ワタノー学校での補講。本日は補講と言っても、1課から5課までのテストである。テストの試験内容そのものは普段使っているテキストブックにある問題集に若干の手を加えただけのものである。テストではカンニングや答えの教え合いを防ぐために、4人がけのテーブルにひとりずつ座らせて実施する。一番歳の小さい14歳の受講生がどのくらいできるのか、非常に不安であったが、およそ40問ほどの問題を全員が1時間程度やり遂げてしまった。なおかつ、満点を含めて、全員が90点以上と高得点で、十分に満足できる結果が出た。ふだんの補講中の会話練習でしどろもどろになってばかりいる受講生とは思えないほどの出来である。だが、以前ラジオの番組を一緒にやっているチュンポンさんが「タイ人の学生は英語の会話は苦手だけど、読んだり書いたりするのは上手だ」と言っていたが、このことだったのかと気が付く。日本の学生も受験の英語は出来ても英会話下手が多い。原因は学校での授業で、「会話を重視していないためだから」と一般論として言われているが、意外とそんな問題ではないような気がする。私の補講では、読んだり書いたりすることは後回しで、会話と助詞の使い方を中心に教えてきた。それでもこんな結果になるのは、たぶん、彼らが、私が補講時間中に教えたこと以上に自宅で練習をしてくれているからだろうと想像する。やはり、補講の進度に比べて、会話練習の絶対量が足りないのであろう。次回からは、学習スピードを落としても会話の反復練習を充実させよう。
午後からチェンマイ空港へ行って本日就航する東京からの直行便の到着の模様を見学する。ようやく日本からの直行便が入るようになったとは感無量である。いったいどんな人たちが搭乗してくるのだろうか、記念のセレモニーなんかもあるのだろうかと想像しながら空港ターミナルに入ってみたが、セレモニーらしいものは見当たらない。到着ロビーにも歓迎の垂れ幕さえ見当たらない。それどころか、到着ロビーがやたらと狭くなっている。ロビーなんてモノではなく、ただ単なる広めの通路といった感じである。東京からの便は15分ほど遅れて3時に到着。ロビーで出迎える観光ガイドの人数も多くない。そして、実際に降り立った人の多くは観光客と言うよりも、タイ航空が招待した日本の旅行業関係者が大半を占めていた。直行便が就航したとは言え、この便はそのままバンコクまでフライトを続けるので、乗客の半分はチェンマイで降りずにバンコクまで行ってしまうのかもしれない。
私のノートパソコンの症状が良くない。以前にもたびたび発生していたランタイムエラーと画像の乱れが再発している。しかも、今回はLANを経由しなくて、ダイヤルアップ接続でも障害が発生しているのである。これでは、1階のネット屋にクレームをつけても改善されない、困ったことになったものだ。それにダイヤルアップ接続をしているとやたらとウイルスの警告が出る。いったい何が原因なのだろうか?頭が痛い。痛い頭を抱えて、午前1時までパソコンと付き合うが、パソコンに根負けしてしまう。「エーイ、こんチクショー」と思うが、パソコンなどもともと生命体ではないので、畜生とは次元が違う。そのクセに、ウイルスだの相性だのとイッチョマエのことを言いやがる。
朝食
|
ご飯と炒り卵。 |
昼食
|
ポテトサラダのクロワッサン・サンドウィッチ。 |
夕食
|
ご飯に納豆、キャベツ炒め。 |