3月21日 木曜日 天気は晴れ
日本は春分の日。昼と夜の長さが同じ日である。そして、太陽はこの日、赤道の真上にある事になる。チェンマイは赤道よりもだいぶ北に位置するが、しかし、北回帰線よりは南にある。もうしばらくすると太陽が真上に来ることになるわけだ。
ラビットスクーターのウインカーレンズの複製について、ランプーンの日系工場に勤める方に問い合わせていた回答が入った。その結果、やはりチェンマイにはこの手のプラスチック成形ができるところが無いようだ。光学系の強いこの企業の人が言うのだから絶望的である。この企業でもこの種のプラスチック成形はバンコクの業者に発注しているそうだ。精密機器などの先端企業があるチェンマイだが、インフラや技術レベルのボトムは決して高くないのかもしれない。なんとなくチェンマイはバンコクと言う都市国家の植民地のような気がしてきて寂しく感じた。
今朝、優泰が学校への出がけに、「おかあさん、今日トンが遊びに来るから、3時になったらセントラルデパートへトンを迎えに行って、優泰が帰ってくるまで、トンにお菓子を食べさせていて」と言い残していったそうだ。とんでもない話しだ。優泰は母親をなんと心得ているのだ!しかし、お母さんはこの辺の事については、別に憤慨している様子はない。まぁトン君に罪はないのだし、3時前にお母さんをセントラルデパートまで自転車で送りこむ。私は優泰が帰ってきて部屋に入れないといけないと思い、とんぼ返りでアパートに戻ったが、3時半になってもお母さんも優泰も帰ってこない。この炎天下で30分もお母さんをデパートの入り口に待たしておくわけにいかないと思い、再び自転車でお母さんをセントラルデパートまで迎えにいく。しかし、お母さんは入り口にいなかった。お母さんに持たせた携帯電話に電話をしてみるとデパートにちょっと良いシャツがあったから見ているところだという。まったく、優泰も優泰ならお母さんもお母さんだ。優泰のことで被害を受けたのは結局炎天下を自転車でデパートまでニ往復もした私だったわけだ。
結局、トン君は来なかったようだ。もともと優泰がトン君とどのような約束をしていたのかも疑わしい。まぁ、本当はセントラルデパートに来たのに、お母さんと出会えなかったのかも知れないし、真相は判らない。
朝食
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黒米入りのご飯を食べる。 |
昼食
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カウマンガイ(鶏のスープで炊きこんだご飯に鶏肉を添えたもの)を買って来て食べる。 |
夕食
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今日は肉食をやめようと、豆腐の焼いたものとグリーンサラダ。 |
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