8月29日 水曜日
夕べは良く眠れなかった。目がさめてもすっきりしないし、身体がだるい。
優泰を幼稚園へ送った後、サボっていた日記を作成する。空港での待ち時間などを利用して、少しずつ作っていたのがあったので、それに加筆をして完成とする。
その後、今後引っ越す場合を想定して、お母さんと他のアパートを下見に行く。はじめに行ったのはパシフィックマンションという5階建ての比較的こじんまりとしたアパートで、家賃は寝室が2つで約1万バーツとこと。中を見せてもらったが、現在のものと比べるとかなり狭いし、キッチンもなく、住み心地はよさそうではない。これじぁだめだなと思い、次にヒルサイドコンドへ行って見る。ここは低層階に日本料理屋などが入っているし、案内係りもいてホテルのような雰囲気だ。現在は寝室が2つあるスイートタイプに空きはないとの事であったので、寝室がひとつのタイプのものを見せてもらった。床にはカーペットが敷いてあり、部屋の中は綺麗にしてある。しかし、構造はワンルームマンションとホテルの中間のようで、家族で住むにはあまり住み心地が良さそうではない。家賃も1万バーツのほかに共益費が500バーツ。やはりここも引越し先としては理想的ではない。
仕方なく、ナコンピンのアパートに戻ろうと歩いていると、右に折れる道の奥のほうにこじんまりとしたコンドミニアム風の建物が見えた。ついでなのでちょっと寄ってみるかと見に行ったところ、それはアパートやコンドではなく、中型のホテルであった。フロントで値段を尋ねたところ400バーツだと言う。もちろんこれは一泊の値段であろうから、1ヶ月でいくらかを聞きなおしたところ、9千バーツとのこと。とりあえず部屋を見せてもらったが、わざわざ見に来たのがもったいないくらいの、何の変哲もない小さなホテルのツインベッドルームであった。掃除代や電気代は含まれているのであろうが、とても家族で長期暮らせる代物ではなかったので、早々と引き上げる事にした。途中でカウマンカイ(ゆで鶏載せゴハン)の店があったので、そこで昼食とする。脂身や皮のない鶏肉で、ご飯も鶏の茹で汁で炊きあげているような本格派であった。他にチキンカツ風も食べたが、これも程よく揚がっていて美味しかった。やはり、今日は身体がだるいので、部屋へ戻ってからベッドに横になり、しばらくウトウトする。やはり寝不足だったようで、少し休んだところ気分がだいぶ良くなってきた。電話代を支払いに事務所へ降りていったついでに、アパートマネージャーのスパンポーンさんに率直なところ、1万バーツまで値下げしてもらえないかと、交渉を持ちかける。しかし、単純な値下げには応じてもらえそうになかったが、その代わり寝室はひとつだけだがコーナールームに良い空き部屋があり、そこなら1万バーツだと言うので、早速見せてもらう事にした。たしかに寝室はひとつで、寝室自体はあまり広くなかったが、リビングはとても広く、備え付けの家具類もずいぶんと立派なものが用意されていた。コーナールームなので窓も2面あり、室内がとても明るい。私はまずまず気に入ったので、スパンポーンさんにカギを借りてお母さんにも見せる事にした。やはり、お母さんもこの部屋が気に入ったようで、すぐにでもここに引っ越そうと言う。しかし、今の部屋とはオーナーが別なので、今の部屋の契約期間が満了するまでは引っ越してくる事はできないようだ。でもまぁ、おなじアパート内に良い物件が見つかって良かった。
夕食には、アパート向かいのコカへタイスキを食べに行く。今日はどうもアルコールの回りが速いようだ、シンハビール一本と、メコンウイスキーの小ビンを4分の1くらいしか飲めなかった。そして、鍋の残りで作った「おじや」も、大半を食べ残してしまい、おじやはビニール袋に詰めさせてもらい、明日の朝食用とさせてもらう事とした。
なお、いままで、コカでは10パーセント引きのカードをもらって使わせてもらっていたが、今回は20パーセント引きカードに交換してもらった。タイの飲食店で20パーセント引きは大きい。ひょっとしたらビールなどはスーパーで買うよりも安くつくのではないだろうか、、。チェンマイの街にもタイスキの全国チェーンのMKが大々的に店舗展開しているし、他にも沢山のタイスキ屋があるので、チェンマイ・コカもなかなか苦しいのであろう。余談ながら、チェンマイ・コカは世界中にタイスキ・チェーンを持つコカ・グループとは何ら関係がない、独立した存在です。
アパートのベランダから外を眺めたら、虹がかかってました。安物のデジカメでは良く映らないですね。