朝7時半からチェンマイK.K.トラベルに入る。このところ、優泰を学校に送って、そのままアパートに帰らないでK.K.トラベルへ直行してくることが多い。今日もそうである。こんな時間にもかかわらずお客さんは飛び込んでくる。まだスタッフは誰も出社してきていない。始めのお客さんはフランス人で、フランスへ1分間電話をしたい。そして、先方からここへ電話をかけさせるが、構わないだろうかと言う。国際電話を貸して欲しいという希望は結構あるが、国際電話を受けたいと言う申し出は始めてである。まぁ別に構わないが、10分以上になるなら、サービス料を50バーツいただきますよと伝えた。
次に現れたのはインド人で、昨夜チェンマイへついたのだと言う。観光が目的だそうだが、どこか観光案内をして欲しいと言う。取扱のあるチェンマイ近郊や市内のコースをいくつか写真を見せながら説明をした。写真を見て、もう観光を終えた気分になったのか、ツアーの申し込みもされずに帰っていった。それから、オランダ人の女性。彼女はアムステルダム行きの中華航空のリコンファームをして欲しいと言ってきた。中華航空はチェンマイに事務所がないが、子会社のマンダリン航空がチェンマイへ乗り入れているので、マンダリン航空へ電話を入れてみた。しかし、予約が見つからないと言う。これは困ったことになった。このオランダ女性に「予約が見つからない」と言ったところ、自分はオランダで旅行会社に務めていて、エージェント向けの切符で来たので、中華航空へ直接でなくては確認できないだろうと言う。仕方なくバンコクの中華航空へ電話する。リコンファームの手数料を40バーツで引き受けたのだが、バンコクへの電話代は1分間18バーツである。2分以上の通話だと赤字になってしまう。やはり、彼女の言う通り、中華航空の事務所では予約の確認ができた。しかし、通話時間は5分間にも及んでしまった。まぁ、このくらいは無駄な社員の私用電話と比べたら安いものだし、彼女も喜んでくれていた。おまけにドイインタノン(タイで一番高い山)ツアーにも申し込んでくれた。
大阪にある某レンタルサーバー会社に騙されてから中断していたチェンマイ補習校のホームページ作りだが、依頼を受けてからもう半年にもなる。騙されてお金を取られたのは事実だが、お金は私のお金ではないし、学校のお金である。それで、私が腹を立てて、ホームページ作りを中断してしまうと言うのは、筋が通らない。被害を最小限にする意味でも、きっちりとホームページの作成をしなくてはと思い、午前中の時間を使って補習校のホームページ作りを再開する。以前作っていたコンテンツのほとんどが、先日の補習校パソコンのハードディスク交換で消失してしまっている。1からの作り直しである。チェンマイK.K.トラベルでは、給料がまともに支払われるわけではない(本日は給料代わりにお米を4キロもらう)が、オフィスを自由に使わせてもらえるので、居心地は悪くない。
午後から、市内のホテルを回って写真を撮ったり、パンフレットを集めたりした。アポなしの飛び込みで、迷惑だったことだろう。回ってきたホテルは、以下のとおりである。
タマリンド・ビレッジ⇒インペリアル・メーピン⇒ロイヤル・プリンセス⇒エンプレス⇒チェンマイ・プラザ⇒アミティー・グリーンヒル⇒アマリ・リンカム⇒ロータス・パーンスアンケウ
各ホテルの外観とプールサイドをおもちゃデジカメに撮影する。以前NHKさんから記念品としていただいた名刺サイズのデジカメは先月ミャンマーに行った時に壊れてしまって使い物にならず、古い「おもちゃ」を復活させた。で、撮影しながら感じたのは、チェンマイのホテルも結構個性的であるということだ。建物の作りやプールもさまざまである。チェンマイのホテル選びは料金や立地だけでなく、どのようなタイプが好みなのかをはっきりさせて選ばれると、きっとチェンマイでの滞在がより快適になるだろう。各ホテルのスタッフの対応であるが、これはホテルの従業員指導もあるだろうが、各個人差も大きいので一概には言えないことだろうが、回ってみて、一番良かったのはアマリ・リンカム・ホテルである。市内中心部からは少し外れるが、ここはシテイーホテルというよりもリゾート・ホテルとしての要素を十分に持っているホテルで、建物には派手さがあるわけではないが、広いプールは清潔で、気持ちよさそうである。さらにテニスコートも宿泊客は無料で利用できるそうだし、敷地内は緑が多く、手入れがいく届いている。熱帯の植物に加え、松の木も伸びていて、なんとなく高原リゾートの雰囲気があった。
朝食
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釜揚げうどん。 |
昼食
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もち米とソムタム。 |
夕食
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コカにてタイスキ。 |