12月2日 火曜日    天気は晴れ

 今朝も優泰を学校へ送る。この季節、朝は結構寒い。ミニバイクで送るのだが、半そでのTシャツでは寒すぎて、長袖のシャツを上にもう一枚着る。それでもまだ少し寒いくらいである。昼間はエアコンをつけなくてならないほど暑いのに、、。

 午前中にKKトラベルに貸していた23万バーツの返金を受ける。貸していたといっても、別に資金繰りが苦しくなったので融資していたわけではない。海外での決済で、私のクレジットカードを使用しなくてはならなくなり、その決済代金を現金でもらっただけである。本来なら会社の経営者のクレジットカードで決済すべきだと思うのだが、経営者は何枚ものカードを持っているにもかかわらず、海外決済で使おうとしたら、ことごとく決済エラーとなっしまった。理由は良くわからないのだが、タイで発行されているクレジットカードは海外では使えないなんてことがあるのだろうか、、?LCを建てて海外送金の手続きを取るほどの取引でもなかったので、結局私のカードを利用した。それが3週間ほど前のことである。決済が済んだらすぐに建替え分を払って欲しかったのだが、「日本人はお金の話をするのはハシタナイ」と言う潜在意識があって、なかなか「早く」と言い出せなかった。その点は経営者も理解してくれているらしく再三「来週には払うから」と言われつづけて、とうとう月を越えて今日になってしまった。まぁ私のカード口座からの引き落としまではまだしばらく日があるから、問題はなし。23万バーツ、、。千バーツが最高紙幣のタイでは230枚になる。大金である。経営者から「盗られないように注意してよ」と言われる。
 そのハシタナイお金の話、、。アパートの事務所から「タロー、先月分の家賃滞納されてるよ」と指摘されてしまった。すっかり、忘れていた。毎月電気など光熱費と一緒に家賃を払ってきていたが、そう言えば先月は支払いに行ったとき、アパートのマネージャーが不在で、光熱費しか払わなかったのだった。

 午後からワタノー学校。授業開始直前の1時前に職員室に入る。と、「今日は生徒たちは外に出ていて、ほとんど戻ってこないよ」と言われる。なんだ、またかぁ。まったく生徒を狩り出す行事の多い学校である。「2時からの生徒は多少来ると思うけど、今日は休みにするかい」と聞かれる。休むのもイイが、せっかく来たのに、生徒たちの顔も見ないで帰ってしまうのは寂しい。何人の生徒が集まるかわからないが、2時からの授業は実施することにした。
 その授業、大体半分くらいの生徒が出席してくれた。この人数で、授業を先に進めると、次回に苦労するので、今日のところは、本来の授業予定を変更して、挨拶言葉の復習を行う。

 ラビット・スクーターの大御所、Yさんから以前メールでSAHA PART社のピストンがラビット・スクーターに流用できそうなので、ピストンを取り寄せるためにこの会社の連絡先を教えて欲しいとメールで連絡を受けていた。SAHA PART等と言うメーカーがタイのメーカーであるかどうかも、はっきりしないが、SAHAと言うのはタイでは大きな企業グループである。きっとその関連会社なのだろう。知り合いのバイク修理屋に「これ知らない?」とメール添付で送られてきたピストンの入っていた空き箱の写真を見せたが、「そんなメーカーなんてチェンマイにないよ」と言われた。「きっとバンコクのメーカーだから、電話番号案内で聞いてみなよ」と言われる。そうか、電話番号案内で確認すれば簡単だと思ったが、番号案内はあまり親切ではなかった。「タイ文字ではどんなつづりなの」「バコンクの何区にある会社ですか」と聞かれてしまったのである。それから、チェンマイ市内の部品卸屋に依頼していたら、本日とうとう入手が出来た。これでようやく責任が果たせそうである。ピントンと言えばラビットスクーターの心臓部。ここにタイの部品が組み込まれるとは、、、。感慨ひとしお。
 そのラビットだが、本日チャーンプアク門近くで、ラビット・ジュニア(初代)という40年以上前のスクーターを見かける。所有者は近所のタイ人のおじいさんである。チェンマイにもわずかながらラビットが存在する。現状実情はこのラビット一台だけのようである。もう一台はホンダのガレージで埃を被ったまま長いこと仮死状態である。また、ラビットではなく、私がチェンマイで使っているスズキ・ユーディーと言うミニバイクだが、今日始めて私の以外にもチェンマイで走っていることを確認する。

 夕方5時になって、お母さんから電話が入る。優泰が戻ってこないと言うのである。先週から優泰は「友達の家に行きたい」と言っていた。その条件として、その友達の家の電話番号だけでももらってきなさいと言い渡していたのだが、今朝になって「今日行くって約束しちゃったんだ」と言う。じゃ、帰りはどうするんだ?と質問すると「友達の家で送ってもらうから大丈夫」と答えた。今日も5時から家庭教師の先生が来るので、必ずそれまでに帰ってくるようにと言い渡して友達の家へ行くことを許可した。しかし、やっぱり帰ってこない。それに友達の家で送ってくれると言う話もなかったようで、5時になって優泰から電話が入り「迎えに来て」と言う。結局、そのお迎えは私のところへお鉢が回ってきてしまった。家庭教師の先生には30分ほど待っていただくことになってしまった。

 

朝食

ご飯、豆腐と玉子の炒め物。

昼食
ネーム入りのチャーハン。
夕食
肉なしのトン汁。

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