11月14日 木曜日 天気は快晴れ
今週は来客などで忙しく、しばらく日記の更新をしていなかったので、午前中いっぱいをかけて日記を書く。忙しい数日間だった割には、いったい毎日何をしていたのか思い出すことが難しい。それに、寝不足だったために、頭がすっきりしないのも思い出せない原因かもしれない。
昼から同じアパートに住むO女史がパソコンを持って訪ねてきて、パソコンの扱い方を教えてほしいという。東芝製のノートブックパソコンなのだが、DVD等も付いていたりして私の物と比べると2倍くらい重たい。旅行用に買ったにしてはちょっと持ち運びに不便な気がする。とりあえずメールの読み方、書き方、アドレス帖の作り方を説明し、最後にブラウジングについて説明しようとしたのだが、どうも何かトラブルがあるのかYahooJapanなどはなかなか読み込もうとしないのである。何度も「更新」を書けて漸く読み込みに行くのだが、それも表示を始めるのに5分くらいかかるし、完全表示もできない。私のパソコンならネット環境の悪いチェンマイでも1分以内に表示するのにどうしたことだろう。他のサイトもやたらと遅いものがあるし、フリーズもよく起こる。なんとなくOSかハードにトラブルがありそうな気もする。OSはXPが入っており、アップデートを調べたら数十メガのファイルをダウンロードするように出てきた。数十メガなどこの地でダウンロードするものなら何時間かかるものか見当もつかない。とりあえず今晩私がこのパソコンを預かって、できる限りダウンロードしたり、その他の設定をチェックし直してみることにする。
昼食にはレトルトのミートソースを使ってスパゲティーを食べた。タバスコの大瓶をもらっているので、心置きなくタバスコを振り掛けられる。こんなにしてタバスコでヒタヒタのスパゲティーを今までどれほど食べたいと思っていたことか、鼻先にツーンと来る酢の刺激、そして口中に早くも湧き上がる唾液。もう感動の一言である。
が、あれほどまでに刺激的で誘惑的に香りたててくれていた割には、味のほうに刺激がない。酸味はあるのだが、顔面に汗が吹き出るような辛さがあまり感じられない。ひょっとして、タバスコの大瓶は小ビンよりカプサイシンの含有比率が少ないのだろうか?
ちょっとがっかりしながら、それでもまずまず美味しく平らげたのだが、そのうちに、問題は私の味覚にあるような気がしてきた。以前は辛くてほとんど食べられなかったタイの超激辛唐辛子であるピックキーヌーも最近では、平気で食べられるようになってきている。つまり超激辛に馴れこみ過ぎて、タバスコのように唐辛子以外に、岩塩、酢などが含まれている調味料では、辛さの中にある他の味覚のほうに傾向してしまうのかもしれない。
夕食には久しぶりにお好み焼きを作る。これにもタバスコをたっぷり振り掛ける。お母さんのリクエストにより、ソースには「おたふく」を使っているが、私にはおたふくソースは甘ったるすぎるような気がする。ブルドックやS&Bの中濃ソースの方が好きだ。6時半には夕食を終えてラジオ局に向かう。
今晩の放送にはクイズに景品としてサーカスのチケットが付く。クイズの質問と回答はすでに用意されているのだが、そのスクリプトが手渡されてから本番までのスタッフの行動が面白かった。皆いっせいに友人か家族か知らないが、携帯電話で電話をかけて、「放送で○○と質問したら、電話をかけてきて、××と答えろ」と伝えている。タイではこうしたことが一般的なのだろうか、、。それと興行主側からはチケットが50枚届いていたそうなのだが、本日まで手元に残っているのはたったの5枚。それもチケットに記された日時は11月
19日18:30開演分である。19日と言ったら、チェンマイの一大イベント、ロイクラトーンの晩ではないか、、。チェンマイ人なら皆、サーカス見物どころじゃないはずである。一体、残りのチケットはどこへ流れてしまったのやら、、。
さて、本番のクイズの結果だが、そのスタッフの関係者からの電話だったのか一般のリスナーからだったのかは、結局私には判然とつかなかった。しかし、景品がつくとなると電話の本数も増えるし、番組にも活気が出るものだ、、。ちなみにチケットは300バーツのものであった。
帰宅後、O女史のパソコンと格闘する。何よりもファイルのダウンロードだけで明け方近くまでかかってしまった。これほど時間をかけた割には、パソコンの動きはちっとも改善されていなかった。これはひょっとして不良品ではないだろうかと、ボケた頭に浮かんできた。
朝食
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ご飯に自家製海苔の佃煮、裂きイカの煮物、豆もやしの和え物。 |
昼食
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レトルトのスパゲティーミートソース。タバスコをたっぷり振り掛けて食べる。 |
夕食
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お好み焼きを焼いて食べる。 |