旧チェンマイ通信のページへようこそ。 (2001年から2004年まで、3年半の記録)

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7月29日 月曜日    天気は曇り 

 夜半からノドがとても痛くなった。朝体操しようにも身体もだるい。なんとなく風邪の症状だ。そう言えば先週からやたらと鼻水が出るようになっていたし、この風邪は粘膜系に来るらしい。熱を測ったが、とりたてて高い熱でもない。今日1日安静にしていよう。と言うことで、朝運動は中止。

 午前中、防弾チョッキの件で韓国のお母さんと連絡を取り合う。韓国でも防弾チョッキの在庫はないそうだ。やはり、一般社会に流通する商品ではなく、軍や警察に納めるだけの商品だと、メーカー側は在庫を持たなくても大丈夫なのだろう。とすれば、軍や警察以外にマーケットがあるところと言えば、アメリカである。Bulletproofでネット検索したらば、何社も出てきた。ネット上での通販もしているようだし、在庫もありそうな気がする。しかし、防弾チョッキそのものに対してほとんど知識を持たないので、どのように対処していいか悩んでしまった。とりあえず、検索で引っかかった1社に対してメールを打ってみる。

 H部長に経過報告をしようと電話をかけに出かける。我が家の電話機や携帯電話からもバンコクへ電話ができるが、外の「公衆携帯電話」の方が各段に通話料が安い。今や「タイ全国1分2バーツ」である。自宅の電話の1/6。私の携帯の1/4の価格である。この価格差だから需要もあり、近所の雑貨屋などでは、気安く携帯電話サービスをしている。携帯電話で電話をかけさせる屋台だって特に夜になると何軒も出ている。

 電話をかけに出たついでに散髪をする。時々髪を切ってもらう住宅街の小さな床屋さんである。夫婦でハサミを握っているが、今日はご主人が刈ってくれた。奥さんよりもご主人のほうが丁寧に散髪してくれる。襟足もカミソリで剃ってくれる。しかし、お湯や蒸しタオルを使うわけではないので、ジョリジョリとやられるとちょっと痛い。散髪代は40バーツ。洗髪はしてもらわず、アパートに戻って自分で洗う。

 やはり風邪らしい。鼻水は止まる事を知らない。ティシュをひと箱使いきり、鼻の頭がティシュで擦れて赤くなってきたのでタオルで鼻をかむことにした。ノドも痛いので漢方薬も飲む。安静にしていようとベッドに横になる。足のクルブシのあたりが痒い。昨日の朝からなのだが、昨日は蚊に刺されたのだろうと思って大して気にもしていなかった。私は普段なら蚊に刺されても10分もすればカユミがおさまり、30分後には刺された跡も無くなってしまう体質で、昨日だってクルブシ以外に何ヶ所も刺されていた。それなのに丸1日以上過ぎてもまだ痒いとは尋常じゃない。カユミ止めを塗っても効かないのだ。これは蚊に刺されたのではないかもしれない。

 日中に寝るでもなくベッドに横になっているのは退屈だ。鼻水は横になっていても湧きあがってくるので、落ち着かないし、、、。夕方になって近所に散歩へ出かけた。なんとなく体温調節が上手くできていないようで、歩いていると寒気を感じたり、暑くて汗が出たりした。そしてノドも乾く。ビールが飲みたいが、ビールを1本飲んだら悪酔いをするか気分が悪くなりそうだ。それに下痢気味でトイレも近い。でもノドが乾く、、。住宅街の美容院の店先で冷やしたココナツが売られていた。そうだココナツを飲もう。正確な事はわからないが、なんとなくビタミン豊富で風邪に効きそうな気がする。ひとつ10バーツで購入。売ってくれたのは、高校を出たばかりの可愛らしい女の子であった。ココナツをビニール袋に入れて手渡してくれたのだが、私は買ったココナツのジュースをすぐ飲むことがためらわれてしまった。Tシャツに短パンの中年が、道を歩きながらココナツを飲んでるのは様にならないと感じたからだ。せっかく冷えているココナツだが、私はアパートに持ち帰って飲むことにした。

朝食
ロールパンを食べる。
昼食
タイ明星の即席麺トムヤム味。
夕食
レトルトの大銀座カレーを食べる。ものすごいボリュームであった。

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(2015年5月からのブログ)

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