3月30日 土曜日    天気は晴れ 

朝ご飯は釜揚げうどんを食べることになっていた。お母さんが麺類を食べるときはかなり柔らかく茹でて食べるのが好きである。これは韓国人一般もそうなのかもしれない。冷麺などを別にすれば、韓国の麺類は一概に腰の弱い麺が主流だと思っている。一方、私は腰の強い、まだ芯が残っているくらいの茹で方が好きだ。今朝、釜揚げうどんを茹でているうちに、私は半透明になりかかった鍋の中で踊るうどんを見て、とっさに一人前をザルですくい上げて、醤油と鰹節を振り掛けて食べてしまった。実にうまかった。鍋の中のうどんはあと5分ほど茹でてから、お母さんたちに釜揚げうどんとして食べてもらった。

今日は午前中に優泰の日本人補修校の入学式がある。まだ3月ながら、この小さな学校では、卒業式と入学式を一緒にやってしまうのである。私は子供の入学式と言うこともあってスーツにネクタイまで絞めて臨んだが、父兄たちの中にお父さん自体の姿は少なく、スーツ姿は校長先生と私だけであった。私はちょっと場違いをしてしまったようだ。それでも、一応は簡単な卒業式らしいことと入学式らしいことを一時間ほどやった。

昼食にはご飯を炊いてレトルトカレーを食べた。お母さんと優泰は豆入り野菜カレー中辛を食べさせ、私は明治製菓の大銀座カレー大盛り大辛と言うのを食べた。激辛ではなく、まぁちょっと辛めかなと言った程度であったが、ボリュームはたっぷりと260グラムもあった。これはボンカレーなどの約1.5倍である。満足のできるカレーであった。お母さんたちのは、グリコの中辛よりも辛かったと言っていた。甘口が良かったなどとも言っている。

午後、今度東京へ行ってくるための汽車の切符を買いに鉄道駅まで行ってくる。しかし、タイ正月前と言うことで、はじめは往復とも満席と断られてしまった。それに時刻もまた変っているようだ。よく見ると、チェンマイ発夜9時半のバンコク行き最終快速列車がなくなっている。駅の掲示板を良く見ると、この列車はチェンマイとランパンの間を当面運休し、その区間には代行のディーゼルカー(鈍行)を運行するとあった。再び予約窓口へ行って、この列車の切符を依頼したら、何とか寝台券が確保できた。ただし、チェンマイ発は20:40で、鈍行の3等車。ランパンで寝台車に乗れるのは真夜中だそうだ。帰りのバンコクからチェンマイへは全列車とも満席だと言う。とりあえず、今後出発までの間、時々駅の予約窓口へ出頭して、キャンセルの有無を確認するしかなさそうだ。

 

朝食

讃岐うどんを茹でて食べる。

昼食

ご飯を炊いてレトルトカレーを食べる。

夕食

小屋がけ食堂から買って来た鶏肉とカシューナッツ炒め、マカロニ炒め、フクロ茸と豚挽き肉のスープ。

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