ワタノー学校に午後一番で到着したのだが、生徒たちが「遅すぎる」と詰め寄ってくる。いつもなら授業が始まってもなかなか集まらない生徒たちなのにどうしたことだろう。もう、ほぼ全員が集まっている。事情を聞いてみると、今日は午後から職員会議があるので、本来1時限が60分のところを短縮して、50分授業なのだそうだ。そのため、12時30分から日本語の授業をする事になっていたのだそうだ。毎度の事ながら、その手の連絡は私の元には届いていない。
20分だけの極めて短い時間での授業を実施する。先週に引き続き、リスニングの練習である。私が簡単な文章を読み上げで、その文章の内容に関する質問をし、それに答えさせる。いきなりでは、答えられないだろうし、耳がついてこないだろうから、あらかじめ質問する事項を黒板に書き出しておいた。抜き打ち的に指名して答えさせたので、短時間であったこともあって、生徒たちに緊張感を持続させることができて、比較的効果的な授業ができたと思う。
次の時間の授業も50分間と言う短い時間である。こちらは生徒たちの集まりが悪く、たったの10人ほどしか集まってこない。前回の続きを進めてしまうと、参加していない生徒たちとのバランスが取れなくなるので、また予定を変更して挨拶関係のフレーズを教える。この手のものを教えている分には、まったく気楽なものである。ナゼそうなるかと言った説明も不要だし、生徒たちも日頃テレビ番組などで接しやすい言葉だから覚えてらいやすい。
大阪から昨晩来たOさんに、知り合いMさんのバイクのリースを仲介する。Mさんはまもなく正月を日本で過ごすために一時帰国され、その間Oさんが、Mさんのバイクを使わせてもらうと言うものである。Mさんのお宅はちょっと遠いので、往復するだけで1時間ほどの時間を消費してしまった。Mさんのバイクは排気量こそ大きくはないが、アメリカン・スタイルで長距離ツーリング向きである。Mさんは最近スクータータイプのモーターハイクを常用しているらしく、借りるほうのバイクは埃だらけであった。Mさんは不在のようであったが、事前に預かっていたスペアキーで、バイクを庭先から路上へ引っ張り出す。ブリブリと言うバイクの排気音で、Mさんのお宅の向かいの家のドアが開いた。「Mさんから聞いてるよ、日本人がバイクを取りに来たら宜しくってね」と向かいから出てきたその親父さんは言った。
夕方、優泰をムエタイ・ジムへ迎えに行くに当たって、ビートルにお母さんも乗せて行く。帰り道、先日食べれなかったセントラル・エアポート・プラザのクーポン食堂に立ち寄って、お母さんは韓国式の麺料理「カルククス」を食べた。
朝食
|
昨夜の残りのビーフシチュー。 |
昼食
|
パッタイ。 |
夕食
|
エアポートプラザのクーポン食堂にてカオソイ。 |