旧チェンマイ通信のページへようこそ。 (2001年から2004年まで、3年半の記録)

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6月27日 木曜日    天気は曇り 午後に一時雨

 午前中に優泰の勉強をさせて、午後からサンカンペン温泉へ遊びに行く。お母さんの湯治を兼ねてのドライブである。昼食を食べて出かけようとすると、雨が降り出していた。雨の中をゆっくりとサンカンペン街道を東に向かう。雨に濡れた旧街道の並木道が美しい。
 40キロほどの道程を1時間ほどかけてサンカンペン温泉にたどりつくと雨は上がっていた。最近は隣のルンアルン温泉に行っていたが、私はやはりノンビリと入れるサンカンペン温泉が好きだ。高原のお花畑の中に湧いている感じが好きだ。そして、今日はひときわ静かだ。平日と言う事もあるだろうし、さっきまで雨が降っていたこともあるだろう。ウズラの卵を買って、温泉玉子を作る。ここの源泉は熱く100℃ある。玉子の茹で時間は8分でハードボイルドになると書かれている。玉子が茹であがるまでスナック菓子を食べる。「カッパえびせん」はタイでもメジャーなスナック菓子だ。メーカーは元祖オリジナルのカルビーの他に、タイブランドでハナミと言うメーカーも頑張っている。それぞれタイのオリジナルフレーバーを出していたりして楽しい。今回食べたのはカッパえびせん以外に日本では「さやえんどう」と言う名称のさやえんどうそっくりのスナック菓子もあった。日本ではカルビーが出していたのかもしれないが、ここタイではハナミと日本のメーカーでキャラメルコーンで有名な東鳩が合弁で作っていた。商品名はスナックジャックとなっている。日本のものよりちょっと油の揚げ方が良くない。

 小屋を借りて温泉に浸かる。今日はお客が少ないので、ノンビリと温泉につかれる。水の温度も雨が降ったためか温度がぬるめで、入浴しやすい。 いつもは熱い温泉をうめるための水も気温や地熱などでか、熱くなっていて、いくらうめても温泉に浸かりづらいほど熱いままなのだが、今日は簡単に適温になる。まずはお母さんと優泰を先に入浴させ、その後お湯の温度を熱くしてから私が入浴する。

 入浴を済ませてから、公園内のスタンドバーでコーラと飲料水を買って、温泉で茹でたウズラ玉子を食べる。ここも今日は客がいないのでか、サービスが良く、玉子を食べるための皿やスプーンを何も言わずに貸し出してくれた。ウズラ卵は鶏の卵よりも味があって美味しい。それに一口サイズで食べやすい。お母さんと優泰はいくつもいくつも玉子を食べた。

 帰り道はバイパスを走ったが、やはりゆっくりした速度で、1時間ほどかかってアパートに戻った。バイパス沿いもゆっくり走るとなかなか景色の良いところがある。果樹園やバラを中心とした花畑が多い。それと別荘なのかずいぶんと豪華な住宅も目に付く。もっとも、誰かが住んでいる様子はない。バイパスで私たちを追いぬいていく車はみな時速100キロほどで走っている。生活感のある道ではないが、道端で土地でとれた作物を売っている屋台程度は出ている。

 夕食も食べ、優泰も寝た夜10時頃に、自転車で外に出た。毎週月曜日と木曜日はアルコールを飲まない日と決めている。普段ならこの時刻になると、もう全身がアルコール漬けになっているのだが、今日はシラフである。外はしっとりとした湿度を含んで涼しく、自転車で夜の散策をするには好都合である。お母さんは翻訳の勉強をしていたので、一人で出かけようと思ったのだが、一緒に行きたいと言い、自転車の後ろに乗せることにした。お母さんの快復具合もどうやら自転車の後ろに乗れるほどまで来たようだ。日本でなら自転車の二人乗りで公道を走ることは違反だが、タイでは二人乗りを禁止されていない。市販の実用自転車の多くも、二人乗りできるように後部の荷台がシートになっている。私のママチャリは日本から持ちこんだものだが、こちらで荷台にクッション付きのシートを取り付けているので二人乗りも楽らくだ。

 夜の住宅街を抜けて郊外の田舎道に入ったり、交通量の減ったバイパスを走ったりして700年運動場近くまで行って帰ってきた。雨上がりの後のせいか、藪や林の中ではホタルが飛んでいるのが眺められた。自転車で走っていると、見過ごしてしまうが、自転車を止めて目を凝らすとあちこちでホタルがお尻を点滅させているのが見られた。驚いたことにアパートから1キロくらいしか離れていない空き地でもホタルが飛んでいた。約40分ほどのサイクリングで私はだいぶ汗をかいたが、とても気持ちが良かった。

朝食
優泰はコーンフレーク、お母さんは茹でたジャガイモ、私は小屋がけ食堂のネギとパクチーのたっぷり入った豚挽き肉のお粥。
昼食
昨夜作ったカレーを温め直して食べる。全然辛くない。お母さんに聞いたら子供用の甘口カレーに更に牛乳をたっぷり入れたのだそうだ。
夕食
小屋がけ食堂のメニューで、鶏とカシューナッツ炒め、豚肉の揚げ団子、タイ式オムレツ。全てのメニューには唐辛子がひとかけらも入っていない。お母さんはまだ唐辛子を食べられないという。
 


メオダムきまぐれ日記
(2015年5月からのブログ)

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