11月7 水曜日

昨夜は早く寝たので、5時過ぎには目を覚ます。そして今日もコーンフレークを食べるらしいので、私ひとりはパートンコーを買ってきて食べることにした。そしてそのついでに朝の運動をする。優泰が学校に通うようになり、朝の時間が以前より1時間も早くなり、平日の運動ができずにいたが、今日は大丈夫だ。そとはまだ朝焼けが残り、空には少し赤みが残っていた。

点火系の電装品を交換してビートルの調子が良くなった。特に低速からの加速性能が良くなった。まだ市街地での走行しかしていないので、高速走行時の安定性は分からないが、この分ならたぶん大丈夫だろう。学校への往復も安定した走行ができた。まぁ、今朝はお母さんの支度が遅く、渋滞に巻き込まれて、遅刻しないかとハラハラしたのだが、、。

アパートへ戻り、YMCAのタイ語レッスンに備えて、一昨日のプリントにあった単語で単語カードを作る。プリントはローマ字式の発音記号でつづられているので、単語をひとつずつタイ文字に変換する作業からはじめなくてはならない。はじめからタイ文字もプリントしておいてくれれば手間も省けるのだが、、。

YMCAのタイ語クラスはまた日本人1人とアメリカ人1人が増えて10人となった。ずいぶんと繁盛しているものだ。今日は文法中心で「もし〜ならば、・・・と・・・が必要だ」と言った文例をロールプレイで行う。人のことが言えるほどタイ語の発音ができる訳ではないが、ロールプレイをしてもみんなひどい発音で、一体何を言っているのかさっぱり分からない。やはり、タイ語の基礎は発音と、その発音の基となるタイ文字の練習からはじめないとダメなのではないかと思った。

昼食はまたタイの即席麺を茹でて食べる。今日は精進料理の即席麺である。パッケージにも「斎」と書かれている。味はあっさりしていてなかなかイケル。やはり粉末調味料はたっぷりついているが、ラードなどがないためか、しつこくなくすっりしていて気に入った。今度また買って食べたいと思った。が、この即席麺だけでは物足りないので、残ったスープに昨日の残りの冷や飯をぶち込んで食べる。

午後、優泰とお母さんを迎えに行き、帰りにリンピンスーパーへ寄って買い物をする。スライスチーズなどを買ったため、大して買い物をしていないのに、金額は張ってしまった。タイではスライスチーズを国産していないのだろうか、、輸入品ばかりだ。最近タイではこんな田舎のチェンマイでもピザが流行しているのに、国産のチーズと言うものをまず見かけない。何年か前にラオスへ行ったときは、宿屋のボーイが、丼にバゲットパンを刻みいれ、スライスチーズを千切りながら食べているのを見てカルチャーショックを受けたことがある。ラオスでスライスチーズが国産化され、市場に流通しているかどうかは疑わしいが、どこの市場でもバゲットパンが売られていたところから見て、少なくともチーズは十分市民権を得た食材となっていることは確かだろう。

お母さんは今日で学校の授業参観(?)は終わり、最後なので担任の先生と夕食をとる約束と言う。6時に学校で待ち合わせていると言うので、お母さんを学校まで送って、今晩の夕食は優泰と二人となった。何を食べるかは、以前から目をつけていたブタ鍋の店に行くことにした。この店は昼間カウマンガイ(蒸し鶏ライス)の専門店で、私たちもしばしば利用している店だ。ここが夜になるとブタ鍋の店となるそうで、特にデザート用にはアイスクリームも食べ放題となる。是非ここらで優泰に思う存分アイスを食べさせてやろうと考えたわけだ。ブタ鍋食べ放題の料金は大人1人が80バーツで、他店よりも若干高めである。しかし、肉やイカなどは他店よりも良い部位を使っている。品数こそ少ないが、それぞれの味が良いので文句はないそれに別料金となる飲み物の値段が安い。ソフトドリンクは一本10バーツ、シンハビールは55バーツで、一般の雑貨屋で買うのと大差がない。私も優泰もたっぷりとブタ鍋を食べ、優泰はアイスクリームを7つも食べてご機嫌であった。アパートへの帰り道、自転車がパンクしている事に気づく。優泰を自転車に乗せ、私がその自転車を押してアパートへ戻った。アパートに着いたのは8時を少し回ったところであったが、お母さんは既に帰ってきていた。

 

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