旧チェンマイ通信のページへようこそ。 (2001年から2004年まで、3年半の記録)

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4月17日 水曜日    天気は晴れ 

Kカップルが朝の飛行機に乗る。彼らはバンコクで乗り換えてサムイ島まで行く。7時過ぎにホテルへ迎えに行き、空港までビートルで先導する。彼らは彼らの借りた小型四輪駆動車で後からついて来る。空港での手続きはスムースに進み、空港でレンタカーを返そうとするがレンタカー会社のカウンターが見つからない。案内で聞くと、「あいつがスタッフだ」と言ってロビー前を歩いている若い男を指差した。その男が言うには、「ガソリンを満タンにして戻さなくてはならない」そうだ。ところがKは乗るだけ乗って補給をしていないので、フューエルメーターはR近くを指している。ガソリン代として400バーツを追加請求される。

Kを送り出してアパートに戻り、ベッドに横になる。毎日暑いし、Kたちといると食べる量がどうしても多くなってしまう。行動もハードだったし、身体がだいぶ疲れている。何度か目を覚ましかけたが、ベッドから起き上がる事もせず、昼になった。お母さんや義姉はショッピングセンターへ行っており、 ショッピングセンターから電話が入って起こされた。「お昼ご飯を食べに行きたいから迎えに来て欲しい」と言う。ビートルで彼らをピックアップして昼食場所としてご指名のチャーンプアクホテルまで連れていく。

昼食後は先日オーダーしたドレスが仕立てあがっているので取りに行く。しかし、どうも仕立てあがりが気に入らないらしくゴネている様子。なんだかスカートの丈が注文と違うとか言っている。夕方6時にまた来るのでそれまでに調整をしておくようにということになったが、お母さんも義姉も機嫌が良くなくブツブツ言っている。しかし、そんな事を言ったってここはタイなのだから、3着注文して1着満足できるものがあれば、めっけものだと言う事が分かっていないようだ。この地で職人技を期待してはいけないと、私は何度も骨身にしみている。その代わり、工賃などは驚くほど安いのだから、、。

義姉はセラドン焼きが買いたいらしい。それならサンカンペンの工芸品土産物屋めぐりをするのが一番かと思うが、そんなに遠くまでいきたくないと言い、タペー通りにお店があるからそこへ連れていけと言う。しかし、店の住所はおろか、店の名前すら知らないという。仕方なくタペー通りを徐行して走りぬけたがそれらしい店は見つからなかった。川沿いのセンスのよい工芸品屋にも行ったがなかった。結局ふたたびアパート近くのセントラルデパートへ行く事になる。

夕方、仕立て屋にドレスを取りに行き、満足とは言いかねるが、何とか着れると言った感じに仕立てあがったらしいドレスを受け取る。今晩の夕食は優泰の希望で韓国食堂に行くことになった。優泰のお目当てはカルビ焼肉で、お母さんによると1人でカルビを3人前くらい食べると言う。私が東京に行っている間しばしばここで食事をしているそうだが、たった2人の食事代が1000バーツを超すと言うのだから驚きである。私と義姉はカルビを食べずに麺類を食べた。私のはビビン麺と言い、冷麺のスープなし、そこへコチュジャンを絡めて食べると言ったものだ。これは160バーツ。しかし、味はいま2つくらいである。兎に角甘ったるいのである。もともとビビン麺は辛党の多い韓国でも辛すぎて食べられないという人が多い食べ物なのだが、ここのはコチュジャンの代わりに蜂蜜でも混ぜてあるかと思われるほど甘いのである。口直しにキムチを摘むが、これはやたらとショッパイ。この味にしてこの金額とはとちょっとガッカリである。これならどこかの気の利いたレストランで食事を取ったほうがずっと安上がりだ。たとえば昨夜のカムインハウスとか、、。それでも、優泰は韓国食堂の焼肉屋、日本料亭のすき焼きをしばしばお母さんと食べに行っているらしい。

朝食
昨夜の残りのパイナップル炒飯を温め直して食べる。
昼食
チャーンプアクホテルの食堂でお母さんはクオッティオのトマトソース炒め、義姉はパッタイ、優泰は卵焼き載せご飯、そして私は挽肉のバジル炒めライス。
夕食
韓国食堂で義姉は冷麺、私はビビン麺、優泰とお母さんはカルビ焼肉。大した事もないのに料金だけはやたらと高い。

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(2015年5月からのブログ)

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