11月15日 金曜日    天気は晴れ

 昨日の朝、アパートの前でパートンコー(揚げパン)と豆乳を売りに来ていたので、是非今朝の朝食にしたいと思っていたのだが、今朝は来ていなかった。このアパートの前では売上が芳しくなくて、1日であきらめてしまったのだろうか?

 兎に角、眠くて仕方がなく、朝食後もベッドで横になる。O女史のパソコンの調整も明け方近くまでかかったし、このところ本当に寝不足である。9時近くまでベッドで過ごした後、YMCAへ行くためのタイ語の予習をする。学生時代は勉強していると時間がたつのがやたらと長く感じたが、今YMCAの予習をしていると時間がやたらと早く過ぎてしまう。そして、予習を完了する前にYMCAへ登校する時刻となってしまった。

 YMCA後、今日はお母さんはゴルフの練習がお休みで、日本人の奥さんたちと他へ出かけていき、私一人での昼食となった。そこで、簡単かつ美味しく、滋養豊富でしかも格安な「小屋がけ食堂」で昼食を食べる。早くここの日本語メニューを完成させて、日本人客を呼び込みたいものだ。私の日記を見てくださっている人たちには、ほとんど毎日のように登場する「小屋がけ食堂」に興味のあるとも多いと思う。やろうと思っていることをいつまでも引き伸ばしてしまうのは私のよくない性格だ。

 優泰の明日の補習校は弁当持参日である。毎度、弁当に何を持たせるべきか悩むのは、世の弁当作り担当者の常なのだろう。優泰はおにぎりが好きである。しかし、粘り気の少ないおにぎりでは上手くまとまらないし、それと優泰はおにぎりが好きでも梅干は嫌いである。焼きタラコやシャケなんてものも高いので容易に手に入らない。 結論としてパンにする。リンピンスーパーでパンを買い、タニン市場でソーセージを買う。帰りにミカンも1キロ少々買ってくる。タイの人には「すっぱい」と言われて余り人気のない温州ミカン風のミカンが、一般のミカンよりずっと安い。大粒で立派なのがキロ18バーツである。これからしばらくはミカンの季節だ。

 夕食時にO女史がやって来て、昨晩ラジオ局にてチュンポンさんからラオス土産にもらったラオスビールの小ビン2本を飲み交わす。小ビンなのであっという間に飲み干してしまう。飲み足りないのは当然で、先日ロスからH氏が手土産に持って来てくれたカナディアンウイスキーの封を切る。さらに、本日より正式にナコンピンコンドーの住人となったIさんからもハイネケンビールの差し入れを受ける。Iさんとは、Iさんが私に何か手伝いを依頼したときには報酬として金銭を支払うのではなく、ビールを買い与えると言う契約(?)を取り結んだ。これなら私も仕事と割り切れるし、Iさんとしても気を使わずに依頼できるであろう。しかし、ビールはハイネケンビールであった。元来アルコールを受け付けない体質のIさんはビールに何を買えばよく判らないので、店の人に「日本人に一番好評なビールを」と注文して買ったらハイネケンとなったそうである。確かに日本人駐在員はハイネケン派やカールスバーグ派が主流で、私のようなチャーンビール派は少数である。結局、ほとんど私が飲み潰れるまでO女史と取り止めのない話を夜更けまでしてしまった。

朝食
ご飯に自家製海苔の佃煮、豆もやしの和え物。
昼食

小屋がけ食堂にてタイ式やきそばのパッタイ。

夕食

貝のお好み焼き、豚肉の揚げ団子、キャベツとニンジンのスープ。

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