旧チェンマイ通信のページへようこそ。 (2001年から2004年まで、3年半の記録)

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3月20日 水曜日    天気は晴れ 

このところYMCAのクラスが終わって昼食を食べると眠くなり、昼寝をするのが習慣化してしまった。外は暑くて日差しも強い。アパートの部屋の中はエアコンこそ使ってないが、まだまだ涼しく、そして暗い。どうやらその環境が眠気を誘うようだ。ちょうど木陰での昼寝のように気持ち良く眠れる。そして、優泰が学校から戻ってきた騒がしさで目が覚めるのである。

だいぶ以前にお母さんが差し込むコンセントを間違えてモーターを焦がしてしまった掃除機がまだ部屋の中に転がったままになっている。あちこちの修理屋に持ち込んでみたが、どこも修理ができずに、そのままになっていたものだ。そして、先日、タペー通りに平行するチャンモイ通りにジューサーミキサーなどの小型モーターを修理する店を見つけていたので、そこへ持ちこんでみる。自転車で午後の炎天下を堀沿いに走る。堀の清掃作業は終わったようで、堀の水も入れ替えられたが、目だって綺麗になったとも思えず、緑色の水が澱んで見える。以前は噴水があちこちで吹きあがっていたが、清掃作業後は噴水が上がっているのを見たことがない。さて、掃除機の修理だが、この手のモーターは修理ができないからモーターごと交換する必要があると言う。しかし、交換できるモーターはないという。修理屋が言うには、日本のメーカー製であれば、モーター類は規格物で対応できるのだが、このモーターは規格物ではない。掃除機の製造元に問い合わせるしかないという。この掃除機は日本から持ち込んだ物ではあるが、どこかの中小の商社が中国から輸入したもので、製造元などまるでわからない。日本は産業の空洞化だとか、工業製品も価格の安さで中国製がなだれ込んで来ていたりするけれど、まだまだ、規格統一の面で日本製は良くできているようだ。

夕食後、ちょっと酒を飲みたくなり、アパート脇の路地の小屋がけ(葦簾張りか)スタンドで米焼酎を煽る。道端に廃材を集めて作ったスタンドであり、米焼酎一杯が7バーツ。ここでタイ人の貧乏酔っ払いたちと焼酎を酌み交わし、たわいのない話しをする。会話といっても、内容の半分以上はお互い推測しあっての会話であり、スムースとはいかないが、アルコールが入った酔っ払い同士はこれで結構意思疎通してしまうのである。果物売りからスイカを2つで15バーツにするからといわれ、お母さんへの手土産として購入することにする。しかし、どのスイカが甘いのかわからないといったら、果物売りは次々にスイカを真っ二つに割り始め、真っ赤に熟しているものを選んでくれた。さて、残ったスイカをどうするつもりなのだろうか?

朝食
パンを食べる。トウモロコシ牛乳と言うものを買ってあったので、それを飲むが、お母さんと優泰は口に合わないと言って飲まなかった。味は牛乳にコーンスープを少し加えたようなものであった。
昼食
YMCAの食堂で昼食。私は斎(精進料理)のパッタイ(タイ式やきそば)で、お母さんは鶏肉とカシューナッツ炒め。
夕食
小屋がけ食堂からのメニュー。マカロニ炒めと野菜の甘酢炒め、豆腐と春雨のスープ。

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メオダムきまぐれ日記
(2015年5月からのブログ)

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