１２月９日　火曜日　　　　天気は薄曇

　オリエント航空のチャーター便を使った企画航空券の折り込み広告を再度実施することにした。フリーペーパーの発行人さんより今日の早いうちに印刷所へビラを入れるようにと指示があり、急いでビラのコピーをとってもらうようにスタッフへ依頼する。今回の広告でどのくらい集客ができるものであろうか、、。

　今度はオリエント航空の国内線の販売権についてだが、ようやく情報が入った。オリエント航空では、国内線航空券１００枚単位で旅行代理店に卸してくれるらしい。しかし、この航空券は１２月 ２４日までしか有効ではなく、それまでに売り切らなくてはならない。まぁ１００枚程度の航空券など数日あれば売り切る自信があるのだが、問題はオリエント航空の予約システムは開放されておらず、バンコクの予約センターへFAXで予約の依頼をするか、チェンマイ空港のカウンターへ走るかしかない。さて、オリエント航空の航空券を仕入れるべきか、今回は諦めるべきかを経営者と協議する。KKトラベルでチケットを扱うことは意義のあることではあるが、リスクが大きすぎる。昨日にしたところで、オリエント航空の予約担当とは電話での連絡がほとんどつかない状態である。そして、この２４日までの航空便のほとんどが既にバンコク側によって完売状態にある。予約もままならないような航空券を販売することは、旅行会社としての信頼にかかわると判断することで意見が一致し、今回のところは涙を飲んで国内線の販売を見送ることとする。

　午後からはワタノー学校での授業をおこなう。２年生(中学２年に相当)を対象にした授業は、「です」の過去形と、否定過去について講義する。この２年生の授業はなかなか大変である。日曜日に行っている補講でもそうだが、通常授業でも生徒たちのレベル差も大きくなって、収拾がつきにくくなっている。私の力量の限界なのかもしれない。
　２時からの授業は、本日も生徒集会によって参加できた生徒はたったの３人だけであった。たった３人だけでは授業としての意味をなさない。特に先週も学校行事の関係で受講生の集まりが良くなく、このまま一部生徒を対象に授業を進めてしまえば、今後の授業にも大きく影響を与えてしまうだろう。それに、もう今学期になってから、一ヵ月半になり、こんな調子では、授業計画とますます乖離してしまうだろう、そこで今日は「あいさつ」を始めとした簡単な会話を教えることとする。

　優泰の忘れ物癖はなかなか改まらない。本日もカバンは見つからなかったと言う。また、昨日忘れてきたブレザーも無くしたままなのである。明日はタイの憲法記念日で祝日である。忘れ物がでてくる可能性はますます小さくなってくる。カバンにしてもブレザーにしてもデパートで買ったもので、その辺の市場なんかにあるものとは違った高級品なのに、私の財政事情も知らずによくも無くして来てくれるものである。まぁ、日本での仕事を投げ打って、チェンマイで無収入の道を選んだ私に根本的な原因がある以上、優泰を咎めるわけにもいかないかぁ。

　KKトラベルを出たのは夜１０時過ぎであった。こちらも、無給、持ち出し営業である。ちょっと計算したら、毎月５０００バーツ以上の持ち出しになっている。この金額はKKトラベルに出入りする前の私の小遣い金額よりも大きい。この辺の金額程度でも経営者に補填してもらいたいものである。近いうちに相談でもしてみようか。

　ホームページのアクセスカウンターがまもなく１０万になる。カウンターの設定を６桁に設定してあるので、もうじきゼロに戻りそうである。私のビートルのメーター(走行距離計)も６桁で１０万で一回転することになっている。一体誰が１０万人目になるのだろうか？ビートルの１０万キロまではまだしばらく時間がかかりそうだが、アクセスカウンターは今晩あたりであろう。１０万人目の人からメールでもいただきたいものである。

前日へ　　翌日へ