旧チェンマイ通信のページへようこそ。 (2001年から2004年まで、3年半の記録)

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5月14日 月曜日

だいぶ体調が戻ってきたようだ。
朝の運動もほぼ依然と同じようにこなせるようになった。
しかし、優泰は朝寝坊で起きてこなかった。運動をしているうちに小雨が降り出してきた。家に戻り、シャワーを浴びて、鉄道駅前のスダーさんの中古バイク屋へモーターバイクを返しに行く。途中どうやら交差点で右折信号無視をしてしまったようだ。交差点を曲がったとたん後ろからピピピピピィーと笛を吹く音が聞こえた。しかし、面倒なんで無視してそのまま走り去ったが、別に追いかけてくる感じも無かった。

モーターバイクを戻すとともにスダーさんの長い長いお話を拝聴し、ココナツミルクで炊いたもち米にカボチャのプリンを載せたものをご馳走になって、白いミニバスに乗ってワロロット市場へ向かう。ミニバスといってもピックアップトラックで、ただ赤いのと違い路線を決めて走っているので、乗る際に料金の交渉も必要ではなく、駅前から市場まで乗って8バーツであった。市場では今が盛りのレイシ(ライチー)とマンゴー2種類、やせたにんじん一本を買い、こんどは赤いトラックに乗ってアパートへ戻る。運賃は15バーツ。アパート前の商店で牛乳を一本買う。

9時前にはPCに向かい、メールのチェックを行い、バンコク週報へ広告原案を送ったりする。11:30より1階のインターネット事務所で事業展開についてのミーティングをし、昼過ぎにお母さんの昼食を買いに出かけ、、、。なんの事は無いまた今週も1週間が始まってしまったわけだ。

午後もひとしきりPCに向かう。お母さんと優泰は昼寝。
彼らが起き出したのは夕方6時近くなってからであった。
今日の夕食はコリアン・バーベキューの看板を掲げた屋外食堂。
この食堂まではだいたい1キロ少々の距離があるが、夕方の道をのんびり歩く。途中でとうもろこしをひと袋買う。

このコリアン・バーベキュー、直訳して韓国焼肉と解釈するととんでもない事になる。まず、中心が盛り上がったジンギスカン鍋があり、鍋の淵の窪みにスープを張る。肉類は中心で焼き、野菜や麺類は淵で煮るといったものだ。69バーツで食べ放題というから、まずまずの金額。そして石焼ビビンバ風の物が出てくる。見た目はほとんど石焼ビビンバだが、味には今ひとつパンチがない。さりとてまずくて食べられないと言ったものでもなかった。

当然ながらビールを飲みたいわけだが、シンハビールを注文したところ、赤い制服を着たウエイトレスが「アムステルビールにしてはいかがか」などという。私はそんなビールよりシンハに氷を入れて飲みたいのだが、、と、ウエイトレスの胸元を見るとアムステルビールのサイン入り。うーむ、どうやら彼女は本物のウエイトレスではなく、アムステルビールの販促キャンペーンガールのようであった。そんな彼女に無理やりライバルビールを持ってこさせるわけにもいかず、仕方なくアムステルビールを注文する。

やはり韓国式の焼肉を想像すると、失望しかねないが、豚肉にしろ鶏肉にしろ、肉そのものの味も、味付けも悪くは無い。特にイカがプリプリして美味しい。キムチもどきは、キムチと思わなければ、丁度良い箸やすめにもなる。アムステルビールも十分にコクがあって美味しい。優泰は食事をほっぽりだして、併設の遊戯施設で遊んでいる。となりのテーブルの家族連れには4歳の男の子がいて、どうやら優泰と仲良くなり、滑り台で遊んだり、スプーンと皿を使って砂遊びをしたりしている。この家族のお父さんは竹中の建設部に勤めていて、バンコクに単身赴任だそうだ。奥さんと子供は、このチェンマイに住んでいる。

結局、一本80バーツもするアムステルビールを2本も飲んだため、食事代よりもビール代の方が高くついてしまった。帰りは赤いピックアップトラックに乗ってアパートへ戻った。

 

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メオダムきまぐれ日記
(2015年5月からのブログ)

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