旧チェンマイ通信のページへようこそ。　(2001年から2004年まで、3年半の記録)

６月１１日　水曜日 　　　天気は曇り　夜ににわか雨　　　　

　今朝はワタノー学校の朝礼に参加するようにとのことで、早朝から学校へ入る。朝礼で全校生徒に紹介するのだと言う。特にこれと言った打ち合わせもなく、８時前には全校生徒が集合した校庭に引っ張り出された。今朝紹介されるのは私以外に中国語担当の女性の先生がいた。彼女は雲南省の大学を出ているそうなのだが、はたして彼女が中国人なのか、タイ人なのか聞きそびれてしまった。しかし、私から見るとほぼ完璧と思えるようなタイ語を流暢に話した。壇上に紹介され、まず彼女がいくつかの中国語の単語の紹介をしながらタイ語で生徒たちに話し掛ける。うーん、次は私の番だ、私はこんなに上手にタイ語が話せないぞ、差がついちまうなぁ、、。と、ちょっと気が重くなる。しかし、壇上でマイクを握ってしまえば、もう杞憂など消えて、下手クソなタイ語で生徒たちに話し掛けられた。もともと大人数を前に勝手に話すのは、一対一で話したり、電話で話したりするより好きな性格である。どうでも良いことを、思いつく限りのタイ語を並べて、話したつもりだが、話の幕引きをどうしたらよいかが判らない。下手なタイ語を生徒たちはじっと聞いていてくれたが、果たしてどこまで通じたことやら、、、。最後は適当に「サワディーカップ、ありがとう」と言って礼をしたのだが、生徒たちの目はなんとなくキョトンとしているように見えた。

　先日、パソコンの扱い方の初歩を教えた日本人から電話が入り、あれから一週間やっているけどダイヤルアップ接続に一回も成功していないと言う。彼女の部屋は電話線が直通ではなく、アパートのPBX経由になっている。外線発信ボタンの設定が必要なので、そのことは前回説明したはずだが、それでもダメらしいので、症状を見に行ってみる。
　設定に間違えはなかった。一応ダイヤルアップ発信をしプロバイダーのサーバーと交信をしているようなのだが、パスワードの確認まで至らずに切断されてしまう。始めはプロバイダーの問題かと思っていた。彼女が使っているプロバイダーはKSCと言う会社で、正直言ってあまり品質が良くなく、しかもなかなか繋がらない会社である。そこで、私のアカウントを使って別のプロバイダーでの接続に挑戦してみた。しかし、結果は同じであった。これは、ひょっとするとパソコンやモデムそのものに問題があるのではないかと思い、私のパソコンで試してみた。やはり症状は同じ。そうすると、あと考えられるのは、このアパートの電話線またはPBXのトラブルである。が、それだと、私には手におえない。アパートの管理事務所が改善してもらわなくては、、。一応、アパートの事務所には電話線の品質が良くないから改善するように伝えたが、果たして改善されるのであろうか？内線電話で話してもノイズはひどいし、とてもデータの送受信が出来る環境ではなさそうだ。私はこのHコンドの受付に２回、電話線の確認にエンジニアをよこすように伝え、受付上も「ハイ、行かせます」と約束したが、一向にやって来る気配がなかった。帰りがけに受付へ出向き「エンジニアがまだ来てないようだけど、早く手配してよ」とダメ押しの催促をしたら、「すぐ行かせるから、部屋には誰か在室しているか？」と聞き返された。「もちろん」と答え、今度は大丈夫だろうと安心したのだが、あとで確認したら、やっぱりエンジニアはやって来なかったそうだ。このアパート、別棟が完成直前で、数年前から工事が中断したままになっている。しかし、最近になって日本からかどうか定かではないが海外からの長期滞在者を呼び込んで、未完成の別棟を売り込もうとしているらしい。でも、受付がこんな体たらくでは、とてもお勧めできない。

　例の日本人とタイ人のトラブルに関してだが、相手のタイ人は警察からの出頭要請に対して出頭してこなかったため、身柄拘束の手配に移る事になったと弁護士さんから連絡が入る。そして、手配をするにあたって相手の顔写真が欲しいのだがと言われる。当事者の日本人に確認すると、相手のタイ人と一緒に取った写真は何枚かあったが、トラブルが発生したときに頭に来てすべて破り捨てたと言う。まぁ仕方がないだろう。本人も心当たりの知人に写真がないか確認してみると言う。私もこのタイ人が経営する旅行会社のツアー参加者を探し出し、写真を持っていないかどうか確認してみることにした。

　優泰の夏休みだが、原則として午前中は勉強と言うことになっている。課題は大した量ではなく、真面目に取り組めば１時間もかからずに終わるようにしている。しかし、その課題を朝食後に開始して、終了したのは午後５時過ぎである。特に週末の補習校で漢字の書き取りテストがあるので、その練習をさせていたのだが、書き取りをさせると半分も出来ていない。いったい８時間近くもかかって何をしていたのだろうか、、。本人だって、遊ぶことも出来ず辛いだろうに、、。しかし、明日からもこの優泰のダラダラ学習に付き合うのかと思うと気が重い。だいたい、優泰のお守りは私の担当と言うことになってしまったのは、どういう理由なのだろうか？

前日へ　　翌日へ

メオダムきまぐれ日記
(2015年5月からのブログ)

チェンマイ帰り就活日記

求む！ピョン子の情報