午前中、予約レスポンスの悪い中国東方航空のことでイライラした。朝一番に予約を確定するようにバンコクまで電話依頼した際「OK、2時間後までにやっとくから、昼前にもう一度確認してよ」と言われた。私はそれは2時間後に予約が確認できると言う意味だとばかり思っていたが、実際には15分おきに航空予約端末をたたいても一向に予約がOKにならない。まぁ2時間後と言っていたし、タイでの時間だから多少の遅れは仕方ないかなぁと自分に言い聞かせて、昼近く待ったが、依然としてOKになってこない。再び中国東方航空に電話を入れると「まだキャンセル待ちですよ、また月曜日に確認してね」とあっけなく言われてしまった。
本当にお客様が減っている。K.K.トラベルの横には農民銀行があり、この周辺で銀行はここだけのため、裏手に泊まっている外国人旅行者たちがATMを使ってお金の引き卸しによく行列を作っている。が、そのATMに並ぶ外国人旅行者の数もめっきり減ってしまった。
その少ないお客様の中で、本日来店された韓国系カナダ人のお嬢さんにラオスのルアンプラバン行きの船の切符を販売した。彼女は数日前にも来店されて料金を確認されていったのだが、とにかくお金がないのだと言う。手持ちの現金は100ドルしかないという。帰りの飛行機の切符は持っているので大丈夫だと言うが、その切符が曲者であった。これからラオスを旅行してしばらくしてからバンコクに戻り、香港経由でトロントまで帰るそうなのだが、バンコクから香港までの航空券はガルフ航空のもので、4月の10日前後の日に予約を入れたいそうなのである。が、この4月はタイ正月の関係で、軒並みバンコク発の飛行機は満席になっていて、彼女の希望する日取りには予約が入りそうもない。最短でも4月の19日に空きがある程度である。まだ1ヶ月も先である。いくらお金を節約するにも1ヶ月100ドルと言う金額で旅を続けるのは苦し過ぎる。まして、ラオスにこれから入られるなど、本来ならばお止めしたいところである。
「ラオスはタイよりも貧しい国だから物価が安いはずだ」と信じこまれているが、生活レベルの低さと物価とは直接比例しないのである。確かにラオスの人たちはお金がなくても暮らしているが、旅行者までお金がなくても旅行できることにあたらない。むしろ旅行者にとって必要なものはタイよりも高かったりするのである。
午後からは時間ができたのでずっと手付かずであった商用サイト対象のリンクページの作成に取りかかる。現在リンクを張る予定になっているのはサーラーチェンマイさんとJ.Travelさんだけであるが、ページの名称だけは大きく「チェンマイ名店街」とした。まったく「シャッター通り商店街」と改名すべきくらいにテナントの少ない商店街である。それにJ.Travelさんはチェンライである。まぁ、それでも無責任なリンクを張り巡らせるわけにも行かないし、ページをオープンさせた後で、適当なところがあればリンクしていけば良いであろう。
ミニバイクが故障してから1週間。毎日の足にビートルを使っているが、ビートルも毎日乗ってやると機嫌が良いらしい。つい先日までバッテリーが上がってばかりいて、スターターをひねってもウンともスンとも言わなかったので、そろそろバッテリーを交換しようかと考えていたのに、バッテリー上がりが解消してしまうと、もうバッテリー交換など頭から消えてしまう。そしてまた騙し騙しビートルに乗りつづけてしまう。そのうちまた、どこかでバッテリーが上がって大騒ぎするのは目に見えているのだが、、。