8月26日 木曜日 天気は晴れ
久しぶりに公開日記をアップしたところ、「ピョンが見つかって良かったですね」と言うメールなどを多数いただいてしまった。まったく、私の管理不行き届きで皆様へご心配をおかけしてしまい申し訳ありませんでした。おかげさまで、ピョンはますます元気です。そして、以前よりもずっと人懐こい鳥になり、周りに誰かいないと、寂しがって盛んに鳴くようになってしまいました。
そのピョンの帰国問題に関して、日本の動植物検疫を調べてみたら、犬猫と異なり、小鳥の場合は極めて簡単で、健康状態の申告をするだけで良いらしい。これでまたひとつ帰国問題も前進した気がする。
帰国問題と合わせて、帰国方法も気になっているのだが、自分の現時点での希望としては、バンコクから貨物船かコンテナ船にでも便乗させてもらって、帰国をしたいと考えている。そのため、バンコク-東京間に定期航路を持つ船会社のホームページを探してみた。しかし、どこにも旅客扱いをしているとは書かれていない。残念ながら、このプランは見送らなくてはならないかもしれない。まぁ、こんどバンコクにでも出る機会があれば船会社と直談判でもしてみる価値くらいはあるかもしれない。中国系の船会社なら、受け入れてくれるかもしれないと淡い期待をする。
第2希望としては、チェンマイより陸路中国大陸を縦断して、東シナ海よりフェリーで日本へ舞い戻るプランである。これはタフな移動になりそうなので、家族での移動は難しいだろう。特に小鳥のピョンを連れてだと、面倒なことが多そうだ。それにしても、こうしてわざわざ時間のかかるルートを選ぼうとしているのは、自分で考えてもまるで日本に帰るのが嫌でダダを捏ねているようにも思える。まったく、往生際が悪い。
タイの観光ビザが取りにくくなったことにより、従来観光ビザで長期滞在をされていた人たちが慌てだしてきた。その余波はK.K.トラベルにも及んできて、どうしたら長期滞在ビザを取れるだろうかと言う質問が多くなってきた。それに関しては、私も色々と調べていたが、K.K.トラベルと言う仕事柄、商売気を出して、このところラオスへの長期ビザ(ノンイミビザ)取得ツアーの販売もはじめた。新規のお客を受けないと宣言をしておきながら、新商品を発表すると言うのもおかしな話しだが、裏事情としては、贔屓にしてくださっていたお客様が、今後のチェンマイでの滞在に少しでも役立てればと思ったからである。今までなら、「何かお困りになったら、ご相談に来てください」と言ってられたが、もう相談を受けられなくなり、無責任に「自分で解決してください」とも言いにくい。そこで、究極のビザ取得ツアーの販売をこっそりとはじめたわけである。
販売と言っても、K.K.トラベルは旅行代理店であって、ツアーの自主催行をおこなわない方針である。K.K.トラベルが国際線の航空券を卸している旅行会社に、ビザ関係に強い旅行会社があり、そこが主催するツアーを販売するに過ぎない。この会社は以前からツアーを販売し、そのツアーで使用する航空券をK.K.トラベルが用意していた。もともと欧米の顧客が多く、事業関係やタイ人との婚姻に関するビザ取得ツアーを得意としていた。そこへ降って湧いたのが、日本人のロングステイブームとこの観光ビザ問題で、K.K.トラベルで日本人のツアー希望者の段取りのお世話をすることにしただけである。
そして、本日もこの会社と打ち合わせをしたのだが、この会社のツアーに参加することで、ずいぶんと簡単にビザが取得で来てしまうことが判明した。日本で長期滞在ビザを取るのには、金銭的な裏づけ証明、国立病院の英文による健康診断書や警察の無犯罪証明書、さらにその翻訳と外務省の認証など、考えただけで七面倒な書類を求められる。それが、ラオス3泊4日ツアーに参加すれば、必要書類は1枚30バーツほどの健康診断書と預金残高証明だけで、簡単に退職者ビザが取れてしまう。もっとも、年齢が50歳以上と言う条件が付くが、年齢問題も預金残高が300万バーツ以上あれば、それでOKなのだそうだ。更に、預金があまり無くても、もし安いコンドミニアムなどを自分名義で保有していれば、それでもビザが出るという。学生ビザも同様で、学校として認可された学校に在籍していれば、授業料の領収書と学校からの証明書でOKとなるそうだ。
なお、このツアー、往復の航空券代やホテル代、観光ツアーや食事、翻訳、ラオスの入国ビザ代まで含まれて17500バーツからとなっています。毎週火曜日の出発です。ビザでお困りの方はお急ぎK.K.トラベルまでお申し込みください。(これじゃ100%広告ですね)
夜、ラジオ放送で、私とペアを組むジュンとこK.K.トラベルの経営者はバンコクに出かけている。6時半着の飛行機でチェンマイへ戻ってくるとのことだったが、どうやらバンコクで渋滞に巻き込まれ、飛行機に乗遅れたらしい。そのため、1便遅れの8時過ぎの到着となる。この番組が始まって、もうじき2年になる。私の欠番は数限りないが、ジュンの欠番ははじめてであろう。ふだんは、完全にジュンのペースで番組を仕切られているが、こうしてコントローラーのチュンポン氏と番組を担当すると、実にノビノビとできる。ノビノビしすぎて、途中で話題切れになりそうである。が、8時半過ぎ「ハー、ハー」と荒い息を切らしてジュンがスタジオ入りしてきた。番組はいつものジュンのワンマンショーとなった。
朝食
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ご飯と韓国海苔、コオナゴとクルミの佃煮。 |
昼食
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唐辛子入りチャーハン。 |
夕食
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かけうどん。 |
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