本日は補習校の保護者会。来年度の父母係り決めと言う仕事がある。私は早々に修繕係りに立候補させてもらった。他に議題として、会計報告や非常時の非難方法の確認などがあった。会計で、補習校の財政は単年度では赤字が続いているそうである。中でも大きいのは先生への謝礼と家賃である。一人一人の先生への謝礼額は大きくはないが、生徒数と比べて先生の数が多くなるのは、こうした小さな学校の宿命であろうか、、。さらに3年生以上は日本語のレベルに合わせてクラスを二つに分けたりまでしているので、教室数や先生の数は学年の数よりもずっと多くなってしまう。山の分校なら、複式授業になりそうな生徒数のところなのだが、、。結果的には授業料を倍に値上げしても赤字が埋まるかどうかと言うラインにある。が、現在の授業料も、内容から見て高いものではないが、私の財政状況から言うと、倍額になったら通わせるかどうか再検討が必要だろう。私のように財政事情が苦しい家庭はそう多くはないだろうが、しかし、こうして生徒がまた減れば、在籍生徒父兄の負担は更に増えてしまうのではないだろうか。
チェンマイでは3年から4年で自動車の数が倍増しているとは、つい先日書いたような気もするが、それに合わせて、郊外のバイパス道路では立体交差の工事が始まった。市内には横断歩道も少なく歩行者用だけでなく、信号機そのものがほとんどないから、道路を渡るのも大変である。以前ならさほどの苦もなく、車の切れ目を縫って渡れたが、現在ではいつまで待っても車の流れが途切れなかったりする。そのことにようやく行政側が気がついたのか、ここに来て急に堀を巡る道の何箇所かに歩行者用の横断信号を設置する工事も始まった。市内が信号だらけになることは歓迎ではないが、歩行者が安心して道を渡れるような環境が作られることは大歓迎である。
しかし、物を作ればそれで良いと言うものではない。実は既に堀周辺には何箇所かの歩行者用押しボタン信号があるのだが、システムとして機能していない問題がある。これは信号機の問題ではなく、交差点以外の赤信号で停車する習慣を地元ドライバーが持っていないのである。横断歩道に取りつけた信号で赤が点灯しても、やはり一向に車が停車する気配はない。たまにレンタカーでも運転しているのか外国人あたりが、横断歩道前で停車すると、クラクションを後ろから鳴らされるか、下手をしたら追突される危険もある。何よりも車の運転マナーの向上がチェンマイには最も必要なもののように思われる。
今晩もラジオのダラダラ放送。今晩は優泰が通うチェンマイ・インターの生徒からの電話が多かった。中学校の一年生くらいの生徒たちから立て続けに電話が入って、まるで番組を占有されていたかのようであった。