６月１１日　火曜日 　　　天気は曇り

　昨夜、優泰が寝室のカギを閉じ込みしてしまった。そのため寝室には入れない。カギも手元にない。工具を取り出しカギのノブを外して、施錠を解除しようとするが、ノブが外れない。時間はどんどん過ぎて夜遅くなるので、カギを壊すことにした。ヤットコで強制的にノブを捻りドアを開けた。

　YMCAでの英語に今日も１人で行く。お母さんは行かないそうだ。もう歩き回ったり外出しても問題ないくらいに快復しているのだが、、出不精になっているのだろうか？
　英語の授業の進展具合は牛歩である。次回が期末テストだと言うが、第４課までしか進んでいない。以前の小学生英語の方が勉強量が３倍以上あった。なんだか間延びしてしまう感じだ。来期(再来週から)のコースは受講しない事にしよう。

　アパートに戻ったあたりから腹の具合が悪くなった。下痢はするし腹痛もする。そのうち頭痛もひどくなってきた。しかし、昨夜から見つかっていないカギを探さなくてはならない。棚や引出しを埃まみれになりながら探しまわる。お母さんに聞いても「お父さんが管理してるんでしょ」とつれない。私の記憶だと、下駄箱横にあったのと、キッチンの脇に合ったような気がするので、私の管理下ではなかったように思うのだが、そう言われればし方がない。どうせチェンマイで起こる事柄の全ては私にそもそもの原因があるといわれてもし方がないのだから、、、。いつか、韓国で暮らすことになった時、絶対にその逆の立場に立たせてあげよう。

　頭痛を我慢しながらカギを探したが見つからない。そのうちに「お昼ご飯は何食べさせるの？」との声がかかる。こちらは腹痛もあって食欲もないので気が付かなかったが、時刻は１時を回っている。小屋がけ食堂へ行ってみると店主のオバさんがいなかった。きっと市場でも買出しに行ったのだろう。フライドチキンも今日は売りに来ていない。さて、何を食べさせるか、、、。あと、二人が食べそうなのは、カウマンガイ(鶏の茹で汁で炊いたご飯とチキンカツ)ぐらい。通りを走る車のエンジン音がやたらと耳に響き、頭痛をひどくするのを我慢しながらカウマンガイの店へ行って二人分のカウマンガイを買ってくる。アパートに戻ったところでダウンしてしまった。もう、限界。そのままベッドに倒れこんで夕方まで寝てしまう。

　夜になっても身体の具合の悪さは続いた。いったい何が原因なのだろう。お腹がスッキリしないし、頭痛もする。しかし、下痢は昼の一回きりだ。日中外に出ているわけでないから、日射病ということも考えられない。熱もない。夕食は私が何も支度をしなかったためレトルトのカレーライスになってしまった。

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