9月2日 月曜日 天気は晴れ
野菜の買出しにムアンマイ市場へ向かう。いつも通りの大根やキャベツ、白菜、タマネギ、ジャガイモ、ネギ、キュウリ、カリフラワーなどの他に、鮮やかな赤、黄、緑のジャンボピーマンを買ってみる。スーパーなどでは良く見かけるのだが、とても高かったので手が出せない野菜だった。しかし、ここムアンマイ市場ならば我が家の台所事情でも買えそうだ。赤と黄色は1キロ45バーツ。緑は40バーツであった。他にホウレン草も買いたかったのだが、探しても見つからなかった。
ムアンマイ市場に続いてリンピンスーパーに立ち寄って、ホウレン草を買う。やはり野菜類はスーパーが高い。ちなみにホウレン草はキロ75バーツであった。他にタイ米がお買い得品になっており、5キロのジャスミンライス(カウホムマリ)が120バーツが69バーツになっていたので喜んで買う。スーパーは特売品を選びながら買うとお買い得だ。
お母さんは日本人駐在員の奥さんで、優泰の同級生のお母さんでもあるYさんと昼ご飯を食べに行くと言う。Yさんはタイ語の読み書きも上手だし、学校の行事にも積極的なので、私はいつも尊敬と憧れの念を抱いている。お母さんもYさんとならば、気を遣わずにその辺の食堂で昼食を済ませてくれるのだ、財政的にも助かる。私の昼食はサワチャオのGさんやPさんと2時に待ち合わせて食べる事にしている。それまでの間、ビートルのエアコン回りをいじくる。
ビートルはエンジンが後ろにあり、そのためエアコンのコンプレッサーとラジエーター、エアコン本体が離れている。そのために熱効率が極めて悪い。せっかくコンプレッサーで冷たくなったフロンガスも、エアコンの吹き出しに来るまでには、だいぶぬるくなってしまう。しかも良く確認してみると、コンプレッサーと本体との間をつなぐ管にゴムが巻いてあるだけで、断熱材が使われていない事を発見したので、この断熱材を取り付ける作業をする。
エアコン用の断熱材をタイ語でヤンフントーエーと言うことを確認し、約4メートル分の断熱材を買う。300バーツとタイの物価としては随分と高かった。断熱材と言ってもただのウレタンと言うかスポンジ状の管に過ぎない。これをエアコンにつながっている管に巻きつけ、その上からいぶし銀色をした粘着テープを巻きつけて完成。簡単な作業であったが、理論状はこれで管から冷気が逃げるのをかなり防げるはずである。
2時にGさんPさんとアパートの下で待ち合わせて、小屋がけ食堂へ向かう。皆さん私のHPを見てくださっていて、この小屋がけ食堂には関心を示してくれた。まぁ変哲もない食堂であるが、日本人には珍しい食堂だと思う。私も今度ここの食堂に日本語のメニューと看板でも寄贈して、ついでにHP上で広告でもさせていただこうかとも考えている。午後の遅い時間の昼食だったので、料理4皿をあっけなく食べてしまい、こんどはチェンマイ動物園近くの牛乳工場へ行って、直売のアイスクリームを食べる。ワンパック200グラム入りくらいあり、食べ応えがある。さっき昼食を腹いっぱい食べたため、最後の方は少し苦しくなってしまった。それとかなり甘い。
この直売所で、四方山話などしながら買いに来る客の観察をしていたが、牛乳を買いに来る人がかなりいる。それも10パック入りのビニール袋をいくつも買い込んで行く。商売にでも使うのだろうか、、。それと西洋人も結構来る。はじめは片言のタイ語などを話して、売場のおばさんとも顔見知りのような感じでいたので、在住西洋人がよく来るのかと思っていたら、観光ガイドに連れられた西洋人グループもやって来たりした。以外と日本人には知られていない観光地なのかもしれない。
夕方、アパート近くでビートルがエンストをしてエンジンがかからなくなった。点検してみたらイグニッション・コイルにつながるコネクターがひとつバカになっている。バカになっているなんてモノではなく、コネクターの代わりにビニールテープが巻きつけてあるだけであった。このあたり素人がさわる場所ではないから、きっと修理工がやったのだろうが、まったく安直な修理をするものだ、、。昼間だったから良いが、夜の山道だったら難儀したはずだ。
今晩は9時半発の夜汽車でバンコクへ向かう。2等のエアコンなし、旧式寝台車の上段で421バーツ。明日の昼前にはバンコク入りできる。しかし、昼近くにエアコンなしの2等車は汗と埃まみれになりそうだ。
朝食
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ご飯と梅干、豆腐とワカメの味噌汁。 |
昼食
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GさんPさんを案内して小屋がけ食堂で昼食会。豆腐と野菜の炒め物、タイ風の豚挽き肉入り卵焼き、タイ式ヤキソバ、豚肉団子を食べる。 |
夕食
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赤、黄、緑のジャンボピーマンとソーセージの炒め物、大根の味噌汁。 |