旧チェンマイ通信のページへようこそ。 (2001年から2004年まで、3年半の記録)

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3月28日 金曜日    天気は曇り   

 アパート1階にあるインターネット屋のサマートさんから日本語のチラシ作成を頼まれている。サマートさんの店では、昨年からADSLを引いている。たぶんチェンマイで初のADSLだと思うのだが、このADSLで引いたインターネット接続をスイッチングハブを利用して、アパート内の希望者にLAN環境として接続サービスを開始した。チェンマイでは極めて画期的なサービスである。これにより劣悪なインターネット環境からも脱出可能に思われる。
 しかし、現実はそれほど理想的なものではない。まずADSLを取り巻く環境が日本などとは格段に異なる。第一に接続速度であるが下りが256kしかない。上りなどいくらかなんてことは情報が無い。たぶん128k位ではないだろうか。ほとんどISDNと変わらない。さらに料金体系も常時接続を基本としていない従量課金で、料金そのものが極めて高い。一時間あたりの接続料はダイヤルアップの倍くらいになる。そんな日本のADSLユーザーから見たらば、首をかしげるような環境であっても、電話線に左右されない環境と言うのは希望が持てる。正直なところチェンマイではISDNだってまるで普及していないのだ。
 現在、アパート内にはこのサービスを利用している所帯が30ほどあるらしい。しかし、日本人居住者の数に比べて日本人の利用率が低いので、私のところへ「日本語のチラシ作成」を依頼してきたものらしい。サマートさんには私がここに越してきたばかりの頃、いろいろと相談に乗ってもらったりしたし、頼まれたら断りきれない。そこで、現在の英文のチラシをもらい、これを日本人向きの内容に編集しなおして、日本語のチラシを作成することにした。しかし、チラシ作りなどもう長いことしていないので、かなかなデザインがまとまらない。何を盛り込み、どんな配置にして、何を強調し、アイキャッチをどうするか、、。

 チラシ作りをしていたらレモンツリーの従業員が尋ねてくる。以前から打診されていたメニューの日本語訳についてだ。私はシンハビールを飲ませてくれると言う約束で引き受けたが、現在のタイ語と英文で書かれているメニューのベースになっているもののデータをフロッピーディスクで持ち込んでほしいと条件であったが、持ち込んできたのはただのメニューの白黒コピーであった。これでは、私が英語もタイ語もタイプし直さなくてはならないではないか、、。英文はともかく、タイ文はキーボードに慣れていないため大変な作業になりそうだ。早速作業に取り掛かるが、タイ文字のアルファベットをキーボードで追うだけでちっとも作業が進まない。

 夕食には優泰とタイ式の焼肉「ムーカタ(豚鍋)」を食べに行く。お母さんは友達たちと夕食をかねて外出である。このムーカタの店は最近リンピンスーパーの近くからラム病院近くへ移ってきたNew BKと言う店で、肉そのものの質はそれほど良くは無い。味より量といった店なのだが、結構いろいろと思考を凝らしている。豚鍋以外にも、揚げ物があったり、アイスキャンディーがあったり、フォークライブショー、子供向け遊戯器具と楽しい店であったが、今回行って見るとさらに充実して、巨大な中華鍋に小さな中華まんが入っていたり、これまた大鍋でムール貝や赤貝を茹でていたりする。食べ放題なのも嬉しいが、さすがに肉類のお代わりはする気になれなかった。もともと肉はあまり好きではないのである。お母さんは午前様でご帰還の様子だった。

朝食
豆腐の焼き物。
昼食
バジリコのスパゲティー。
夕食
豚鍋(ムーカタ)。
 


メオダムきまぐれ日記
(2015年5月からのブログ)

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