6月10日 月曜日    天気は曇り 夕方から夜にかけて雨 

 朝の運動もだいぶなれてきたのか、タニン市場周回のコースもさほど苦も無く完走できるようになってきた。このコースは7時前には走り終えないと、通学の車やバイクが出てくるので、なるべく朝早く走り出したいのだが、ついつい出発が遅れ、6時半頃になってしまい、アパートに戻ってくるときには、結構交通量が増えてしまっている。それと、アパートの玄関前には、ランプーン工業団地へ出勤する駐在員たちと出くわす事になる。先週までは、優泰もこの時間に学校へ行くバスを待っていたので、違和感がなかったが、今はジョギングパンツ姿で「おはようございます」と挨拶するのは、ちょっと気になり始めた。明日からは、表玄関から戻らずに、裏口から入ってくる事にしよう。

 今朝も別冊チェンマイ通信の書き加え準備をする。投稿の原稿の整理。もともと投稿用にいただいた分ではないし、ネット上での公開を前提に書かれたものでもないので、そのままホームページに組み入れるわけにもいかない。そのため、内容の一部を編集させてもらう。そして編集したものを執筆者に送って、確認をしてもらう。その作業を1時間ほどおこなう。

 優泰に算数の練習問題を12問やらせる。2ケタの足し算と引き算はようやくやり方を覚え始めたようだ。今日はついに横についていなくても、自分で計算をして回答を出せるようになった。あとは、もう少しスムーズに計算ができるようになれば言う事が無いのだが、、。まぁもう少し時間がかかるだろう。算数のあとに、私のパソコンを使ってウルトランのVCDを見せてあげる。

 サッカーは韓国対アメリカである。お母さんが是非とも韓国を応援すると言うので、昼食後テレビをつける。前半韓国は善戦していたが、アメリカに先制されてから急に元気がなくなったように見える。元気が無くなったのは韓国選手だけではなく、テレビを見ながら韓国を応援していたお母さんまで「もうだめだ、勝てないよ」なんて言っている。諦めが早いのは韓国人の血なのだろうか?しかし、後半で同点に追いついてから、再び元気が出てきたようで、お母さんも応援を再開した。熱しやすく冷めやすい。タイの人もそれ以上に熱しやすく冷めやすい。

 夕方、野菜などを買いに自転車で出かける。リンピンスーパーへ行ったが、あまり良い野菜が無い。そして値段が高い。続いてタニン市場へも寄ったが、やはりあまり良いものが無い。えーい、ついでだぁと、巨大スーパーのロータスまで足を延ばした。しかし、やはり良いや再が無いし、札には‘Every day low price’と書かれているが、ちっとも安くない。工業製品はリンピンスーパーより安いものもあるが、生鮮食品はダメだ。高いしあまり新鮮ではない。従業員の教育は、開店間も無いからだろうか、あまりできていない。もう、ここで買物するのは控えようかと思ったが、外は生憎の夕立となり、帰るに帰れなくなってしまった。仕方なくここで野菜類を買う。合計で250バーツ近い金額となった。市場でこれだけの金額の野菜を買ったとしたらば、自転車のカゴには納まらなかったはずだ。

 チェンマイ門近くに移動遊園地が来ているのを、先週確認していた。日没を待って優泰を連れて自転車に二人乗りで行ってみる事にした。しかし、アパートを出てしばらく走ると雨が降り始めた。雨を避けるために掘割端のバイキング式のステーキハウスに飛び込む。この店は何ヶ月か前にも入ったことがある。鶏肉のバーベキュー風のソテーは美味しかったが、牛肉は硬くて歯が立たなかった記憶がある。私は鶏肉と豚肉のソテーと魚フライ、ソーセージ、そして山盛りのサラダにスパゲティーを2度に分けて食べた。優泰もほぼ同様のものをたっぷりと食べたが、雨はまだ降り止まない。しかたなく、私一人アパートへ戻りビートルを引っ張り出し、優泰を食堂に向かえる。真っ直ぐアパートに帰ろうとすると、優泰が「遊園地へ行く!」と言って言う事を聞かない。雨だし、移動遊園地が営業しているわけ無いのだが、理屈の通る相手で無いので、実際に行って見せてやることにした。遊園地は明かりも消えて、遊具も雨に濡れているだけだった。「あしたもう一度来てみよう」と約束までさせられてしまった。

 

朝食

昨夜の残りの肉じゃがでご飯を食べる。

昼食
チャルメラの味噌ラーメン(もらいもの)に野菜をたっぷり入れて食べる。
夕食

優泰と2人で堀の近くのバイキング式ステーキハウスで食べる。

 

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