掲示板への書きこみで知ったタイ日清のカップヌードル「きつねうどん」(新発売)を昨晩セブンイレブンで買って、今朝の朝食とする。これは「どん兵衛」ではなく、カップヌードルのブランドである。スープが美味しいのだそうだ。もともとタイのカップ麺だから、さほど期待もしていないが、ひとつ１５バーツと言う金額は、食堂で具沢山のクオッティオうどんを食べられる金額である。(もっとも、他のカップ麺と料金的な差はほとんどない)
沸騰したお湯を注いで３分間。小さな、多分四つ切にしたと思われるオアゲがひとつと細切れになったネギが浮いている。タイのカップ麺らしく、具はあくまで寂しい。で、推薦いただいているスープの味だが、かなり出汁が効いている。舌の先がピリリと痺れる感じがする。日本で売られている「どん兵衛」は関東と関西でスープの味が違うと言うが、たぶん関西の出汁が利いた味に近いのではないだろうか？もっとも、これを食べて感じたのは、日本航空で小腹がすいた頃にオニギリとともに配られる「UDON
De SKY」の味によく似ている気がした。最近は長距離便に乗る機会がなくなったので、今でもカップ麺やオニギリのサービスがあるのかどうか知らないが、このカップ麺もオアゲは小さく切り刻んだものであった記憶がある。
K.K.トラベルのスタッフたちはまたコンピューター・ゲームにはまってしまった。昨年末に禁止令が出て、先日まで途絶えていたのだが、先日入ってきた新しいスタッフは、ゲーム禁止令が出ていることを知らずに、社内のコンピューターでゲームをはじめた。本来なら他のスタッフたちが「禁止令を教える」なり「注意する」なりすべきところだろうが、どうもスタッフたちの感覚は異なっているようだ。新入りがゲームを開始したと同時に「ゲーム解禁」と誤解してしまったらしい。ここで、再度「禁止令」を徹底させるべきかもしれないが、経営者自ら「解禁」を込んでいるらしい気配である。困ったものである。私の持ちこみパソコンを除き、３台のパソコンはゲームの順番待ちをするスタッフで占有されてしまった。モチベーションなどと言う話は、まだまだ時期尚早であったことを痛感する。
午後からワタノー学校での授業。こちらも生徒たちのスケジュールが分からないので、毎度頭が痛い。私の授業は選択授業のひとつなので、各クラスごとの行事などが入ると、そのクラスの生徒が欠席してしまう。それも欠席届などを出してくれれば良いが、それもない。学校側からは、授業を３回以上サボった生徒は、単位を出さないようにと指示されているが、いったいどの生徒が行事で欠席で、どの生徒がサボリなのか判断がつかない。本日は２時からの授業で生徒の集まりが半分以下であった。出欠を取ることをしなかった。
K.K.トラベルで、私はメールでの問い合わせに答える仕事の比重が高くなってきたが、最近はこの「チェンマイ通信」を見てK.K.トラベルを訪ねてきてくださる方が多くなった。今日いらっしゃった方は「はぁー、本当にあったんですねェ」と感嘆されていた。ネット上で飛び交う情報など、虚実入り混じっていて、虚構も沢山ある。常識的な感覚の持ち主であれば、私のような生活をしている日本人がいるなど信じがたいことだろうし、チェンマイK.K.トラベルだって、ふざけた会社だと感じることだろう。が、それが実際に存在しているのだから、「はぁ・・・」となってしまうのだろう。「証拠写真でも、、」などとそのうち言われてしまうかもしれない。まぁ、中には飛行機の切符の１枚も買ってくださる方がいらっしゃり、売上にも貢献しているので、K.K.トラベルは私の公開日記の執筆を業務時間中に認めてもらっても、問題ないだろう。
夜９時過ぎにオーキッド・ホテルへ行って昨日の韓国系航空会社の乗務員たちをお見送りする。昨日は参加されなかったが、機長さんからねぎらいの言葉をかけてもらえた。よく、日本の海外ツアー添乗員が「お客様から『ありがとう』と言われるのが一番うれしい」などと、嘘か本心か判別の難しいことを言うが、こうしてねぎらいの言葉をかけてもらうと、ものすごく嬉しい。本当にこの客室乗務員さんたちは良い人たちばかりであった。
それに引き換え、彼らがこれから乗せていかなくてはならない、韓国人団体客のマナーは悪かった。昔のN協団体観光客を彷彿とさせる傍若無人ぶりである。衆に頼んで怖いものなし、、。タバコ、言葉遣い、歩き方、すべてに品位が感じられない。そして、彼らを引率する無免許韓国人ガイドもケバケバしい装飾品を身につけながら、言葉遣いで「接客用語」を知らないのか、はたまた前職が場末のクラブ・ホステスだったのではないかと感じさせる。このお客にしてこのガイドと言った印象である。そんな団体で満席の飛行機に乗務しなくてはならないのかと思うと、同じサービス業に働くものとして、同情しないではいられない。
昔の韓国人観光客は、非常に礼儀正しかった。海外旅行できる人たちも限られていたし、海外旅行をする前には、政府から海外旅行心得のような研修会に参加が義務付けられ、「自分たちの海外での行為は、韓国への評価に直結する」と教え込まれていたらしいが、今ではそんな研修会もなくなってしまったのだろうか、、。
結局、今日も帰宅は夜１０時になってしまった。