10月25日 土曜日    天気は晴れ

 補習校の当番日。今年になって当番が回ってくる頻度がぐっと減った。そのかわり、当番は一人で担当しなくてはならない。当番の仕事と言っても、それほど忙しく仕事があるわけではなく、主な仕事は授業の開始と終わりのベルを鳴らすことや、玄関の開け閉め、電話の取次ぎくらいである。が、その当番の仕事とは別に、ラップトップ・パソコンの修理も依頼された。補習校では工具もないし、修理は出来ないので、持ち帰っての作業になるのだが、症状はOSが立ち上がらないことである。起動ディスクを使用しても立ち上がらない。そして、バイアスの設定を確認して驚いたことがあった。なんと、ハードディスクを認識していないのである。画面上には「内蔵HDD なし」と表示されている。

 授業終了後、優泰の担任の先生と面談をする。インターの学校で言われていることと大体同じようなことを指摘される。つまり、授業を受ける態度が悪いと、、。まったく、父親としては、コウベを垂れて拝聴する以外ないのだが、どうして、毎度このようなことになるのだろうか、、。帰宅後、お母さんに報告したところ、お母さんの意見として「お父さんがいつも厳しすぎるから、優泰は学校の先生に叱られるのなんか、痛くも痒くもなくなっているからだ」と言われる。なんだか、もう私の手には負えないなぁ、、。しばらく、優泰の躾はお母さんにお願いしておこうかなぁ、、、。

 夕方前から、旅行会社へ行ってウェブの作成に取り掛かろうとしたのだが、このパソコンでまたも障害を発見。ウェブページにアクセスカウンターを取り付けてみたのだが、間違いなく組み込んだはずなのに、実際にアップして見るとアクセス・カウンターが表示されない。何回も手順を確認しながら、取り付け作業を繰り返してみたのだが、まるで上手く行かない。時間ばかりが経過してしまう。それに、このパソコンはブラウザをきじめとしてほとんどの表示がタイ文字で、OSも私が普段使っている98ではなく、XPなので、使いづらくてしょうがない。購入元のパソコン屋にクロスケーブルが使えるようにドライバーをインストールしてもらうように依頼したのだが、忙しいので来週の木曜日になると言う。

 夜7時を過ぎて、店のスタッフがみんな帰ったあとも、私一人カウンターに座ってパソコンと格闘していたら、年配のオーストラリア人がやって来て、ラオスのビザを取ってくれと言う。チェンマイの旅行会社の仕事の中で、このラオスのビザを取ると言う作業は、結構大きな比重を占めている。ラオスは入国にビザの取得が義務付けられている。チェンマイからはメコン川を下ってラオスの古都ルアンプラバンに入るのが人気コースである。が、チェンマイにはラオスの領事館がなく、旅行会社がビザの取次ぎをおこなっている。これは別に各零細弱小旅行社が、それぞれのルートでビザ代理手続きをしているのではなく、専門の代行業者があり、そこに委託しているようである。そのオーストラリア人客の相手をしたために、結局アパートに戻ったのは、9時近くになった。なお、このビザの取次ぎで得られる粗利は100バーツほどでしかない。この取次ぎ業務が大きな柱と言っても、一日にそんな何十人もが利用するわけではなく、果たしてこんなんで採算が合うのだろうか、、。

 深夜までかかって預かったパソコンをチェックしてみるが、バード上の問題であり、私には手の施しようがないことが確認された。ひょっとして、バードディスクの取り付けが甘くて、物理的に認識できなくなっているのではないかとも思ったが、ハードはビスでしっかりと本体に固定されていて問題は見つからなかった。

 

朝食
ご飯と味噌チゲとカリフラワー。
昼食
弁当用に作ってあまったチキンライス。
夕食
パンとクリームシチュー。

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