4月30日 金曜日 天気は晴れ
タイ人の運転手キット君と同室で寝た関係で、エアコンは1晩中ガンガン効かせてあった。そのため寒くて夜中に何度も目を覚ましてしまった。
朝は6時に目を覚まして、ホテルの前庭に出てみる。メコンの流れはとても静かで、日中のまるでアブが飛んでいるようにうるさいモーターボートの音も聞こえないので、なんだか別世界に来たような感じである。ホテルの会計へ昨晩の夕食代などの支払いを済ませ、朝食をとる。お客さま3名のうち、お2人は昨夜のカジノで勝ったそうだ。お一人だけ負けた方がいらしたが、傷は浅く1000バーツで撤収したそうである。朝食のメニューはちょっと寂しい感じ。タイのホテルの多くはオムレツを焼いてくれるサービスを実施しているところが多いが、このホテルではオムレツのサービスは無かった。玉子料理であったのは、タイ風に白身がチリチリと油で焦げた目玉焼き(カイダーオ)だけであった。パンも1種類のみ。西洋人客が圧倒的に少ないホテルだとこうなるのだろうか?
7時半にチェックアウトを済ませてゴルフ場へ向う。ウォーターフォードと言うチェンライの奥地にあるゴルフ場への道はなかなか判り辛く、しかも相当の田舎道で舗装の状態もあまり良くなかった。地図で見たときには30分程かとも思っていたが、1時間近く時間がかかってしまった。
このゴルフ場は丘陵地に作られたコースで、クラブハウスからの眺めは悪くないが、アップダウンがきつそうで、日本の山岳コースを彷彿とさせるものがあった。ここもチェンマイのゴルフ場と比べるとクラブハウスが質素で、エアコンがない。プロショップも小さい。ここでもひたすら暑さを我慢しながらお客さまがコースから上がってくるのを待つ。
このように人里離れた山岳地帯でゴルフをするのはどんな人たちだろうかと、ときどきやってくるゴルファーたちを観察させてもらうと、日本人が結構の比率で混じっている。結構身なりの良い日本人グループがピックアップトラックの荷台にキャディーバックと一緒に乗っかってやって来たりする。引率しているのはどうみても酒場の女性っぽいちょっとハスッパな片言の日本語を話す地元女性である。また、昨日のゴルフ場でも一緒だった台湾人のグループも来ていた。タイ人のコンペもあるようで、スタートする前からビールを煽っている。もんな調子でゴルフができるのだろうかと思うほどハイテンションである。私個人はゴルフをしないのでゴルファーの心理はわからないが、日本人のゴルフ好きは「雨が降ろうが、槍が降ろうがコースに出る」などと言われているらしいが、タイのこの暑さの中でもゴルフに来るのはやはり日本人の比重が高いようだ。タイ人のグループは昼前に来て、我々がゴルフ場を後にする3時過ぎまでまだプレーもせずに盛りあがっていた。
帰り道はファン街道経由で、途中首長族の集落に立ち寄る。谷底近くまで歩いて降りるのだが、谷底まで降りた後、再び登ってくるのに大汗を掻いてしまった。山の斜面にはライチーの実がまだちょっと小ぶりながら、そろそろ赤く色づき始めていた。
途中雨が降ったりもしたが、チェンマイには夜8時過ぎに到着した。遅くなったのでホテルへチェックインする前に夕食を食べに出た。本日も帰宅は12時過ぎ。
朝食
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パラダイスホテルのバイキング。 |
昼食
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ウォーターフォードゴルフ場にてチャーハン。 |
夕食
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ナンルアンにて海鮮料理。 |
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