昨夜、ペットショップで、小鳥のピョン用に餌の幼虫を買おうとしたが、売ってなく、代用で釣り餌用の川エビを買った。ピョンは最初そこ数匹食べたが、水分が多過ぎるからか、美味しくないのか、すぐ食べなくなった。そして、今朝になったら酸欠のためか、エビたちは全員死んでしまっていた。可哀想なことをした。そして、死んだエビは一匹も食べようとしなかった。
ウタラディットのホテル、パクチョンのホテルと泊まり、このバンコクのマンダリンホテルまでたどり着いたのだが、ホテルの実質的レベルはバンコクが一番のようである。特に、私たちが泊まったのは最上階で、ほとんどの部屋がスイートルームで構成されていたためか、快適な滞在になった。しかし、ここでもタオルはハンドタオルがなかった。
朝食は再びバイキングで、内容も充実していた。部屋にいる間は気がつかなかったが、宿泊客は日本人の観光客が多いようであった。特に若い女性が目立った。
今日の予定は、ドリームワールドで優泰を遊ばせて、今晩中にチェンマイまでビートルで帰ることである。朝10時近くにホテルを出発、途中、チャトゥチャク市場に立ち寄り、ここのペットショップで小鳥のピョン用に幼虫を買い求める。幼虫は10バーツであったが、駐車料金として20バーツがかかった。
渋滞するバンコクを北に向かい、約1時間半でドリームワールドに到着。ここでも学生を中心とした団体客と、中秋節の休みを利用した中国系の団体客が大挙して押し寄せていた。
入場料金は、外国人料金とタイ人料金の二本建てになっており、タイ人料金を適用してもらうには、労働許可書の提示を求められた。これで、アトラクション付入場料は450バーツから290バーツになった。なお、私の分だけは、アトラクション無しの入場券で120バーツである。これは、小鳥のピョンと一緒なのを理由に、乗り物に乗らずに済ませようと考えたからである。
ウォーターパークの遊戯機具と比べると、さすがにドリームワールドは本格的である。園内もきちんと整備されているが、遊具の中の多くが整備中を理由に、使えなくなっていた。整備などひとつずつ順番に、おこなうべきだとも思うが、ここでは一斉にいくつもの遊具を使用停止して、整備をするので、全体の3分の一くらいの遊具が動いていなかった。
昼食にはKFCに入った。値段ばかり高く、油がキツイので、こんなもの食べたくもないが、他に適当な食事施設がない。タイ料理系のカフェテリアもあるが、テーブルには食べかすが散らかっていたりして、ちょっと食事をする気になれない。ここの人たちは、食べ終わったらキレイに片付けると言う習慣があまりないようである。
私が注文したのは、フライドチキンのヤム定食と言うもので、スープが付いて79バーツのものである。味の方は、中途半端の極みで、つまり美味しくなかった。どうして、こんなものにこんな値段がつくのかと、首を傾げていたから、余計味が変に感じたのかもしれない。この点では、園内のあちこちでソムタムやモチ米などを売っているウォーターパークの方が実質的サービスのレベルは高いように感じた。
ドリームワールドで、乗り物に乗らず待っているのは良かったが、待ちくたびれた。それにとても暑くて、熱射病になりそうであった。5時まで優泰に付き合い、こんなバテバテの状態でチェンマイまでビートルを運転するのかと思うと、ウンザリしてきた。
ドリームワールドから北へ向かうハイウェイの交差点、ランシットまではすぐなのだが、道路の路面が荒れていて、大型車の交通量の多いハイウェイを敬遠するため、遠回りながらスパンブリを経由するルートを取ることにした。このルートそのものを選んだのは正解であったが、ここでも時間帯が悪かったのか、パトゥムタニまでは結構渋滞して、時間をロスした。
スパンブリを過ぎると、もう夜になり、しかもチャイナート手前で、雷雨に見舞われた。それも凄まじい土砂降りと、稲妻で、前がほとんど見えない。時速50キロほどで、センターラインに注意しながらノロノロ運転である。そのため、ナコンサワンを通過したのは夜8時半過ぎ。バイパスを走ったために食事場所に立ち寄れず、そのままカンペンペットまで走りぬけてしまった。ところがカンペンペットに着いたのが夜10時過ぎと遅かったためか、田舎の町の食堂はもうすべてしまっているようで、食事が取れるところは屋台くらいしかなかった。お母さんは屋台で食べるのが嫌いなため、結局不本意ながらガソリンスタンドのドライブインで食べることになった。
タークを過ぎると、今度は霧が深くなって、場所によってはまるで視界が利かなくなった。とうとうチェンマイに到着したのは明け方の午前4時半である。予定よりも3時間近く遅くなってしまった。いやはや、疲れた。
朝食 |
マンダリンホテルのバイキング。 |
昼食 |
ドリームワールド内のKFCで。フライドチキンのヤム定食。 |
夕食 |
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