ヤハリデアッタ。昨日のガソリンスタンドへ優泰を学校に送った後立ち寄ってみたのだが、昨日の洗車不完全の問題はまるで引き継がれていなかった。スタンドに事情を話しても誰もわからない。まったく、この体質、忙しいときにはイライラさせられる。8時になったら洗車の担当が来るから、「そいつに話せ」と言うので、無駄な30分をスタンドで浪費する。まったく、先方から7時半にと言っておきながら、なんと言うことだ。
ヤハリと言うか、洗車の係りも何も聞いていなかった。しかし、多少は係りだけあって、こちらが説明したところ事情を理解したらしい。「ビートルのエンジンルームは洗車の方法がわからないから、掃除できない。支払われた料金はパック料金だから、一部利用されなくても払い戻しには応じられない」と言ったものであった。これを持って納得できるかと言うと、それは無理な相談なので、「そんなこと、始めからわかっていたら、こっちだってパックなんかで注文しないよ、そっちが勧めたからじゃないかぁ」と文句を言うと、「昨日の係りは見習いだから良くわかっていない」と、まったくここのスタンドのポリシーを疑う。もっとも、この「見習」と言うのは、このスタンドに限らず、あちこちで登場して、これも免罪符的に使われている。
交渉の結果、しからば外回りがキレイになっていないということで、もう一度外回りを洗車させましょうと言うことになった。これ以上交渉しても無駄と思われたので、時間のロスの方が勿体無いので妥協する。2度目の洗車を見ていて、なるほど1度目もこんな洗い方をしていたから、汚れが落ちていなかったのだろうと納得できた。始めに水をかけ、次にカーシャンプーを振りかけて泡だらけにし、最後にまた水をかけてお終いである。ほとんどスポンジで擦ると言うことも無い。
K.K.トラベルで仕事を始めたのが9時少し前。本日も来店客は多くない。比較的のんびりとしたものである。各方面行きの航空運賃の整理をしていて、インド航空の運賃改定が入ってきた。このインド航空もいきなりの大幅値上げである。今までバングラデシュ航空、エジプト航空と並んでバンコク発東京行きの格安御三家のひとつであったインド航空が、一気に3千バーツ以上の値上げである。もう、格安と呼べる範疇には入らないだろう。エジプト航空が路線撤退したものだから、強気になったのであろうか?もう、格安と呼べるのはバングラデシュ航空だけになってしまった。なお、そのインド航空でひとつだけ利用価値があるのは、インド航空で発券するタイ航空のチケットであろう。こちらは正規のタイ航空よりも3千バーツほども安い。
少ないお客様の中で、6月の中国行きの航空券手配依頼があった。日本からのパックツアーと合流するため、中国到着時間と、出発時間が指定されている。上海に入って北京から出るコースなのだが、どちらの都市にもバンコクから直行便は飛んでいるのに、いずれも希望されている時間帯とは上手く合わない。結局、ホンコンをゲートウェイとして結ぶ案を提案したのだが、それにしてもやたらと乗り換えの多い案になってしまった。しかも、利用する航空会社が、タイ航空、キャセイ航空、ドラゴン航空と3社にわかれ、運賃計算も複雑である。このうちドラゴン航空はどうしたわけかタイ国内の営業所はプーケットにしかなく、電話で確認しようとしたが、「午前中のみの営業です」と言う案内テープを聞かされるだけであった。また明日確認しなくては、、。
夕食には、1月だったかにチェンマイへ長期滞在の下見に来られたHさんが、先週からチェンマイに住み始めたと言う事で、チェンマイ・コカで夕食をともにした。住み始めた家はチェンマイ-ハンドン通り沿いだそうで、1戸建てだそうである。なぜ1戸建てかと言うと、高齢の猫がいるからだそうで、そう言えば最近いらした日本人の家庭ではネコを連れていらっしゃる家庭が増えている。タイでの日本ネコの生息分布は急速に拡大しているようだ。一般にチェンマイのネコたちの寿命は短い。はっきりしたことは判らないが、私の感覚では平均4、5才くらいではないかと思う。なぜなら、日本のように年取ったネコと言うものをまず見かけないからである。ほとんどが2、3歳程度で、1歳くらいのメスネコなど、子持ちが結構いる。たぶん、病気や事故による死亡率が日本とは比較にならないくらい大きいのだろう。ワタノーで私が日本語を教えているクラスの生徒の家には15歳の猫がいるそうで、周囲の人から驚かれているそうである。
そう言えば、以前私が韓国に里子に出したノラ猫は、老衰で死んだと言う話を聴かないが、まだ生きているとしたら、もう一体何歳になっていることやら、、。日本のネコ社会でも老後の海外ロングステイと言うのが一般化しているのか知らん。