旧チェンマイ通信のページへようこそ。 (2001年から2004年まで、3年半の記録)

このページ「チェンマイ通信」はIIJ4Uサービスのホームページ機能が2016年3月31日(木)をもって終了した関係で、chiangmaikk.comのサーバへ引っ越ししてきました。設定不備もあるかと思います。

 

HPご意見メール
ペナン島

12月24日 月曜日

バンコクからの汽車の終点はバターワースと言うペナン島の対岸である。優泰は終点到着直前までお母さんと2人で昼寝をし、そしてオネショをした。おかげでお母さんの長ズボンとお母さんに貸していた私の長袖シャツまで濡らされてしまった。大慌てでオネショの処理をしているうちに1時間半遅れで終点のバターワースに到着。

ペナン島まではフェリーに乗り換えて約20分である。タイとマレーシアの間には1時間の時差があり、マレーシアの時間ではもう2時近くになっている。ホテルは港から離れたところにあるので、港の近くで食事をしようと華僑経営の食堂に入る。もっとも港のあるジョージタウンはどの店もほとんど華僑の店のようで漢字の看板が溢れている。私はラクサというマレー風のカレーラーメンを食べる。お母さんは中国的な安食堂の雰囲気に圧倒されてブツブツとぼやいていた。

ホテルはクラウンプリンスホテルというタンジュンブンガというビーチ沿いにあるリゾートホテルである。12階の部屋はベランダに出れば海が見えると言った部屋であった。荷物を解いてから優泰とプールへ降りる。リゾートホテルだけあってさすがにプールは家族連れでにぎわっていた。シンガポールや香港からだろうか中国系の人たちが目立つ。

夕食にはホテルから少し歩いた中国料理屋に入る。小奇麗な食堂であったが、中華料理の匂いを嗅いだだけでお母さんはウンザリ顔であった。しかし、料理は美味しかった。車えびのチリソースも、マーボー豆腐も、餡かけ野菜も、チャーハンも。優泰もチャーハンにマーボー豆腐を載せてもりもり食べた。

夜、優泰が紙にサンタクロースの絵を描きながら「サンタさん来るかなぁ」なんて言い出すものだから、私は夜中にこっそり部屋を抜け出して、コンビニにクリスマスプレゼントを買いに行く羽目となった。


ペナンヒルのケーブルカー(展示されている旧型車)


ペナンヒル頂上の児童公園


ペナンヒルからの眺め
この眺めのために苦労して登った、、。

12月25日 火曜日

タンジュンブンガのビーチは正直なところあまりきれいではなかった。ジェットスキーなどのマリンスポーツはあるのだが、海辺に出たいとった気にはなれなかった。

市内バスを乗り継ぎながらペナンヒルのケーブルカー乗り場へ向かう。シーズンだからであろうか、ケーブルカーは長蛇の列であった。乗車するまでに1時間近く待たされ、ケーブルカーの車内も超満員であった。とても景色を眺められるどころではなかった。

ペナンヒルの頂上はさすがに涼しく、気持ちが良かった。が、お母さんは「こんな苦労をして何でみんなここへ来るの」と言う。涼しいだけならホテルの部屋が涼しいし、景色だってここより眺めの良いところはいくらでもあるというのだ。御説ご尤もだが、それをいっちゃあお終いよ。優泰も景色よりは頂上の児童公園のほうが楽しかったようである。

下りもケーブルカーを待たされ、詰め込まれて降りる。ジョージタウンの中心にあるコムタワーのショッピングセンターに入る。ここもチェンマイのカドスアンケウと同様にまとまりのないショッピングセンターでどこに何があるはさっぱりよく分からない。捜しまわってようやくお目当ての本屋に辿り着く。優泰用に英語の絵本を買うのもペナンに来た目的のひとつである。マレーシアはさすがにタイと比べて英語の出版物が充実していた。ここでイギリスのものなど絵本を10冊ほど買いこむ。価格はイギリス本国よりも安いようだ。当然学校で斡旋してくる絵本よりも安い。それに内容を確認しながら手にとって選べるのが良い。

夕食には少し早かったがマクドナルドに入ってお母さんと優泰にはハンバーガーの夕食を食べてもらう。お母さんたちには地元の食べ物よりもこの手のファーストフードを食べてもらっているのが無難である。そして、私はホテル近くの屋台街へ出かけて、マレー名物のサテー(カレー風味の焼き鳥)を楽しむ。ビールも飲みたいところだが、イスラム国家のマレーシアはビールも高く1本400円くらいする。

「バンコクへからペナンへ」へ    「ペナンからランカウィ」へ
 


メオダムきまぐれ日記
(2015年5月からのブログ)

チェンマイ帰り就活日記

求む!ピョン子の情報