10月27日 土曜日
なにやら身体の体調が良くない。別にメコンを昨夜のみ過ぎたわけではない。ボトルは4分の1しか飲んでいないし、チャンポンをしたわけでもない。なのに内臓から背中にかけてだるく痛い。
朝食にパートンコーを買ってきて食べるが、普段なら何でもないのに、今日はパートンコーの油で胃もたれを起こしているような感じだ。食後不快感が残る。お母さんは子供会の当番で、イモばんの準備をしなくてはならない。私も手伝って、絵の具を水に解く。テーブルについて作業をするのだが、やたらと背中が痛い。昨日までのドライブ疲れでも出たのだろうか、、。
9時にお母さんと優泰を子供会の会場であるYMCAまでビートルで届け、アパートへ戻ってひとり横になろうと思ったが、東京の会社の事が気になり、あちこちに連絡を取る。どうも状況は良くなく、末期症状に近いようだ。まぁ、辞めた会社だしどうなろうと知ったこっちゃないが、私個人もユーザーのひとりであり、サービスの停止は不便である。日本への電話代を気にしなきゃならないなんてまっぴらだ。それに、この会社の事業計画から、一応軌道に乗せるまで携わってきたものとしては、経営者の失策からサービス停止になるなど、残念である。
プロバイダー料金の支払いを旅行中遅らせてしまっていたので、支払いをしようとバンコク銀行まで出向く。外を歩くにはちょっと辛かったが、週末だし今日中にしなくてはと、やっとの思いでバンコク銀行に辿り着いた。しかし、なんと土曜日は両替業務だけで、振込みは受け付けていないという。ぐったり疲れた。アパートまでの数百メートルの道だが、思わずトゥクトゥクに乗りたくなってしまった。
アパートへもどり、先週見逃した大河ドラマの再放送を見て、昼寝をする。11時過ぎに優泰たちが帰ってきた音がしたが、起きる事が出来ず、そのまま眠っていた。ノートが遊びに来ているようだ、騒がしい声で薄目を開けて時計を見ると1時を過ぎている。昼食の時間だが、とても起き出せそうにない。お母さん達にはショッピングセンターへでも行って、何か食べてきてもらう事にしてまた眠ってしまう。
なにやらお母さんの大声で目を覚ます。聞き耳を立ててみると、どうやら優泰が悪さをしてそれで怒っているようだ。そして、今までと比べると、かなり本気で怒っている。お母さんを呼んで、理由を尋ねたところ、怒るのももっともであるし、ここでしっかり優泰に反省をさせないと今後のためにもならないので、お母さんにすべて任せて、私はそのままベッドで休ませてもらう。
優泰への罰は1時間以上に及んだようで、もう夕方になってしまった。今晩の夕食はお母さんが台所に立って何か作る事になっていたが、さっきの事でお母さんは料理を作る気を削がれてしまったようだ。どこかへ出かけるにしても、私も車を運転できる状態ではなく、熱が出てきたのか手の指の関節など節々が痛む。結局手近な台湾食堂へ行って簡単に済ませることにした。それに今日は昼食も取っていないので、ここらでスタミナの付く物でも食べておこうと思う。
しばらく台湾食堂で食事をしていなかったが、従業員の顔ぶれが以前と違うようだ。注文したメニュー、焼き餃子(以前と味が変ってニラが多い)、ハムチャーハン(優泰専用)、トマト、キャベツと豚の細切りに気の入ったうどん風の汁そば。食欲はまだ半分くらいしかなく、あまり食べられなかった。
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