旧チェンマイ通信のページへようこそ。　(2001年から2004年まで、3年半の記録)

１０月４日　金曜日 　　　天気は晴れ　

　あぁ、一人になりたい。もう家族なんて面倒なだけだ。みんな投げたして、一人で気ままにチェンマイで暮らしたいなぁ。今日もお母さんと口をきくのをやめておこう。

　サンサイ在住のアリさん(日本女性)が日経ＰＣの今月号がアクセスの特集だと言うので届けてくださっていた。届けてくださったのは一昨日らしいのだが、アパートの事務所が忘れていたらしく、昨晩受け取った。先月はアクセスでかなり苦労をしたし、この特集で「目から鱗」状態になることを期待してページをめくる。極初歩的なところから、開設されていて、読んでいるとフムフムと納得できていく。このように親切に解説があれば、先月あれほど悩まなくてもすんだのに、、、となど考えながら読み進んでいたが、私が一番知りたかった、関数の使い方とイベントプロシジャーについてまるで触れられていない。うーん、残念。

　午後になって、呼吸器系が痛くなった。息苦しいし、肺に刺すような痛みを感じる。鼻水も盛んに垂れてきて止まらない。多分廊下を挟んで斜め隣の部屋が内装工事中で、塗料でも使っているのかものすごくシンナー臭い臭いが廊下に漂っていた。このところ私の住む１０階はあちこちで大規模なリフォームをしていて、シンナー臭かったり、日中はトンカン、トンカンとコンクリートの壁を叩いたり、ガガガガガーとドリルで穴を開ける音が響いてくる。普段は静かなアパートもこうした壁を伝わってくる音には、対応策がないようだ。

　優泰はクラスメートのＮ君の誕生日会に呼ばれている。誕生日会は３時からＮ君の自宅で開かれるので、２時半過ぎに優泰を学校に迎えに行く。チェンマイ一の高級高層アパートの最上階近くに住むＮ君のフロアーまであがると、チェンマイ市内どころかクンタン峠までも見えるくらい見晴らしが良い。しかし、下を見ると目がくらむようで足がすくんでしまう。自宅で誕生会を催して、言葉も良く通じない各国からの子供たち、それもワンパク盛りを招待してのことだから、Ｎ君のお母さんも大変だろう。同情するに余りあるが、私に手伝えそうなことなど何もなさそうなので、リンピンスーパーで晩のおかずなどを買ってアパートに引き上げる。

　夕食時、優泰が昨日のラジオ放送をテープに録音していたようで、それを再生している。私はこの日記もそうだが、一度書いてしまったものなど読み返す気になれない。ラジオの放送だって、一度話してしまった自分の声など聞きたくもない。それに、昨夜のことを思い出すと、いまだに気分が悪くなる。そして、メールでも叱責と激励と同情のメールを何通かいただく。あー、疲れた。もうなんでも良くなった。どうにでもしやがれと言った気分である。

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メオダムきまぐれ日記
(2015年5月からのブログ)

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