旧チェンマイ通信のページへようこそ。 (2001年から2004年まで、3年半の記録)このページ「チェンマイ通信」はIIJ4Uサービスのホームページ機能が2016年3月31日（木）をもって終了した関係で、chiangmaikk.comのサーバへ引っ越ししてきました。設定不備もあるかと思います。 |
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１１月２９日 金曜日 天気は曇り久しぶりに朝のムアンマイ市場へ野菜の買出しに出かける。今朝は同じアパートのＯ女史も誘っての３人である。いつもながら新鮮な野菜が安い。果物ではリンゴとナシを買う。山で収穫したものか、中国からの輸入品なのか判然としないが、ちょっと小粒ながら値段から言うとスーパーなどよりもだいぶ安い。キロで３０バーツから３５バーツほどである。花では黄色い菊の花を見かけた。菊の大輪もある。こんなのが部屋の中で咲いていたら、さぞ香りの良いことであろう。もう３０年も前のことになるが、私が通っていた小学校では、校長先生が菊の花が好きで、全校生徒が植木鉢に菊を栽培していた。菊の小枝を切って、土に植えるのだが、全校生徒が１０００人以上もいるマンモス小学校の裏庭は、秋になるとそうした鉢植えの菊で一杯になっていた。もっとも、小学生の我々が育てたのは、大輪の菊ではなく、もっと地味な菊であったが、、。 ＹＭＣＡのタイ語授業も、終盤戦に入る。あと１週間でビギナーコースも終了する。最終回にはテストも用意されていると言う。ＹＭＣＡも受講目録には、ビギナーコースの次に中級コースが用意されているようなのだが、私の知る限りでは、中級コースが開講された形跡はない。今回のビギナーの６級もかろうじて開講できたものである。私もこのコースが終われば、タイ語を習うこともなくなるであろう。休み休みであったが、ほぼ１年をかけて、とうとうタイ語も卒業することになる。まだ、タイの小学生の一年生にも及ばないくらいの語学力しかないのが、不満だが、それもこれも私の怠慢が招いたことで、し方あるまい。 午後１時半よりパソコン教室を開講。前回に続いてメールの書き方と、アドレス帖の整理のし方を実技で指導する。持ち寄ったパソコンは最新式のＸＰであり、我９８とは表示方法が異なるので、教えていても面食らうことしきりである。また、デジタルカメラの操作方法も説明するが、私も持って来られたデジカメの説明書を読んであるわけではないので、今一つ撮った画像データの処理方法がわからない。なんとか、画像処理のソフトをパソコンにインストールし、シャッターを切った画像をパソコン画面に映し出すまではできたのだが、、。 夕方からバスの切符を買うついでに買い物にも出る。夕方５時前後は田舎町のチェンマイも渋滞する。私のアパートからバスターミナルまで結構な時間がかかってしまった。サラリーマンたちの退勤ラッシュと言うよりも、子供たちの下校時刻にぶつかっている事が渋滞の原因らしい。チェンマイの小学生は、日本のようにランドセルを背負って登下校する光景をほとんど見かけない。一般的に、自家用車のある家庭では、自家用車で送り迎えするし、そうでない家庭は、ワゴン車やピックアップトラックのスクールバスを利用する。そのため学校の周辺は大渋滞である。特に、バスターミナルへ向う途中にお坊ちゃま学校があり、その周辺の渋滞がすさまじい。 夕食には、今朝買ったばかりの野菜を使った夕食を食べる。小屋がけ食堂の野菜炒めも悪くはないが、自炊して作る料理の方があっさりした味付けのものが作れるので、こうしたものを食べると、何だかホッとした感覚になれる。 バンコクに持っていく書類を印刷しようと、データをフロッピーディスクに取り込んで、隣のネット屋に持ち込むが、データが日本語のワードで作成されていたため、開けないし、印刷もできないという。いつもなら、ネット屋に私のノートブックパソコンを持ち込んで、ネットワークパソコン経由で印刷していたのだが、前回ウイルス感染した時の感染元が、どうやらこのネット屋のネットワークに組み込んだ時だったようなので、今回は怖いので、ネットワークに接続しない。もちろん自前でプリンターがあれば問題ないのだが、いまさら買う気にもなれない。そのため、日本語のワードファイルが印刷できなかったりしているわけだ。まぁ、近くこの問題はアドビのアクロバットでも買って来て解決するしかないだろう。それにどうせ買うならフォトショップも付いているＣＤが良さそうだ。 アーケードのバスターミナルまで、ビートルで向う。ビートルで行く駐車場代もかかり、乗合ピックアップトラックの運賃よりも少し高くつくのだが、バンコクから帰って来たとき、一目散でアパートへ帰れるのが魅力である。乗合だと、満席になるまで待たなくてはならず、あちこち寄り道しながらなので、チェンマイのバスターミナル到着後、アパートにたどり着くまで１時間くらいかかってしまっていた。 深夜、いつも休憩場所に使っているドライブインよりもずっとナコンサワン寄りのドライブインに入る。食べさせてくれる夜食サービスの料理は、いつもと同じようなお粥とおかず２品であったが、味付けは、従来のところの方が美味しかったように感じる。
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