7月28日 月曜日 天気は晴れ ときどき曇り
ストレスが溜まったままであまり気分が良くない。こんな時は作業に没頭してしまって、他のことを考えないのに限る。と言うことで、明日学校で使うための教材を作成することにする。本当は明日は教材なしで、日本語の「挨拶」をやろうかと思っていたが、文法を中心とした教材を作る。今回の主題は「目的語を伴った動詞」として、「○○は××を△△しました」と言う構文で、助詞の「を」の役割と、目的語に続く「動詞」をいくつかのサンプル文を使って紹介する。ひらがなとローマ字と英訳を使った文は簡単にできたのだが、タイ語での訳に苦労した。訳文そのものは簡単なのだが、タイ文字の綴りがあやふやになっている。それとタイ文字のキーボード配列も忘れかかっていて、キーボード上を指で探りながら押していくと言う状況である。タイ語と言うのは、勉強を休んでしまうと、書くことが難しくなる言語のようだ。たぶん漢字もそうだと思う。読むことはできても、最近は手書きで何かまとまって書くということがなくなったので、漢字が書けなくなってきてしまった。
昼ご飯を食べた後、出来上がった教材を学校に届に行き、その足でチャーンプアクの道具屋街へ回る。風呂場の扉を交換してしまうのにどのくらいかかるかを調べるためである。チェンマイにはこうした扉だけを売っている店も何軒かある。チャーンプアクの通りにも店があって、木製の扉が売られている。あまり素材の良さそうなものがない。とにかく木材の品質が悪い。まるで廃材から作ったのではないかと思われるようなものや、節穴だらけのもの、カンナもまともにかかっていないもの、、、。多少はまともかなと思われる一枚を探し出して値段を確認すると一枚が2100バーツと言う。完全に予算オーバーである。しかも、塗装はニスさえも塗られておらず、塗装代金は含まれていないので、「塗装は好きな色を自分で塗れるよ」と言う。これじゃ話にならない。
それから、タイル屋に回ってバスタブを設置するのにいくら位かかるか確認しようとした。タイル屋は水まわりのものがたくさん売られていて、水道栓、便器、洗面台などとともにバスタブもいくつか並んでいた。値段を聞くとバスタブは安いもので5千バーツ程度からあるそうだ。しかし、工賃は含まれていないと言う。だいたいいくら位かかるのかと確認したかったが、店員は「分からない」と言う。たぶん、この手の店と言うのは、職人が来る店で、一般の人が見に来るような店ではないのかもしれない。店員に知り合いの店員がいたら紹介してよと私の携帯電話の番号を置いてくる。
午後から夕方にかけてバスルームの扉にエナメル系の塗料を塗る。この塗料は取扱いがなかなか大変である。まず、粘度の高く、速乾性の塗料のため、気をつけないと厚塗りになってしまう。厚塗りしないように、しないようにと気をつけているのだが刷毛の毛が抜けて塗装面に貼り付く、剥がそうとすると塗装面に傷がつく、傷を埋めようとするとペンキを塗ると厚塗りになる。更にペンキ缶にも固形化した残滓が残っていて、それが塗装面に張り付いてしまう。まったく、頭が痛い。扉以外にも引き出しの内側や戸棚などもエナメルペンキを塗る。刷毛から抜け落ちる毛もそろそろ尽きてきたのか、抜け毛はほとんどなくなってきた。ペンキ缶も新しいものに代えて、厚塗りの恐怖はだいぶ減ってきた。厚塗りをすれば、乾燥に時間差ができて表面にしわが寄るし、モノなどを長時間置くと底にエナメルが張り付いてしまう心配がある。特に棚などには厚塗りは禁物である。薄塗りをして、完全に乾燥したところでまだ塗り重ねる作業を続けていこう。
作業中にタイル屋から紹介すると言う職人の電話番号が知らされた。早速電話をして、明日の朝に会って話をすることにする。バスタブの予算は2万バーツ以内の予定である。配水管の新設などコンクリートの床を掘り起こす大工事になるだろうから職人とよく話をして、どこまでやれるか確認しなくては、、。
朝食
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ご飯とサニーレタスのサラダ。 |
昼食
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野菜をたっぷり入れた即席麺。 |
夕食
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レモンツリーにて空心菜炒め、空芯菜のフライを使った和え物、豚肉天ぷら。 |
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