るには、周りの建物がちょっと目障りである。釣り合いが取れていないというか、イメージ・ダウンの原因になりそうである。別にいかがわしい建物ではないのだが、、。そう言えば、パンフレットに写っている建物の写真も夜景である。昔、私が社会人になったばかりの頃に、先輩社員から教えられたことがある。「パンフレットに夜景で建物写真を使っているところは要注意だ」と。つまり、夜景だと、アラが見えないので、相当くたびれた建物でも良く見えてしまうと言うのである。リッジスホテルは建物自体にはアラなどない新築だけで、たぶん周囲の他の建物を気にして、夜景を使ったのであろう。

 午後からは、ワタノー学校での授業である。本日は、2年生を対象に、今までの復習を兼ねて、文章の読解をさせる。与えた課題文は以下のとおりである。文字は教えきれていないので、課題の文章はローマ字表記である。

 私の名前は好子です。
 私は昨日チェンマイに来ました。
 そして、パンダを見ました。
 私は今日ドイステープ寺院にタイ人の友達と行きます。
 彼はチェンマイ大学の学生です。
 ドイステープ寺院はチェンマイの山にあります。

 この課題文に対して、質問を設定し、また、助詞の穴埋めなどをやらせた。私の感覚ではタイ人と言うのは、個人主義的な印象があるが、こうして生徒たちに作業をさせると、かなりのチームワークを発揮することに驚いた。ほぼ全員が私の期待以上の答えを出してくれた。
 次の時間は、希望者を集めた日本語クラブとしての授業で、私は受講生の中に一年生が混じっているので、これは学年の関係なしに集められたクラスかと思っていたら、ようやく今日になって、生徒の名簿を手渡された。名簿と言ってもタイ語で書かれた名前と学年が記されているだけである。それを見たところ、一年生は3人だけで、あとは全員5年生(高校2年に相当)であった。こちらのクラスは文法や文章ではなく、もっぱら挨拶言葉を中心にした授業である。

 ワタノーでの授業を終えてK.K.トラベルに戻ってみると、またもパソコンがなくなっている。技術者が来て、修理のために持ち帰ったと言うのである。まったく、営業時間中にオフィスに立った一台しかないパソコンを持ち出すとは一体どういう神経をしているのだろうか?私は今朝、経営者に対して、役に立たない技術者など、来てもらう必要ないから、別に腕の立つ技術者を知っているから、彼に来てもらうように依頼しましょうかと進言したばかりなのに、、。仕事にならないので、早めに切り上げて7時過ぎには帰宅する。

朝食
もりそば。
昼食
パッタイ。
夕食
納豆ご飯。

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