旧チェンマイ通信のページへようこそ。 (2001年から2004年まで、3年半の記録)

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8月25日 水曜日    天気は晴れ ときどき曇り

 気分が重い。K.K.トラベルに行かなくてはと考えただけでストレスがたまる。1週間以上も留守にし、しかも日曜日の朝を最後にメールのチェックすらしていない。出社したらどれほどバタバタしなくてはならないか、不在中の懸案事項が溜まっているかと思うと、憂鬱になってくる。この手の経験は、昔からよくあった。休暇を取った後やら、海外出張から帰った後など、出社拒否したくなるくらい憂鬱であった。それでも、今朝は出社する以前から業務が始まってしまった。
 まずは、7時前にチェンライ・ゴールデントライアングルへの日帰りツアーに参加されるお客様のお見送りをした。続いて9時前にエンプレスホテルへ向かい、今日明日の2日間をかけてチェンマイ周辺の温泉取材をされる方と、打ち合わせをする。いやはや、忙しい。9時半に出社すると、デスクの上にはほとんど何もメッセージなどが残されていない。来店客が来なかったのではなく、スタッフたちにはメモを残しておくと言う習慣が無いのである。ほとんど、取りとめもなく、スタッフから整然としない報告を受けた。タイ語で報告を受けるだけでもチンプンカンプンなので、余計に困惑してしまう。

 忙しさは、日中も続き、本日はワタノーでの授業をしなくてはならない日である。11時過ぎから2時まで、声を張り上げ、黒板にチョークで書き書きし、奮戦するのだが、どうも今年の生徒とは距離が縮まらない。なぜだろうか?私の教え方に熱が入っていないのだろうか?色々と考えてみたところ、ひょっとして、こんなことも影響しているのではないかと思えることがひとつあった。出席簿である。昨年は出席簿を渡され、私が1人ずつ生徒の名前を呼んで、出欠を取っていた。しかし、今年は出欠簿を渡されていない。出欠はパチャー先生が取ってくれるのである。そればかりか、私にはこのクラスの名簿も渡されていないので、私は生徒たちの名前をほとんど覚えていない。生徒たちだった、自分の名前を覚えていてくれない講師の授業など熱心に聞いてくれたりはしないだろう。もう、あと何回も授業が残っていないが、来週からは私が生徒一人一人の名前を呼んで、出欠を取ることにしよう。

 午後からは来店客も多くなった。そして、こう言う書き方をすると、せっかく来店いただいたお客様に失礼になるかもしれないが、どうも私のことを一部の長期滞在者の間で、「困り事無料相談担当」と聞き及んで、訪ねてくる人が多くなっている。確かに、個人的には長期滞在をされている日本人の何人もの方のお手伝いをしたこともある。K.K.トラベルでも、経費の発生しないものに関しては、滞在中の困り事に関して、極力相談に乗るようにしている。しかし、K.K.トラベルで勤務している時間中に、イミグレーションなどへの同行を依頼されたりすれば、これは以前から親しくさせていただいている知り合い出ない限り「無料でお手伝い」するわけには行かない。口頭で「こうしたら良い」とか「こんな書類が必要だ」とかのアドバイスが限度である。同行を依頼されれば、「旅行会社としての対価」を請求させていただくしかない。が、しかし、もともとタダと聞いて来られているので、「いやぁ、旅行会社の事務所に相談するつもりじゃなかったんだけど」と言われてしまう。どなたからの紹介なのかもはっきり言っていただければ、できるだけのことはしてさし上げるつもりではいたのだが、、。どうも、私の名前が勝手に一人歩きをしてしまっているようだ。
 まぁ、この手のことはK.K.トラベルに勤める前からもしばしばあって、自宅にまで押しかけられたことも再三である。海外での生活に一番必要なのは、自分でなんでもやって行けるなどと言う能力ではなく、なんでも人に頼れる性格なのではないかと思ってしまう。

 これに類似した話しだが、以前にこの公開日記で、一部書いたこともあったかもしれないが、ある出版社がタイでのロングステイを取り上げた特集を組むので、誰か滞在者を紹介して欲しいとか、信頼できる不動産屋を教えて欲しいと何度も要求されたことがある。しかし、担当者の誠意の無さと、企画の趣旨も無責任な内容のため、ちょっと不愉快になったのだが、当地のフリーペーパーのひとつを読んでいたら、どうやらここの編集者のところにも同じ出版社から同じ内容の要求が来ていたようで、そのことがグサグサと書いてあった。

 夜、Oさんとベトナム料理を食べに行く。スアンドイハウスと言う宿泊施設の食堂を兼ねているもので、この宿泊施設が不思議である。通りに面した看板にはユースホステルとなっている。チェンマイにユースホステルがあったなんて知らなかったが、この宿泊施設、宿泊料は最低950バーツからと下手なホテルよりも高い。そして、非常に凝ったエクステリアで、高級感もある。料理のほうは、プレジデント・ホテル前にあるベトナム料理屋の方が味が上であったが、雰囲気だけはチェンマイでもトップクラスのようだ。ラストオーダーが9時までで、朝食は朝6時からと言うのはユースホステルらしい。

朝食
ご飯と韓国海苔、コオナゴとクルミの佃煮。
昼食
玉子と瓜の炒め物。
夕食
スアンドイハウスにてベトナム料理

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メオダムきまぐれ日記
(2015年5月からのブログ)

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