11月13日 水曜日    天気は快晴れ

 朝食に先日買った納豆もどきを食べるが不味い。冷蔵庫に入れていたのが悪かったのか、糸すらまるで引かなくなり、まるで単なる納豆臭い大豆の煮豆と言ったものになっていた。

 この1週間、私のパソコンのウイルストラブルや来客などで寝不足が続いている。それに天候も日中はまた暑くなり、体調を崩してしまったようだ。後頭部から背骨にかけてとても痛む。起きているのもつらいくらいで、朝食後に朝9時くらいまでベッドで休む。

 YMCAでの授業に出席し、授業後にアイコンプラザへ回って、パソコン用のモニターを物色する。前回お母さんのパソコン用にモニターを探したときにはIBMの中古モニターでとても程度の良いものがすぐに見つかったが、今回はどうしたわけか程度の中古モニターが見つからない。何軒も何軒も覗いてみたが、納得できるものがほとんどない。それどころか、この中古市場の価格は程度の差は関係なく、画面のインチ数で決まっているようで、今回物色している15インチはすべて2000バーツ均一となっている。最終的にコンパックの中古をそれでも若干値引きしてもらって購入する。

 午後にモニターの設置と操作方法を案内し、引き続き昨日依頼を受けた別の70年配の人のところへパソコンの設定に伺う。当地のプロバイダーを設定したのだが、メールの送受信ができない。メールボックスはOCNにあったのだが、よくよく確認してみると、チェンマイに来るにあたりOCNのプロバイダー契約を解約してきたと言う。メールが送受信できないのも当然である。かと言って当地でメールボックスを設定するのも面倒なので、ホットメールを設定する。また、アドレス帖も作ってほしいと言うので、アドレスの書かれたメモを渡され、一件ずつメールのアドレス帖に書き込んでいった。最終的にすべての設定を終えて、操作方法を案内して、プロバイダー契約にかかった実費の199バーツを請求したところ、200バーツを渡され「お釣りは結構」と言われた。まぁ1バーツくらいもらっても、咎められることはないだろう、、。

 この部屋を辞去しようとしたところ、また別の依頼が飛び込んで来た。今度は40歳くらいの男性で、OSのインストールがうまく行かないと言う。時刻はすでに4時。4時からは昨晩チェンマイ入りしたIさんの入居契約の通訳とコーディネートを引き受けている。まずは先約のIさんの方を済ませてから伺うと言うことにした。
 Iさんの入居契約手続きは簡単に終わったが、お手伝いさんがほしいという。その手配と、打ち合わせで結構時間がかかる。お手伝いさんの条件は、週5日の通いで、掃除、洗濯、夕食の準備と言うことになった。このアパート内に住んでいる人で、日本食も作れるという。

 最後にOSのインストールに困っていると言う人のところへ立ち寄って、事情を聞いてみる。WIN98の入っているチェンマイで購入したデスクトップパソコンの動きが、日本で買ったXPの入ったノートパソコンに比べて不安定であり、その原因が98がXPより劣るためと考えたそうで、98からXPにバージョンアップをしたいのだそうだ。しかし、バージョンアップ用のCD−ROMを挿入しても、途中でエラーが発生して、インストールできないという。私は詳しく診断したわけではないが、原因はOSの違いなどではなく、パソコン本体の違いではないかと説明した。日本のライセンス管理もしっかりしたパソコンと、コピー製品やジャンクもので構成されたチェンマイの寄せ集めデスクトップを比較すれば、チェンマイのパソコンが不安定なのは当然である。さらに、OSだって海賊版の98が入っているところへ、さらに海賊版のXPを入れようとしたって、トラブルが発生しても何ら不思議はない。また、日本で配信している動画を見たいのだが、インターネットで動画を見ていると途中で途切れると言う。しかし、これもOSの問題ではなく、チェンマイのネット環境にあると思われる。

 自分の部屋に戻ったのは6時過ぎとなった。もうクタクタで、今から夕食の準備のために買い物に行く元気がないので、アパート向かいのコカにてタイスキを食べることとした。飲み物に米焼酎を持ち込んでソーダ割にして飲む。生で飲むのとはまるで違った味わいになり、とても美味しい。しかし、周囲のタイ人客からは好奇な視線を浴びる。この米焼酎はとても美味いのだが、タイでは最低級の酒、最下層の労働者の酒とされており、一般のタイ人からは軽蔑されているような酒を私のような日本人が美味そうに飲んでいるから、好奇な視線を浴びるのだろう。

 

朝食
納豆もどきをご飯にかけて食べる。
昼食

コンピュータープラザ裏の食堂でバジル炒めと唐辛子炒めを注文してお母さんと分け合って食べる。

夕食

チェンマイ・コカにてタイスキ。

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