10月22日 金曜日

 台風の被害は各地に深刻な影響を残したとテレビのニュースが伝えている。帰国して5日になり、家にいることが多いのでテレビを点けている事が多い。そして、チャンネルはNHKばかりである。NHKしか見られなかったチェンマイから戻ったのだから、久しぶりに民放でも見れば良いところを、他のチャンネルでどんな番組をしているのか分からず、面倒なのでついついNHKを見てしまう。

 朝からダンボール箱で届いた荷物の整理である。チェンマイで箱詰めは私がしたのだから、箱から出して仕分けするのはお母さんの当番であっても良さそうなのだが、やはりこれも私の役目となってしまう。それにしても、開ける箱、開ける箱、出て来るものはお母さんと優泰のものばかりである。私のものなどめったにお目にかかれない。
 全31個、役600キロの荷物で、しかも途中に台風まであったにもかかわらず、届いた荷物で壊れたり汚損していたのは、皿が1枚とグラスが1つきりであった。つまりほとんど無傷で運ばれてきたわけである。また、通関上も上手く処理してもらい、税金もかからずに済んだ。私の心配していたことが1つ解決した。

 私が心配していたことのもう1つは小鳥のピョンのことだが、本日届いたメールによれば、このところピョンはリンゴなど果物やご飯を良く食べるようになったとのことである。また、夜は日本人スタッフの家で遊んでいるらしい。ピョンも健康的で愛情の溢れた環境で暮らしているらしいことを知って、大変嬉しく、また安心する。

 ダンボール箱の開封は一応すべて終わったのだが、その箱から出てきた荷物で家の中は足の踏み場もない状態になってしまっている。そこに少しでもスペースを作るためにダンボール箱の解体や梱包材の仕分けをおこなう。日本はチェンマイと異なりゴミは分別収集であるから、ダンボールは資源ゴミ、ガムテープやエアキャップは燃えないゴミ、新聞紙も1枚1枚広げなおして資源ゴミ、その他は燃えるゴミと分ける作業を夜までおこなう。

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