旧チェンマイ通信のページへようこそ。 (2001年から2004年まで、3年半の記録)

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1月27日 日曜日    天気は晴れ 

今度はとうとう全然眠れなかった。身体に朝のアルコールが残っているようだったから、昨夜は何も飲まずに寝たのが良くなかったのだろうか、ベッドに入ってもちっとも寝つけないのである。

眠れないうちに時間は5時になってしまい、もう寝るのは諦めて出発の準備をする。今日はチェンマイまでのロングドライブである。地図上で距離を測っただけでも850キロはあるから、実質は900キロにもなるだろうか、、。それに、峠道も沢山ある。一級国道にあたるハイウェイは全体の5分の1しかない。一体何時間のドライブになるだろうか?寝不足のままで、これほどの長距離を走るのなんてのは体力的に持つだろうか?重たい気持ちのまま午前6時にブリラムを出発。まだ、外は真っ暗である。ブリラムからポンというハイウェイ沿いの町まで田舎道を走る。国道にはなっているが、未舗装なのか、道路工事中なのか、真っ暗で分からないのだが、とにかく、ひどい道である。もちろんスピードもほとんど出せない。

06:00
真っ暗なブリラムの街を出発。
国道2074号
07:00
プッタイソンと言う田舎町で夜明けとなる。道幅は狭く、舗装もボロボロである。
国道2061号→207号
08:00
ポンの街で東北縦貫ハイウェイに入る。ちょっと小雨もぱらつくが、広い道路なので走りやすい。スピードも出せる。
国道2号
09:00
東北タイ有数の大都市コンケンに入る。ガソリンを補給し、クオッティオうどんの朝食を食べる。ここからピサヌロークまでは山岳道路となるが、前半は平坦地が多く、サトウキビを満載したトラックが沢山走っている。中盤からは山道になり、国立公園の表示を頻繁に見かける。ペッチャブン県に入ると、南フランスの丘陵地帯のような景色が広がった。そして、何を考えてこんな僻地に作ったのか分からないがスイスリゾートなどと言う巨大なリゾート施設もあった。
国道12号
13:30
ピサヌロークの郊外で、北へ進路を帰る。再びガソリンを補給し、2時過ぎに牛肉のゲーンカレー煮こみかけご飯を食べる。ここからも山岳道路である。ほぼ鉄道路線と平行して走っているのだが、線路は見えない。
国道11号
17:00
ランパンの街に到着。ここまで来れば、チェンマイまであと100キロ。スーパーハイウェイでひとっ走りである。途中に峠はあるがスピードも100キロ以上で走れる。最後のガソリン補給をして、一気にチェンマイをめざす。
スーパーハイウェイ
18:15
走行距離は900キロ。平均時速は80キロほどの計算。信号待ちは十指に満たなかったのではないだろうか、、。

チェンマイに着いたら、ぐったりと疲れてしまった。でも、無事に事故にも遭わず、大きな故障もせずに辿り着けて良かった。それにしてもタイと言う国は、広い国だ。しかし、決して景色が単調なわけではない。山もあれば野もある。山だって色々な形の山があるし、木々の植生や畑に栽培されている植物も色々だ。走っていて退屈しないのは、田舎道を走っていて集落を抜けるとき、そこの人たちの生活が垣間見れる。スピードで飛ばせるスーパーハイウェイも良いが、やはり私には田舎道のほうが楽しい。

朝食
国道12号線沿いの集落でクオッティオうどんを食べる。
昼食
国道11号線沿いの小屋で、牛肉のゲーンかけご飯。料理は七輪に炭である。林の多いこの沿道では、道端に多くの炭俵が並べられていた。きっと炭の産地なのだろう。
夕食
小屋がけ食堂で野菜と玉子の炒め物と、ヤムウンセン(ハルサメの和え物)を買って来て食べる。優泰とお母さんは太巻きを食べたそうだ。
 


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(2015年5月からのブログ)

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