12月22日 土曜日
さて、旅の始まりです。チェンマイからバンコクへは特急ディーゼルカーのスプリンターで向かいます。タイで最も早い列車ですが、バンコクまでは11時間もかかります。バスならば途中の食事休憩を含めても10時間以内で走りぬけるのですから、やっぱり汽車は時間がかかる。
チェンマイの出発は約1時間も遅れ、おまけにクンタン峠ではエンジントラブルまで起こして、バンコクに到着時刻も遅れてしまった。朝から夜までこのディーゼルカーに乗っていた事になります。
車内は寒いくらいに冷房を効かせて、やたらと甘いお菓子のサービスがありました。このあたりがタイ式のサービスの根本的な勘違いではないかと感じています。
それでも、バスのような圧迫感はなく、優泰も退屈してムズがることもなく、バンコクへ辿り着けました。