11月8 木曜日

朝食にフライパンでブタのスライスを良く焼いて、脂分を溶かし取りベーコンのようにカリカリにし、そこへ目玉焼きを添えてベーコンエッグ風にしたものをハンバーガー用のパンに挟みベーンエッグに見たてて食べる。このベーコンもどきはけっこう好評であった。

優泰を学校に送った後、アパートでタイ語の単語練習と英語の予習をする。タイ語の単語は単語カードを作るだけで暗記までは手が回らなかったが、この3日だけで既に50個以上の単語が出てきたことになる。そのうちの一体何個ぐらいを覚えられるだろうか。特に普段会話の中で使わない単語というのは覚えにくい。

自転車のパンク修理もあったので少し早めにアパートを出る。パンクの修理賃は15バーツ(40円弱)であったから、日本の20分の1くらいだろうか。とにかくタイの工賃と言うのは安い。が、気になるのはモーターバイクのパンクの頻度が高いことだ。確かに路肩は荒れ放題で、穴も開いてればネジやガラス片なども多く、路肩走行をしなくてはならないモーターバイクがパンクしやすいのは理解できる。しかし、それにしてもパンクして道を押しているモーターバイクをやたらと見かける。まぁこのくらいパンクしてくれれば、工賃が安くても数でこなせるのかもしれない。

今日はYMCAで英語クラスの日である。このクラスでのレッスンは今日が最後らしく次回は試験だそうだ。そして今日も簡単なテストがあったが、こんなレベルなんてチョロイと思っていたのがアダとなり、まるで分からないところがある。そんな言い回しがあったかなぁといくら考えても思い浮かばない。試験の後にテキストを見るとちゃんと出ている。うーむ、恐るべし、、。そして、前回の中間試験の結果が発表になった。なんとタイ語の英訳について、タイ語のミスで間違えたのではなく、単純ミスで間違えた個所がいくつもある。たとえば?マークの付け忘れ、Theyと書くところyを欠落させてTheとしてしまったり、まったく手におえない。

昼食にはお母さんにはクオッティオうどんの醤油炒めを食べさせ、私はタンメンを着くって食べる。残り物のブタのスライスが賞味期限が来ているのである。日本から持ちこんだタンメンスープはもったいないので、それは使わずこちらで買ったシイタケ味のスープの元を使う。できあがった味はちょっと淡白過ぎてしまったが、でもキャベツをたっぷり入れたので、キャベツの甘味が出て美味しかった。

午後、優泰を学校に迎えに行く際にお母さんも一緒に行くと言う。そこでお母さんもビートルに乗せて学校へ行き、優泰を迎えてきたが、アパートへの帰り道、今ひとつエンジンの調子が良くない。感じとしてはガソリンの回り方にムラがある感じだ。アパートの駐車場でエンジンを見るが、やはり外見からは分からないが、排気が異常に熱い気がした。これは下手に手出しをせずに修理工場へ持ちこむのが一番と、先日の欧州車専門の修理工場へ持ちこむことにした。なんとなく考えられるのは、以前ラビットでもあったのだが、燃料パイプがエンジンの近くにより過ぎて、パイプ内のガソリンが熱せられ、パイプ内で気化してしまい、十分にキャブレターまでガソリンが回らないのである。私の感覚ではあの時の状況によく似ている気がする。エンジンが熱くなる前は調子が良いのもそっくりだ。修理工場側ではキャブレターを疑っているようだ。確かにキャブレターの清掃をするのも方法のひとつではあるが、それでは現在起きているしばらく走るとエンジンの回転が不安定になる説明がつかない筈だが、、。とにかく、そう言うし、キャブレターの清掃はして悪い事ではないので、明日出直してきてやってもらうことにし、すっきりしない気分のうちにアパートへ戻る。

夕食は小屋がけ食堂で作ってもらう。今晩のメニューはブタひき肉のバジル炒め、タイ式焼きそばのパッタイ、そして玉子豆腐と白菜のスープである。部屋の蛍光灯が切れてしまい、事務所に交換を依頼したがなかなかやって来ない。結局夕食は電気スタンドを代用にテーブルの上で燈して食べることにした。

 

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